南アフリカ紀行
第4日目 (2006年3月14日)(ジンバブエ共和国とザンビア共和国)
世界遺産、世界三大瀑布の一つ、ビクトリアフォールズの巻: その1
昨夜来、雨が屋根を叩く音が気になっていた
のですが、今朝になってもまだ止む気配は感
じられず、今日の一大イベントと期待されて
いた世界遺産であり、しかも世界三大瀑布の
一つである「ビクトリアの滝」の見学は絶望
かと思っていたら、予定通り決行することに
なりました。
雨具を着用して、ホテルを午前8時に出発。
目的地が隣国のザンビア共和国、国境にある
ため先ずジンバブエ出国手続き、続いてザン
ビア共和国入国手続きと目まぐるしい。
両入出国管理事務所は隣り合わせに有り、両
事務所ともトタン葺き屋根の簡素なバラック
建築でした。
雨足が激しいので、目玉商品のビクトリア・
フォールズ観光は後回しにしてリビングスト
ーン博物館を最初に見学することになる。
リヴィングストーンというのはイギリスの宣
教師・探検家で1841年アフリカ奥地の探
検を続行中にこのビクトリア・フォールズ第
1発見者なのです。
博物館で1時間あまり学習しましたが、いま
だ雨は止む気配は無くむしろ雨脚は激しくな
って来ました。
しかし、いくら激しい風雨の中とは言え、貴
重な旅程を中止する訳にも行かず遂に決行す
ることになりました。
晴天でもこの観光地周辺は滝しぶきで見渡し
が利かないのです。
その上、滝の川幅1キロから流れ落ちる水が
落差100mの滝つぼへ届く轟音は耳をつん
ざくばかり。
レインコートだけでは間に合わず、折り傘を
使うのですがへし折られそうになりながらの
写真撮影は正に必死そのものでした。
これは、つんざくような滝つぼに落ちる轟音
にびっくりしながらの1枚目の写真です。
今日は、ここまで...。