ダニー食堂

右往左往の日々。

米国で得た術を米国人夫に披露する

2011-12-20 | 本日のおススメ
ようやくクリスマスのプレゼントやらカードの発送が完了。
こればっかりは「嫁の役目」と思いせっせとやってます。

「あー、終わった終わった」と一息ついたところで日本の実家に何一つ送っていないことに気がつきました。

取り急ぎ絵葉書を郵送した不出来な娘ですみません。

日暮れ前、BBQのガスを入れに2人でホームセンターへ行ったの。
空のガス缶を持参して、レジでお金を払って満タンのヤツと交換してもらうシステム。

平日の夕方だっていうのにえらい混み様で、レジでお金を払うのも大変だったわ。

払い終わって「じゃ今から係りの人が来るからそこで待ってて」と言われるまま、出入り口付近で待つこと10分。

そのうちダニーが「ここは寒いからちーちゃん車の中にいなよ」と言うので遠慮なく車で待つことさらに10分。

この寒い中、一人で待たせるのは可愛そうだな。馬鹿話でもして2人で待つか・・・っていうか待たされ過ぎじゃね?なんて考えながら、再び店へ戻ったあたし。

ダニーはというと、別に店員にアピールする訳でもなく最初に言われた場所で黙って突っ立ってるじゃない。

「そりゃ、スルーされるでしょ。ここはアメリカだよ?そんなんじゃ夜が明けちまうぜ」と言うとダニーったら失笑しながら言ったわ。

「そうだよ、ここはアメリカ。日本と違って客は待つしかないの。」って。

だから3年半の間、亭主が見ていないところで嫁が独自に学んだことを教えてあげたの。


まず背伸びをして接客をしていない店員を探す。

見つけたらその人物にロックオン。

山で助けを呼ぶようにして大きく両手を振る。
「おーい、おーーーーい。こっちこっちー」(←ここ思いっきり日本語)

超ノッポな東洋人女性が意味不明な言語を発しながら両手を振れば他のお客が振り返るけど、ここは無視。

近づいてくる店員さんに大きな声でこちらの要求を伝えると「1秒待ってて」って言われたの。

この「1秒待ってて」ってアメリカ人が「ちょっと待ってて」という意味で使うのね。

でも1秒って言ったからには1秒で済ませろよっていつも思うのよ。

だから「1秒だよ!私たち既に20分以上待ってるんだから1秒だよ。はい、1秒!」って実際は10秒くらい掛かったんだけど、なんとか無事に接客をしてもらえました。

ダニーったら、あたしが適当な店員さんをロックオンした時点で「あの人はガスの係りじゃないかもしれない、やめておきなよ」って感じでオロオロ。

仕舞には「ワーォ・・・そんなことが出来るようになったんだ。誰の影響だろうか・・・」って他人事みたいに言うからハッキリさせておいたわ。


間違いなくあなたに与えられたアメリカ生活の影響です。
日本じゃ店員の方が20分も待たせませんから。




本日の夕飯
・BBQで手羽20本
・サラダ


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