心のつぶやき

美しいものを一枚の写真に残したい。

六月の雨

2007-06-07 | つれづれなるままに

雷鳴が轟き
見上げる空から
雨が落ちてくる

しめやかに
大地を濡らし、
降り続く…

こんな雨の日には、
忘れられない懐かしい
記憶がよみがえる…
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セミ

2007-06-06 | つれづれなるままに

小さな小さな
セミの抜け殻。
まだ、本格的な夏も
こないというのに
地中で共に過ごした
殻を抜け出し、
最後の命を賭けて
この森に生きる…
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2007-06-05 | つれづれなるままに

人間は、生まれる前に
人生の計画を立てて
生まれてくるんだって。

この問題は今度こそ
解決するぞって決意して
もう一度生まれてくるんだって。

だから、今おきていることは、
あなた自身の力で解決しない
とだめなんだよ…

私たちも、それぞれに問題を
抱えているからあなたには、
ほんの少しの手助けだけしか
できないの。

わかってもらえるかな?

あなたが強く強く決意
しない限り私たちには、
見守ることしかできない…
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菖蒲

2007-06-04 | つれづれなるままに

シャンと
背筋を伸ばし

真っ直ぐに
居並ぶ菖蒲たち

今が盛りと
わが身を
開く

ひと時の開花…

生かすも殺すも
自分しだい
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2007-06-03 | つれづれなるままに

爽やかな風に吹かれ、

心が晴れやかに
なっていく…
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リルケの詩

2007-06-02 | つれづれなるままに
 
 「薔薇の内部」 
 
 何処にこの内部に対する 
 外部があるのだろう? どんな痛みのうえに 
 このような麻布があてられるのか?
 この憂いなく 
 ひらいた薔薇の 
 内湖に映っているのは 
 どの空なのだろう? 見よ
 どんなに薔薇が咲きこぼれ 
 ほぐれているかを ふるえる手さえ 
 それを散りこぼすことができないかのよう
 薔薇にはほとんど自分が
 支えきれないのだ その多くの花は 
 みちあふれ
 内部の世界から 
 外部へとあふれでている
 そして外部はますますみちみちて 圏を閉じ
 ついに夏ぜんたいが 一つの部屋に
 夢のなかのひとつの部屋になるのだ
              
            「新詩集」より
          
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 薔薇…美しき女神を讃える花
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