伊藤福祉のあそブログ

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教育心理学のスクーリングに参加する

2011年07月14日 | 東北福祉大学
7月9日の高校野球宮城大会開会式を観た後、教育心理学スクーリングに出席するため東北福祉大学に向かいました。この日は日差しが強く、手足は真っ赤。特に赤く焼けた個所に短パンの裾が当たり擦れて痛い。大学まで行くのに苦労しました。

12時40分授業開始です。今日はご覧のとおり、いろいろな講座が開講されています。教育心理学は2号館3階で行われます。2号館で受講することは今回が初めて。今まで何度か入室したマルチメディア教室よりも一回り小さい教室です。


教育心理学の受講者はざっと勘定して60人程です。先生は40代前半(正確にはわかりません。先生の話す家族構成と私の見たてから)で、以前私立の小学校で理科の教鞭をとられていたようです。

A3判のわかりやすい資料が配布されましたが、やや量があるので読み返しておきたいと思います。

さすがに理科の先生であったので、講義に「理科実験」を取り入れています。
透明な円筒にサラダオイルを一杯入れて、その容器の中に水を一滴垂らすと、水の玉はどうなるかという実験。

この実験の答えを小学生に求めたそうです。物理上の答えは明快ですが、小学生は多様な発想をすると言います。その発想を引き延ばしていくことが重要であるとおっしゃいます。

また、子どもの発達に関わるピアジェとヴィゴツキーの理論について、両者の論点とその利点、問題点についてわかりやすい講義を聞くことができました。先生はヴィゴツキーの理論の良さを強調されていたところか印象に残ります。

2日間のスクーリングはあっという間に終わってしまいます。一コマ80分の授業を初日に3コマ、翌10日に2コマと1コマのスクーリング試験をもってスクーリングは終了します。

まだ休日が取れるかどうかわかりませんが、8月に開講される心理学実験Ⅱのスクーリングに参加したいなと思っています。やはり、教室で生の講義を聴くことは楽しいですね。
夏真っ盛りのこの場所に、来月も来れることを願って。