夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

英国連邦のタバコ離れ

2007年08月22日 07時03分31秒 | 離煙ニュース: 海外編
国を挙げて、タバコ追放に走るイギリス。屋内を完全禁煙にしたらタバコの販売量が7%近く減ったそうです。

**********

禁煙法が直撃=たばこ販売6.9%減-英 (時事通信) - goo ニュース

2007年8月21日(火)23:21

 【ロンドン21日時事】調査会社ACニールセンは21日、英国内でのたばこ販売量(小売店のみ)が、7月28日までの4週間に前年同期比6.9%減少したことを明らかにした。英イングランドでは7月1日に、屋内の公共の場での喫煙を禁じる法律が施行されており、喫煙者の購買動向に直接影響が及んだ形だ。 

**********

かつては優雅にパイプをふかすイギリス紳士というイメージが強かったのですが、だいぶ様変わりしました。

さらに、同じ英国連邦内のカナダも大胆な離煙政策を打ち出しました。

**********

喫煙人口、2011年までに12%に引き下げ=カナダ保健省が目標(時事通信) - goo ニュース

2007年8月21日(火)13:14

【オタワ20日AFP=時事】カナダのクレメント保健相は20日、2011年までに喫煙者数を人口の19%から12%に引き下げることを目指すと発表した。一段と厳しい禁煙とシガレット(紙巻きたばこ)の密輸の取り締まり強化で実現する方針だ。

クレメント保健相は「12%の喫煙率達成は極めて大胆な目標だが、決して非現実的ではない」とし、「過去数年で成し遂げた大きな進展を考えれば、更新した「連邦たばこ規制戦略」を実施に移すことで、この目標を達成できると確信している」と語った。

政府は15歳から19歳の現行の喫煙率19%を15%に下げる方針。過去数年間、喫煙が減少していないのはこの年齢層だけであり、この層の喫煙を減らすのは難しそうだ。そのほか政府は、カナダで喫煙をやめる人の数を150万人に増やすほか、二次的な喫煙にさらされる人を人口の28%から20%に引き下げたいとしている。

カナダ保健省によると、同国の人口3280万人のうち、約500万人が喫煙者で、毎年3万7000人がタバコの使用で死亡している。〔AFP=時事〕

**********

日本でこんなことをしたら、禁煙ファシズムといわれます。しかし、日本が禁煙運動を国全体で推進しない背景には、タバコ産業を守ろうとする既得権益者がゴロゴロいるという事情をわすれてはなりません。

イギリスやカナダでタバコが売れなくなれば、そのしわ寄せが日本に向けられるということです。単にタバコ会社を儲けさせるためだけに、中毒にさせられたタバコを吸い続けているという図式からそろそろ脱却すべきなのです。

今度の総選挙の争点に、離煙問題を!とはならないですか・・・。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 医療系学生の大半が、ニコチ... | トップ | 神奈川県のタクシーの全面禁... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

離煙ニュース: 海外編」カテゴリの最新記事