山上憶良が選んだ秋の七草
萩の花尾花葛花
なでしこの花
女郎花
また藤袴
朝猊の花
はぎのはなをばなくずばな
なでしこのはな
をみなへし
またふぢばかま
あさがほのはな
◆秋の七草
秋を代表する七つの草花。萩・尾花・葛(くず)・撫子(なでしこ)・女郎花(おみなえし)・藤袴(ふじばかま)・桔梗(ききよう)。《季 秋》→春の七草
[補説] 万葉集の山上憶良の歌では、桔梗の代わりに朝顔を入れるが、この朝顔が何であるかについては諸説がある。(朝顔は現在のむくげ、朝顔などをさすという説がある)
少し、枯れはじめていました。残念。
野に咲く秋の花は、なぜかみな控えめな感じのものが多いですね。
◆花言葉
「思案」「思い」「柔軟な精神」
我が背子がかざしの萩に置く露をさやかに見よと月は照るらし
あなたが髪にさした萩に置く露をはっきりと見なさいと月が照っているのでしょうか