(報告)
〈『夏目漱石を読むという虚栄』要点〉をHPミットソンに掲載しました。Microsoft Word - 00(0ßÃȽó( (002).docxブログに未発表の文章も含まれています。
なぜ、今、こんなものを出すのかと言うと、先日、苛々することがあって、その苛々を少しだけでもいいから解消したくなったからです。
気障なだけの意味不明の悪文を深遠な思想か何かの表現のように見せかける風潮が、今、広がっています。そんな風潮は古代からあったのでしょうが、それを近代において強化したのが夏目漱石です。その後、彼のやり口を真似た連中の作文が大量生産され、出版社によって拡散され、学校で名文として教え込まれてきました。
その種の気障な物書きたちを、私は〈ウレテラ・セブン〉(〔1440 忖度ごっこ〕参照夏目漱石を読むという虚栄 1440 - ヒルネボウ)と呼んで警戒しています。
彼らのせいで日本人は頭が悪くなったのです。本当は、知能が低いのではないのでしょう。でも、頭が悪いみたいな言語活動を、賢くても日本人はやってしまうのです。そして、悦に入るのです。
苛々したくなければ、虚栄の排泄物のような悪文を読まないことです。
私は、〈気障な悪文は読まなくていいんだ〉ということを確信するために『夏目漱石を読むという虚栄』を書いています。
(終)