区分 2 「ヘネラリーフェ(庭園、夏の離宮)、中庭(パティオ)-1 です。
今日から、区分2の「ヘネラリーフェ(庭園、夏の離宮)の写真を紹介しよう。
「ヘネラリーフェ」とはアラビア語で「天の楽園」という意味で、天国にあるという水の庭園のイメージを形にしたものとされている、ようだ。
王の避暑のための離宮として使われていた、とも言われる。
「シエラ・ネバダ山脈から引かれた水が途絶えることなくこの庭園を潤しているんだ、と知らされると、成るほどこの宮殿が水と緑に包まれている、ということがよくわかる。
噴水は敷地の高低差を生かして作られた、と聞かされるとイスラムの土木水準の高さも伺える。
このヘネラリーフェ庭園、夏の離宮にはアーチ型に刈り込まれた迷路のような美しい庭園と噴水がいたるところにある。
アラブ世界では水は貴重だったから、噴水は権力の象徴でもあったらしい。
今日はここまで…。
写真は、「ヘネラリーフェ庭園、夏の離宮」を別な角度から見た風景である。
注) 是非、も1度この写真をクリックしていただき大きくしてご覧くださることをお願いします。