相撲本場所中の両国駅から、私の足で12分位の北斎美術館へ。
両国国技館(のぼりがにぎやか)に東京江戸博物館(「10/1から改装にはいる)にと、
駅をおりてすぐのところに目立つような大きな建物が。
東京江戸博物館を通リ抜け、公園の横に奇抜な建物がすみだ北斎美術館(図書館併設)です。
設計者はどなた?
北斎はこの近くで生誕、美術館は北斎の絵を常設展示してます。
漫画といわれる絵の描き方のお手本や、両国の街を描いたもの、遊女の絵など。
狩野派にも尾形派にも弟子入りしたそうなので、題材も画風も多様。
これは「スサノオの命」を描いた絵だそう、油絵のように絵の具をたっぷり載せてる。
有名な「富嶽三十六景」の中でも一番の傑作。
常設展の入り口(「神奈川沖の波」、本物はどこに?)
特別展「パフォーマー☆北斎」(9/9~10/22開催)
尾張城下で描いた畳120畳のだるま絵(顔の部分のみ描いた原寸大の絵を展示)、
見物人を集め、墨桶や筆を運び細部を描くお弟子さんと共に描いたそうです。
多種多様な題材の北斎漫画の展示。
だるま制作から200年記念企画
NHKで、同じく絵師であった「北斎の娘のドラマ」や歴史秘話ヒストリアで「北斎の生涯」の放送があったりしたので、前々から気になっていた美術館でした。
私には、北斎といえば「富嶽三十六景」のイメージしかありません。
好奇心が強く(像やラクダやかっぱなどの絵)、師匠として(絵のお手本の漫画絵)の制作、武士や商人に取り入るパフォーマンス(だるま絵)も有りと、こんな人物だったとは!!もっとじっくり鑑賞したいですね、もう1~2度。
次は原宿の太田記念美術館にいってみようと思ってます。
太田記念美術館は浮世絵の美術館だそうです。
(太田記念美術館のことはここで知りました。両館半券で割引入館できるそうです)
9/30~10/29まで、特別展「葛飾北斎 富嶽三十六景 奇想のからくり」
があるそうなので。
追記:9/22(金)NHK8:00
歴史秘話ヒストリアで葛飾北斎に関する放送ありますね。