娘のジブリ熱が絶頂を迎えている。
母としては、長男の6年にも渡るアンパンマン教（狂）から何とかして抜け出したいので、娘の猫バスに乗りたいという夢を叶えるべく、先日家族総出でジブリ美術館まで行ってきた。引っ越す前は近所だったのに、今は旅行・・。
噂には聞いていたけど、3歳以上からマスク着用とな。受付で療育手帳を見せつつ、マスクをつけられないことを説明。そしたら、お兄さんフェイスシールドをもってきて、これ付けてみてくださいって・・。一気にハードル上がった（苦笑）。勿論おもちゃだと思って壊すので却下。無理矢理、いただいた不織布マスクをつけさせる。本人最初は嫌がったけど、マスクをつけながらマスクを食べる（しゃぶる？笑）ことが楽しかったようで、びちょびちょにしながらも何とかつけてくれた。一つ目のハードルクリア；
そして、次のハードル。猫バスで遊ぶため、クリアすべきルールがいくつかある。
1、遊んでいる間は絶対にマスクをとらない。
2、猫バスの上に乗ってもいいけど、飛んだり跳ねたりしない。
3、列に子供だけで並び、遊ぶ前にスタッフが注意事項を説明するのでちゃんと聞いてほしい。
ああもう、ごめんなさいごめんなさい（笑）。
とりあえず、スタッフさんに予め「この子、障害を抱えているんですが、親がそばにいないとルール全て守れそうにないのですが」と話してみた。すると、長男だけにスタッフさんが一人張り付いて見てくれることに。ありがたや～。
猫バスで遊べるのは5分くらい。その間、やはりマスクはしょっちゅう取れるわ、上から飛び跳ねて他の子供たちと衝突しそうになるわで、こちらはヒヤヒヤ。それでも、スタッフさんがしっかり見守っていてくれて、びちょびちょのマスクを落とす度に拾ってつけてくれた。（汚いだろうに）
終わってから、「すいません、ご迷惑おかけしました」と言ったら、「謝らないでください」って言ってもらえて、少し泣きそうになってしまった。この一言はずっと私の中に残るだろうなぁ。
どこに行くにしても、年齢が上がれば上がるほど行く場所が限られる。入念に下調べして、危険は無いか、迷惑をかけないか考えてから遊びに行くことが増えた。そうすることで私のストレスが増えるのはかまわないけど、娘が好きなことや、やってみたい！と言ってきたことは、長男の障害を理由に制限はしたくない。一緒に行動できるのはきっと今だけだから、なるべく家族全員で出かけたい。まぁ、結果ものすごい疲れるんだけど（苦笑）。
しかし、ジブリ美術館、もっと落ち着いて見たいなぁ。
何がなんだか分からない状態のまま、終わったよ（笑）。
でも、いつかまた行く日があったら、お礼を言いたいな。
