夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

井山七冠、羽生竜王とともに、国民栄誉賞受賞決定

2018年01月06日 04時50分53秒 | 囲碁

当然の受賞です。

**********

【国民栄誉賞決定・動画】羽生棋聖「さらに精進」、井山十段「いい戦いを」 会見で喜び語る

【国民栄誉賞決定・動画】羽生棋聖「さらに精進」、井山十段「いい戦いを」 会見で喜び語る

国民栄誉賞に決まり会見する囲碁の井山裕太・十段=5日午後、大阪市北区(彦野公太朗撮影)

(産経新聞)

 羽生善治棋聖(47)と井山裕太十段(28)が5日午後、それぞれ記者会見を開き喜びを語った。

 東京都渋谷区の将棋会館で会見した羽生棋聖は「大変に栄誉ある、名誉ある賞をいただくことになり、驚きと同時にうれしく思っています」と喜びを表した。

 また、「将棋界の長年の歴史の積み重ねも評価されたと思う。棋士としてさらに精進していかなければいけない」とし、井山十段について「現在進行形で囲碁の歴史をつくられており、同じ日に決まり、大きな誇りとなった」とたたえた。

 「トップ集団の中で切磋琢磨(せっさたくま)し、流行や最先端を取り入れていくことを心掛けてきた」と述べた羽生棋聖。家族のサポートも大きい。「対局は長丁場で体力も必要となり食事も大切。タイトル戦の和服もきっちりと準備してくれる。ありがたい」と元女優の理恵夫人へ感謝の言葉を贈った。

 井山十段は大阪市北区で開かれた記者会見に師匠の石井邦生九段(76)とともに出席し「身に余る光栄で、私がいただいてもよいのかという思い。長い歴史がある囲碁界が評価していただけたのはうれしい」と語った。

 「まだまだこれから」と会見で何度も口にした井山十段。今後について「棋士人生の中で最もいい状態だと思うが、体力的、精神的にも成長できるのびしろはある。向上心を失わないようにしたい」と強調。「まだ囲碁を分かっていないと思うことがある。『分かりたい』という大きなモチベーションを持ち続けたい」と述べた。

 さらに、2月に行われる国際棋戦「第22回LG杯朝鮮日報棋王戦」の決勝三番勝負を控え、「受賞で注目していただけると思うので、いい戦いをしたい。結果を残すことで囲碁に興味を持ってくれる方が1人でも増えれば、幸せなことだと思う」と抱負を語った。

<国民栄誉賞>文裕「長い歴史がある囲碁界全体の評価です」

<国民栄誉賞>文裕「長い歴史がある囲碁界全体の評価です」

国民栄誉賞授与が決定し笑顔で話す本因坊文裕(井山裕太九段)=大阪市北区で2018年1月5日午前11時58分、小関勉撮影

(毎日新聞)

 棋界で初めて国民栄誉賞の授与が決まった将棋の羽生善治竜王(47)と囲碁の本因坊文裕(もんゆう)(28)=井山裕太九段。囲碁・将棋界の「仕事始め」に当たる5日、それぞれ将棋の指し初め式、囲碁の打ち初め式に臨む中で朗報が舞い込んだ。

 文裕はこの日午前、恒例となっている日本棋院関西総本部梅田囲碁サロン(大阪市北区)での打ち初め式に出席。年頭に届いた朗報に「光栄です。私自身は(棋士として)まだまだですが、これからに期待していただいていると思って精いっぱい頑張りたい」と喜びを述べ、大勢のファンから拍手が湧いた。

 国内棋戦だけでなく、中国、韓国のトップ棋士ともしのぎを削る文裕は、今月8日から中国雲南省保山市で開催される第5回世界囲碁名人争覇戦に出場するのを皮切りに、今年は世界戦が目白押し。「新たな挑戦の1年になるが頑張りたい」と、日本の第一人者らしい決意を述べた。

 打ち初め式で文裕と連碁を打った兵庫県尼崎市の村上一彦さん(52)は「井山先生には世界戦で優勝してもらって、将棋に負けないよう囲碁を盛り上げてほしい」と話し、祝福した。

 午後には大阪市内で会見し、「身に余る光栄だが、長い歴史がある囲碁界全体を評価していただきうれしい」と謙虚に喜びを語った。また、羽生竜王との同時受賞について、「羽生先生は世界は違うが大きな目標であり憧れ。先生のように長く活躍できる棋士になれるよう頑張りたい」と話した。

 会見に同席した師匠の石井邦生九段(76)は「囲碁界にとっても大変なサプライズで、盛り上がると思う。受賞でプレッシャーも感じるだろうが、しっかり歩んでほしい」と愛弟子のさらなる活躍に期待していた。【新土居仁昌、花澤茂人】

国民栄誉賞の井山裕太七冠「目標は羽生先生とイチロー選手」

国民栄誉賞の井山裕太七冠「目標は羽生先生とイチロー選手」

笑顔を見せる井山七冠

(東スポWeb)

 国民栄誉賞の受賞が決まった囲碁の井山裕太七冠(28)が5日、大阪市内のホテルで受賞会見を行った。

 井山七冠は「まだ実感が湧きませんが、棋士としても人間としてもまだまだですので、今後成長して皆さんの期待に沿えるよう頑張っていきたい」と喜んだ。

 受賞については「私がいただいても良いのかと思いますが、長い歴史のある囲碁界を評価してもらって光栄でうれしいです」と語った。

 今回、将棋の永世7冠・羽生善治竜王(47)との国民栄誉賞同時受賞となった。単独での受賞の方が目立つと思わなかったかについて「自分自身、まさか頂けるとは想像していなかった賞なので、あまりそんな気持ちはなかったです」と苦笑い。「羽生先生は受賞にふさわしい人。世界こそ違いますが、私にとって大きな目標の方なので恐縮しています」と謙虚に答えた。

 野球好きで知られる井山七冠は、国民栄誉賞と聞いて思い浮かぶ人物について「王さんですね」と、通算本塁打数世界新記録で受賞第1号となったソフトバンクの王貞治会長(77)の名前を挙げ「選手としても、ものすごい記録を樹立されてますが、誰からも尊敬される人柄で野球界を超えた存在。そういう方が受賞されるイメージの賞。自分自身はいろんな面でまだまだこれからですが、あまり意識しすぎず、自分のできることを今後も続けていけたら」と話した。

 また、受賞により「あこがれの存在であるイチロー外野手を超えた?」との質問には「イチロー選手は現役の間は(辞退する)…とお話しされているとうかがっているので、超えという意識は全くないですね」と再び苦笑い。「羽生先生とイチロー選手は僕の中でダブるところがありまして、あれだけの実績を残されながらも現状に満足することなく、現役で長く活躍されていてプロとして理想の姿です。今後も大きな目標としたいですね」とほほ笑んだ。

囲碁・井山裕太氏 20代で国民栄誉賞…イチロー選手のように長く活躍したい

囲碁・井山裕太氏 20代で国民栄誉賞…イチロー選手のように長く活躍したい

国民栄誉賞の受賞が決まり、会見で喜びを語る井山裕太氏=大阪市内

(デイリースポーツ)

 安倍晋三首相は5日、将棋界史上初の「永世七冠」を達成した羽生善治氏(47)と、囲碁で初めて2度の七冠独占を果たした井山裕太氏(28)に国民栄誉賞を同時授与することを決定した。棋士の受賞は初めて

 井山氏は政府からの正式決定の連絡を受け、大阪市内で会見。緊張した面持ちで「まだ実感が沸かず、私が頂いて良いのかと思う。棋士としても人間としても、これから。少しでも皆様のご期待に沿える棋士になれるよう、努力したい」と述べた。

 国民栄誉賞に関して「最初の受賞者の王貞治さんのように、ものすごい記録を樹立されただけでなく、それを超えて、人柄も尊敬される方が受賞するイメージがあり、想像もしなかった賞。いろんな面で自分はまだまだだと思います」と謙虚に語った。

 井山氏は、同時受賞した羽生氏に関して、大ファンである大リーグのイチロー選手を重ね「羽生先生もイチロー選手も、実績を残しながらも現状に満足せず長く活躍されている。プロとして理想の姿で、今後も大きな目標としたい」と話した。

 囲碁界初の受賞については「長い歴史ある囲碁界を評価していただけたと解釈しており、大変喜ばしいです」と喜んだ。

 今後、世界戦を控える井山氏は「まだ世界一になったわけでなく、子供の頃からの目標であることに変わりません」。国民栄誉賞を受賞し、注目が増す中での対局が始まることに「棋士は結果を残すだけでなく、囲碁界が注目されるよう努力し、盛り上げてゆくのが役割だと思います。今回の受賞をきっかけに注目していただけると思いますので、難しいイメージもある囲碁の魅力、おもしろさを、ひとりでも多くの方に興味を持っていただければ幸せです。精一杯、力を出し切り、いい戦いをしたい」と意気込んだ。

 20代での受賞を「今後に期待していただいていると解釈し、長く活躍できる棋士になれるよう努力したい。本当にまだまだこれからの人間です。満足することなく向上心を失わず、挑戦する姿勢を大切にしたい」と決意表明。酒豪でも知られることを聞かれると「対局でいい結果がでると、おいしくいただけますし、羽目を外さないようたしなみたいと思います」と照れ笑いを浮かべた。
 

井山裕太七冠の師匠・石井邦生九段「羽生先生と同時受賞する成長に感無量の思い」

井山裕太七冠の師匠・石井邦生九段「羽生先生と同時受賞する成長に感無量の思い」

正式に国民栄誉賞受賞が決まり、大阪市内での会見で握手を交わす井山裕太七冠(左)と師匠の石井邦生九段

(スポニチアネックス)

 囲碁の井山裕太七冠への国民栄誉賞授与が正式決定した5日、師匠の石井邦生九段(76)が井山とともに大阪市内で会見し、「囲碁界にとっても大変なサプライズ」と喜んだ。

 井山を6歳から指導。今回、同時受賞した将棋の羽生善治永世七冠が七大タイトル制覇を達成した96年当時、石井は「この子(井山)は羽生先生みたいになるんじゃないか、と日記に書いた」と回想。「羽生先生と同時受賞する成長に感無量の思い」と感激した。

 まな弟子の棋風を「陰で“むちゃくちゃ流”と言っている」と明かし、笑わせた。本人は先を読み、ちゃんとした理論的な根拠がある一手だが、師匠には井山の打つ手の意味が分からないからだという。「彼の実力からすれば既成の手段を選んで打てばもっと楽に勝てるのに、自分の手を打つ。リスクが伴い勇気がいるすごいことで、それが彼の成長につながっている」と高く評価。「これから先も、自分の打ちたい手を打つ勇気を続けて」と激励した。

 また、大きな賞に恐縮しきりの井山の横で「謙虚すぎて“まだ世界に劣る”と言っているが、彼は一番強いと思う」と語った。2度の七冠にも、「七冠は奇跡。七冠に返り咲く事は奇跡中の奇跡。ありえないと思っていた」と話し、「もっと自信を持って進んでいってもらいたい」と太鼓判。師匠の温かい言葉に、井山は深くうなずいていた。
 

国民栄誉賞・井山裕太七冠「究極の目標『世界一』へ少しでも近づきたい」

国民栄誉賞・井山裕太七冠「究極の目標『世界一』へ少しでも近づきたい」

師匠・石井邦生九段(右)と握手して国民栄誉賞の受賞決定を喜んだ井山裕太七冠 【報知新聞社】

(スポーツ報知)

 将棋の羽生善治竜王(47)とともに国民栄誉賞を受賞することが正式決定した囲碁の井山裕太七冠(28)が5日、大阪市内のホテルで会見を開き、「まだまだ棋士としても人間としてもこれから。少しでも成長していけるよう精いっぱい頑張りたい」と、さらなる精進を誓った。

 羽生竜王の「永世七冠」獲得、藤井聡太四段(15)の最多29連勝などで盛り上がる将棋界とともに、碁界へもスポットライトが当たり、井山七冠は「長い歴史がある囲碁界にとっても、評価していただいて光栄。うれしいです」。羽生竜王との同時受賞には「七冠を取られてからも20年以上、トップを走っておられる憧れの存在。先生のように長く活躍できる棋士でありたい」とリスペクトした。

 受賞について「いただいていいのか」と素直な心境を語った井山七冠は「私自身、対局していて、強いと思う瞬間はあまりない。何が正解かも分かっていない状態」と話しながら「ある意味、まだまだのびしろはあると思っています」。棋界の「永世七冠」へはあと4つ。「大きなモチベーションになっていますが、これまで通り、目の前の対局に全力を尽くし、積み重ねていきたい」と話した。

 将棋に比べてグローバルな囲碁だが、井山七冠は世界タイトルは手中にしておらず「結果を出したいという思いはあります」と2月のLG杯朝鮮日報棋王戦を強く見据える。幼少の頃から夢見たのが世界一の座。「厳しいかなと思う時期もあったが、少しずつトップとの差も縮まっているという実感はある。究極の目標『世界一』は変わらない。少しでも近づけるよう努力したい」と決意表明した。

 会見には井山七冠が6歳の時に弟子入りした師匠・石井邦生九段(76)も同席。「彼は『ムチャクチャ流』。理論的な根拠があっても、僕には井山君の打つ手が分からない」と規格外の才能を褒めたたえ、「(棋士人生は)あと50年。これからの道のりの方が長い。(国民栄誉賞を)プレッシャーに感じないように、さらに自分自身を磨いて、しっかり歩んで欲しい」とエールをおくった。

**********
 
井山七冠の受賞は、ちょうどよいタイミング。羽生竜王への国民栄誉賞授与が、遅すぎただけのことです。
 
石井九段がおっしゃるように、七冠制覇は、あのムチャクチャ強かった趙治勲名誉名人・本因坊もできなかった「奇跡」です。それを2度やったのですから、井山七冠の強さは本物であり、国民栄誉賞に十分に値します。
 
かくなるうえは、井山七冠には、世界一になるとともに、羽生竜王のように、国内七大棋戦すべての名誉称号をかき集めてもらいたいものです。AIというとてつもないライバル(師匠?)と一力遼八段を始めとした生きのいい若手が虎視眈々と井山七冠を狙っていますから、負けず嫌いの七冠なら、向こう10年最前線で戦い続けていられるはずであり、その間に史上最高のタイトル獲得数と七大棋戦名誉称号完全制覇も達成できることでしょう。
 
井山七冠のさらなる活躍を心より祈念いたします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 井山七冠、8日から中韓名人と... | トップ | 葛西選手、8回目の五輪出場、... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

囲碁」カテゴリの最新記事