おり姫備忘録ヾ(*´∀`*)ノ

プチプラファッションと
美味しいモノが好き💙
ゆるっとした日々の記録です😃

バートラムホテルにて

2008-02-06 00:17:20 | 映画&DVD&本
12月29日(土)
今年の年末年始は寝正月に決定
まあ、いっちーの仕事の為とかなんとか・・・。
たまにはゆっくりDVD鑑賞でも。
何本も借りてきてしまいました。

その中の1本、「バートラムホテルにて」
原作アガサ・クリスティー
ミス・マープルシリーズの一つです。
クリスティーで有名な探偵と言えば、エルキュール・ポアロですね。
でもミス・マープルだって負けていないんです
クリスティー作品を代表する2大探偵なんです!
ちなみに私、アガサ・クリスティの本はほとんど持っております・・・(^▽^;A)

ミス・マープルは典型的なオールドミスなイギリス人。
性格は温厚で人当りが良い優しいおばあちゃんって感じです。
人への観察眼や、長年の経験からくる洞察力に優れていて、
自分の周りに起こった出来事を過去のパターンに当てはめて
推理することが多い。
こちらもポアロさんと一緒で行動的な探偵ではないですね。
椅子に腰掛けて推理するタイプ。

さて今回の話、「バートラムホテル」にて。
イギリス、ロンドンの由緒あるバートラムホテルにやって来たミス・マープル。
甥っ子のレイモンドが招待してくれたのです。
若い娘時代に訪れた時と変わらないホテルの建物、料理、サービス。
古き良き時代に感動しつつも、時代の流れが止まってしまったような
バートラムホテルにミス・マープルは違和感を憶えます。
ミス・マープルは言います。
「時代は変わるものなのに。このホテルは何かおかしいのよ」

その頃のロンドンでは、犯罪組織の銀行強盗のニュースで持ち切り。
しかも警察はこのバートラムホテルを組織の本部だと睨んでいました。
ホテルには、女性冒険家、世界的レーサー、内偵している警部、
イタリア帰りの少女、牧師、外国の旅行者。
いろんな人たちで溢れています。
そんな中で、牧師が行方不明になり、ドアマンが殺害されています。
またも列車強盗が起こり、バートラムホテルを中心に話は展開。
果たして犯罪組織はこのバートラムにいるのか?
組織が牧師を誘拐し、ドアマンを殺害したのか?
それとも犯人は別なのか。

犯人は意外な人物です
バートラムホテルという完璧な虚飾の世界の裏には・・・。
バラバラの事件がひとつに結びついていく様はさすがクリスティー。
ミステリーも楽しいですが、バートラムホテルが素晴らしいです。
ここでアフタヌーンティがしたいですね
コメント
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