
冬でも日中は気温が上がるので、年配の女性たちはパンジャービー・スーツにショール姿が殆どでした。
なぜかジャケットなどの上着を着ないのは、パンジャービー・スーツに似合わないからだよ
って!

そうインド人男性が話していました。(本当に似合わないと思います、、、)
デリーではサリーを普段着として着ている現地の人を多く見かけましたが、、、
チャンディーガルでは殆どサリー姿は見かけなかったんですよね、、、
見たのは確か二人だけです。(大病院のアテンドの女性の制服と、住宅街で同じお家で)
パンジャーブ地方ではパンジャービー・スーツと呼ばれる写真の様な上下を着る習慣です。
丈が少し長めのクルタと呼ばれる上衣と、ズボンの組み合わせです。
カミーズと呼ばれるチュニック風のヒップが隠れる短めの上衣もあります。
元々ヒップは隠さないといけないような風習なんですね、、、
日本のチュニックと呼ばれる服も、インド服がルーツだと教わりました。
そのズボンが主婦層や年配者は写真の通り、モンペの様にダボっとしたタイプ。
若い女性の方は、チュリダールと呼ばれるレギンスの様な細身のパンツが住んでいた頃は流行りでした。今もかな?
また大学生たちはシャツ&ジーンズが一般的、会社勤めの女性たち、カフェに来るような人達はシャツ(冬はセーターなどニット)&パンツ姿が多かったです。
冬は特にパンジャービー・スーツよりも暖かいからそういった洋服が好まれるのかな、とも思います。
(メイドさん、出稼ぎだと思われる方達はインド服だったので階層も関係しているようです。)
現在は当時の学生さんたちも社会人になり、そうした洋服を見かける事がもっと増えている事でしょう!
この写真は当時買った雑誌から!

インド服からチェンジしてみたら~?こんなに変わるよ~
的な?

デリーでもチャンディーガルでも段々、洋服の方がいい
って風潮になっているようですね。

インド人女性から聞いた話では、このパンジャーブ地方辺りではまだ男性が強く(元々戦士が多かった土地ですよね)、保守的なのでスカート(足が見える長さでしょうね)を穿くとマズイんだよ~
と。

穿いている人を見かけると、品がないと思うそうですので注意が必要ですね

もちろんわざわざ嫌な事を言われることはないと思いますが、、、
インド人女性の中にも穿いていた方は時々見かけましたが、ホテルや空港だったので他都市から来られた観光客だったのだと思います。
外国人ではホテル内やレストラン、車移動の時なら足が見えるスカートでも大丈夫でしょうが、上記の理由から、あまり大勢の人の目に付くような場所も避けた方が良いと思います。
日本の感覚で涼しいから、とシースルー的な服を着てもじろじろ見られます。
(下着ではなくても下着が透けていると勘違いされるのかも??)
私の経験上、服装でじろじろ見るのは意外と男性ではなく年配女性たち=おばちゃんたちの方でした
