人生いろいろブログ

ありのままの日常を綴っています

ボランティア

2010年04月15日 | Weblog
ボランティアなんて、時間にもお金にも余裕のある人がするものだ。

と、思っていました。

だから私も60歳過ぎたら・・・なんて思っていました。

でもこの仕事をして多くの人達に出会って、年齢もかなり上の人達とも交流する機会があり

その方たちが、ユニセフやユネスコや施設等にいろいろな協力をしているお話を聞いて

もしかして、今わたしが出来ることがあるかもしれない。と思いました。

私には金銭的な余裕はないけれど、時間の余裕があります。

だからその時間を使って、何か人の喜ぶことが出来るのではないかと思いました。

そうです。わたしには足圧マッサージと言う技術があります。

そこで月に1度だけですが、近くのグループホームに行って足圧をしてあげることにしました。

ところがそこの人達は、高齢過ぎて一人で布団に横になる事さえも大変なのです。

ましてやうつ伏せになることも難しいのです。

だから椅子に座りながら手で肩を揉んだり、足を揉んだりしてあげました。

その中の一人の車椅子のおじいちゃんの足が浮腫んでヒドイ状態でした。

こんな足、見たこともないくらいパンパンになっていました。

そんなおじいちゃんの足をクリームを使って揉んであげたら、少しずつ柔らかくなってきて浮腫みも少し取れてきました。

おじいちゃんは、目に涙を浮かべて『ありがとう。ありがとう。』と繰り返しお礼を言うのです。

私まで涙が出てきました。

仕事の時にもお客様から『ありがとう』と言われますが

私は、お金を頂いています。

無償でする好意は、私自身も感動をもらうことが出来るのです。

ボランティアに対しての意識の薄い私でしたが

こんな気持ちにさせて頂いたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。