突然ですが・・・
国策として日本人の海外移住が始まったのは、
1908年6月18日(明治41年)、781名を乗せた移住船「笠戸丸」がブラジルのサントス港に、
入港した時で、この日を「移民の日」に制定しているそうです。
終戦時まで、北米20万、ハワイ20万、中南米20万、樺太28万(これは意外)、中国27万(満州かな?)
が農業労働者として渡ったそうです。
(私には、映画を見なければ検索してみようと思わなかったことです )
「バンクーバーの朝日」は、ほぼ野球映画です。
カナダに渡った日本人移民が過酷な労働、低賃金、差別のなかで、
日本人野球チーム「朝日」を通し、希望を持つ姿があります。
開戦前にはカナダリーグのチャンピオンになったほどのチーム。
(決戦の時は映画にも関わらず、応援してしまいました )
開戦で強制収容所送りになり、野球チームも日本人街も消滅。
2002年5月のトロント・ブルージェイズの始球式に「朝日」に所属した5人がマウンドにたったそうです。
翌2003年にはカナダの野球殿堂入り(この当時で90才前後の年齢)
「朝日」で青春をすごし、戦後を一から始めなければならなかった5人、
野球でつながったカナダの地、どんなにうれしかったことでしょう
配役は妻夫木聡主演に野球経験者の亀梨和也&上地雄輔。
「朝日」で17~19才の2年を過ごされた方(映画のエンディングにも登場)を妻夫木君、亀梨君が尋ねる
ビハインドストーリーを映画の後youtubeでみてしまいました