特支2年生になってもうすぐ1学期が終わる長男。
特に書いていなかったけど、実は長男の成長が目覚ましい。我が家では「バージョン2.0」と呼んでいる(そのままや笑)。
ざっくり書き出すと、
・指示を出す時、人の目を見るようになった。
・模倣が増えてきた。たまにこちらのマカトンサインを真似する。
・注意すると悲しそうな顔をするようになった(今までは怒っても反応薄かったけど、意味を分かっている様子。しかし3秒で忘れる)
・簡単な指示は、言葉だけで通るようになった(今までは絵カードのみだったけど、ルーティンに組み込まれてるものは言葉のみで動けるように)
・絵カードをよく記憶していて、朝の会で提示された予定と違う行動を先生がすると、絵カードを持ってきて間違いを指摘するようになった(笑)。
・TVの見方が変わった。ストーリーを追わないと面白くないアニメをしっかり座って見るようになった。
とりあえず、こんな感じ。
お世話になってる心理士の先生曰く、自閉度が薄まってきているぽい。「薄まってきている」という表現は専門的には適切ではないけど、イメージ的にはしっくり来る表現。
自閉症独特のこだわりはあまり見られないのよね。
誰かに邪魔されたり持ち物奪われても、怒らないしむしろ温かく見守っている長男。イレギュラーな事が起きても切り換えが早い。遅いのは、眠い時とお腹空いた時だけ(笑)。
3人兄弟って環境がよかったのかな?と思うことがたまにある。常に長男のためだけに親が動かないし、長男がこうしてほしい!って願うことは、大体下がわがまま言って覆すし(笑)。ある意味、臨機応変に対応しなければいけない環境なので、本人にはよかったと思う。まぁ元々、知的のほうが重めというのもあるけど。
しかしだ。自閉症が薄まってきてるとしても、知的が入ってるというだけで将来の社会生活は変わらない。これが現実。ここが支援内容が変わる大きなポイント。
とりあえず、一つ一つ目の前のことを一生懸命やっていくだけ。
就業が無理でも、グループホーム入れる生活スキルはしっかり身につけさせてあげたいし、それが親が亡くなる前にやらなければいけないこと。