トイプードル ♪ ティナ です♪

私はトイプードルの女の子。毎日の生活や食べ物などを、ティナの目線で日記にしてみたよ。初めての経験がいっぱいでーす!

2月12日・・・今日は大変!・・・だった・・・(~_~;)

2007-02-13 08:07:57 | 事故と病気
お母さんは、また、朝早くからテニスに行った。

だけど、すぐに戻ってきてお散歩に行けたの。

嬉しかったから私はピョンピョン歩いたのよ。

「私だけのときに、歩く日と、歩かない日があるけれど・・・どうしてなんだろう・・・?」

散歩しながらお母さんがつぶやいていた。

それはね・・・『他のワンコの匂いや、人の匂いが恐いときがあるのよ。そんな時はすぐに帰りたくなるの』


今日は真理幼稚園の横の広場で遊んだの。

私は駆け回ってから、帰る為に山の階段を登った。

初めて自由に登る階段だし、

山の中の草が、ガサガサするから、何かが出てくるかもしれないと思って

お母さんから離れないように慎重に登ったんだ~



帰ってきて、ミルクを飲んで・・・

「もう一度テニスに行くね。試合だからごめんね~ おりこうにお留守番していてね」

「ウッソー!」

だけど、お散歩で沢山遊んだから

ティナは疲れて眠っちゃったの。

お兄ちゃんが、ソーット帰ってきたことに気が付かない位に、グイット寝ちゃっていたみたいなんだ。




お母さんが帰ってきて

「ティナちゃん!コレかじってみる?」

鳥の手羽元をくれた。

「骨を食べたら大変だから、お母さんと一緒にね」

そうしている時に「ピンポン~!

家のチャイムが鳴った。

お母さんの友達が来たみたいよ。

私は骨が嬉しかったから、そのまま食べていたんだ~

ガリガリぼりぼり噛んでみた。

お兄ちゃんは隣でパソコンをしていたけれど、

骨は噛めばかむほど美味しかったの。

お母さんのお友達が帰って、

「エーッ!どうしよう・・」

私が食べている骨を取り上げて、お母さんがビックリしていた。

「何を驚いているの??」

「アーツ!私がいけないわ!目をそらしてしまった・・・」

お兄ちゃんも慌てている。

「ごめん、隣に居たけれど、僕も気がつかなかった・・・」

お母さんは慌てて電話をかけていた。

「だめだ~ 祭日だからいつもの病院はやってないみたい」


「ペット病院が近くにできるみたいだよ」

そう言って、昨日お父さんがとって置いた、新聞のチラシを持ってきて

「ここに聞いてみるね」

お母さんは、電話で何かを話していたの。

「まだ、開業前で、機械も薬もないんだって・・・」

「近くで祭日にやっていそうな病院を紹介してくれたから、”K病院”に聞いてみるね」

お兄ちゃんとお母さんは、いつもと違って変だった。

長いこと電話で話していたお母さんは

「じゃぁ・・・私はどうすればいいんですか?」

「苦しむまで、様子を見ているしかないんですか?」

電話に向かってしゃべっていた。

受話器を置いてから、お兄ちゃんに

「女の先生が、『レントゲンを撮っても食べたばかりだから映るか判らないし、吐かせても食道を傷つけるかもしれない』って言うのよ。ただ、どうなるか見ていろなんてひどい・・・」

お母さんの手は震えているみたいだった。

お兄ちゃんがもう一つ近くの”I病院”を見つけてくれた。

「『吐かせるか、2~3日様子を見るかどちらかです』って、お医者さんが言うから、『吐かせても大丈夫ですか?』って聞いたの。だって、”K病院”では『吐かせられない』って言っていたから・・・で、『もちろん、大丈夫ですよ』はっきりと男の先生がが言うからそこに行って来るね。」

お兄ちゃんはピザ屋のバイトに行って、

私はお母さんに抱っこして外に出た。

病院では吐くための発泡剤を無理やり飲まされた。

私はすごく辛くて、「ゲ~ゲ~」何度も吐いた。

せっかく食べたご飯や、大好きなおやつや、噛み砕いた鳥の骨も・・・

お母さんは私の吐いた物に手を入れて、念入りにチェックしていた。

「あ~良かった!」

お医者さんも、「ちゃんと、噛んでいましたね。でも、お母さん!ワンチャンは何でも食べますから、注意してくださいね」

そのあと、いろいろなワンチャンの事故や病気の説明をお母さんは聞いていた。

「この子はやせ過ぎです。」先生が言った。

でも、今日は2.15kgあったのよ!

着実に太っているつもりの私も、 驚いて先生を見た。

「もっと、ご飯を食べさせて、太らせてくださいね。そうでないと、骨折の危険があります」

骨折したワンチャンの写真をお母さんに見せていた。

「トイプードルはすごく頭がいいですから、それに負けないように育ててください」

「そうですか・・・」

お母さんは先生の前では、おとなしかった。

それから、「吐き止め」と、「抗生物質」の2本の注射をお尻にプツンとされちゃったの。

私は泣かなかったヨ~

病院の清算で、お母さんはちょっと、驚いているみたいだった。

「こんなに高いなんて・・・1万円あれば足りると思ったのに・・・お父さんには言えないなぁ・・・」

休日だったことや、初診だったこともあって、お母さんには驚きの金額だったようだ。

「病院なんか行かなくたって、ちゃんと細かく細かく噛んでから飲み込んだんだから、大丈夫だったのに・・・」

私は、お母さんを見つめてみた。

「おりこうなティナちゃんだから、大丈夫だと思ったけれど、もしも・・・!だったら大変だからね。お母さんが悪かったのよ。ごめんねティナちゃん」


「あ~!お腹ぺこぺこだー!」

お腹がすいてたまらなかったから、家に帰ってお母さんにおねだりしたの。

「食べると、まだ、吐くかもしれないから、7時ごろご飯をあげてください」

と、言われていたお母さんは

「もう少し、我慢できる?」

私に言った。

「ダメダメ・・死にそうにぺこぺこだから・・・」元気なことをアピールして走ったりジャンプしたししてみたの。

「お願い・・・じっとしていて・・・」

お母さんがそう言ったって、お腹が空っぽなんだもん。

そんな、私の様子をジッと見ていたお母さんは

おいしいご飯を、時間より少し早く食べさせてくれた。

「良かった・・・これで、少し落ち着いた感じがする」


「ティナちゃん・・・お母さんの不注意で苦しい思いさせてごめんね~」

「お母さんは、ティナちゃんに何かあったら、生きていけないんだから、元気でいてね~」

優しくナデナデシて、真剣な顔でお母さんは話し始めた。

「私は、病院ではとても苦しかったけれど・・今はなんでもないから、心配しないで、お母さん!」

一生懸命、元気な感じをお母さんに見せて、アピールしたのよ。