ダニー食堂

右往左往の日々。

ダニーは米人だったと実感した夕方

2009-03-20 | 本日のおススメ
昨日のメキシカンクラスでのこと。

以前、職歴を置いてきたタイ人経営の寿司レストランの話どうなったのか、仕事は始めたのかと聞かれたので「ちょっとその話なんだけど聞いてくれる?」と、

雇ってくれそうな雰囲気を醸し出しておきながらまったく音沙汰がない上に既にオープン済みで失礼しちゃうわ。『今晩電話する』って言っておきながら3週間は経過してるし。て話を皆にしたの。

すると誰かが「隣のタイレストラン行ったことがあるけどこんなだったわよー」とそこの経営者についての話題で盛り上がった翌日の今日。

電話がありました。

「随分待たせて悪かったわね。平日の日中のみっていうから考えちゃってたのよ。ディナータイムはどうしても駄目?それにあなた7月に引越んでしょ?ほんの3ヶ月じゃない。」という問いかけに「そうなんです。平日のランチタイムのみ希望してます」と答えたあたし。

すると「実はね、日本人シェフに敬意を払って"Sensei(先生)"って呼んでるんだけど、先生と私とコミュニケーションがとれないの。助けてくれないかしら?」とのこと。

「もちろんいいですよー。なんならウェイトレスじゃなくてキッチン補助でも構いませんし」というこちらの申し出に

「通訳だけして欲しいのよ」と経営者。

「構いませんけど、お給料は当然発生しますよね」と問うと、

「え? いくら欲しいの?」

「ボランティアっすか?・・・とは言わなかったけど、これってどうなの?

「いや、いくらかって聞かれても・・・、まぁあたしもすることなくて家でボーっとしてるよりはマシなんでしょうけど・・・」と戸惑ってるうちに「あら、お客さんだわ。ごめんなさいね、また電話するわ」と電話終了。

帰宅したダニーに一部始終報告。
さらにリニューアルオープンしてから1件だけ入ってたネットの口コミ評価の酷かったことも加えて報告すると
「コンサルタント業務と通訳、そして接客もやるからってアピールすればいいじゃん」と言う。

「いつも自信満々(自信過剰)なアメリカ人はそういうこと簡単に言えるんだろうけど、あたし日本人だからさ『出来なかったらどうしよう』って考えちゃうから大きいこと言えないんだよね」

するとダニー
「もし失敗してもこちらが失うものは何も無いんだから別にいいじゃん。出来ると思ったんだけど無理でした。ごめんなさい、さようならで済む話。」とサラッとのたまう。

本当に時々だけど「向かうところ敵なし、常に前向き、(自分サイコー)な国民性が羨ましくなることがあるわ。


今晩の夕飯

・キムチーズ豆腐
・温野菜のマヨたま和え
・ワサビーフステーキ
・サルサソースとトルティーヤチップス

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