人生いろいろブログ

ありのままの日常を綴っています

内緒のバイト

2010年03月29日 | Weblog
『朝9時くらいから施術頼みたいんだけれど』と例の社長さま

『あっ・・・ごめんなさい。10時くらいでしたら大丈夫なんですが・・・実は私、あまり人には言っていないのですが朝バイトしているんです。』と、わたし

2008年の10月に完全独立した私は、まだまだ月の売上げだけでは十分に食べていく事が出来ずにふとアルバイト情報に載っていた、朝7時から9時までのたった2時間のバイト(掃除)の求人を見て早速応募しました。

お店は10時オープンだったので仕事に支障がないので直ぐに採用が決定となりました。

『朝バイトしてるんだ。偉いね』と、社長さま

『わたし、月々の生活費が足りないからって1万とか2万とか親に借りたりするの嫌なんです。そんなんだったら自分で稼いだほうがいいから・・・』と、わたし

『そんな1万2万と小さいこと言うな!100万円くらいなら直ぐにでも貸すぞ』と、社長

『他人からお金を借りる事は、私の過去もこれから先もありませんから。気持ちだけありがたく受け取ります』と、言いながら胸が熱くなり目に涙が込み上げてきました。

少し間をおいて

『でも・・・本当に困ったらその時は泣きつきますね』

『おぉぉいいぞぉ』と、彼

私の事を友愛と言った彼。

恋愛感情になることは100%ない!と断言された彼

100万円くらいなら直ぐに貸すと言う彼。

バリ島の話をしたら喜んで売上げ協力をしてくれている彼。

お陰様でアルバイト料も最初のうちは生活費の穴埋めでしたが、今はバリ島資金のお金としてなんとかなりそうです(今月は除く)

2年前の夢がまたひとつ叶います。

人は人と同じ事をしていたのなら夢なんてそう簡単には叶う事など出来ません。
みんなが寝てるときに起きて遊んでいるときに働く。
人がやりたがらない事をする。

たかがバリ島旅行ですが、これもまた私のひとつの夢でした。

人は人と同じ事をしていたのなら夢なんてそう簡単には叶う事は出来ません。
これが私の持論です。

1年以上続いた掃除のバイトも予定通り5月をもって終了します。

私は1時間の施術で4000円の女です(笑)

掃除のバイトは2時間で2,000円です。週3回、月に24000円

この24000円の収入がどれほど助かった事か・・・

だからお金は大事なのです。

身内は私の事をケチな人と言いますが

汗水たらして得たお金がいかに大切か

決して無駄にすることなく値のある使い方をしないとバチがあたります。

1年半(5月まで)掃除のバイトを通して多くの学びを頂きました。

どんな仕事にも誇りを持ってすること。どんな仕事にも学びがあることを知りました。

この24000円分の売上げを上げることは簡単なことではありませんが、やるしかありません。

人は自分を窮地に追いやるとなんとかなるものです。

また必死で働かないと直ぐに食べていけなくなる・・・

生きるって大変・・・