ダニー食堂

右往左往の日々。

経験がものをいう  ~そんなにいつも待てない

2013-05-05 | 本日のおススメ
軍の病院から介護支援専門員?みたいな肩書きを持つ人たちが来て色々と話をしたの。

車椅子生活になる前はどんなアクティビティをしていたのか、夫婦でアウトドアや旅行を楽しんでいたのなら今後も続けるべき。

決して不可能な話じゃないし、実際に車椅子でも各地を飛び回っている人が沢山いる。

例えばこんなイベントがあるけど、これは配偶者の参加も可能で某機関から多少の補助も出る。

二人で出来ることから、興味をもったものから少しずつ始めるべきだ。

わかりますよ。
昔とは事情が違うから色々とお辛いでしょうね・・・



みたいなー。


そして
「来月はこんな車椅子イベントがありますよ、再来月はここでこんなのがありますよ」って、明るい話題をダニーに振ってくれるわけ。

そこで嫁のあたしは兼ねてから疑問を抱いていた車椅子利用者の旅行荷物の件を質問してみたの。


こうやって使うハンドバイク


・・・のコレとかー、


バスルームで使うコレとかー、(背もたれしか分解が効かない)


そして通常の旅行荷物であるスーツケース、

がさばる医療用品、

勿論、最後に車椅子。

これらを車に収めるために自分は四苦八苦する。
前回は泣く泣くいつものクーラーボックスを諦め、ちっちゃいクーラーバッグに変更をした。

もっと大きな車に買い換えればいい話かもしれないけど、現実的ではない。

この人はたまたま私がいるからいいものの、そうじゃない人はどうするのか。

私が同行しなければ、どこにも行けないではないか。


それに対して出た答え。


そういう時は飛行機を利用するんですって。

空港職員が手を貸してくれるし、医療目的の特別な荷物は飛行機会社は無料で運ぶ義務があるらしいわ。

車椅子に接続して使うあのハンドバイクはどうなんだろう。
あれは別に無くても困らない言わば「嗜好品」じゃない?

でも、医者から「この人は普通に車椅子を漕ぐよりこっちの方が筋力的に適してます」っていう一筆を添えてもらえばOKなんですって。

シャワーベンチについては、こういうモノが市販されてるとのこと。



しかし、これについては既に我々はチェック済みで、そのお値段たるや日本円にして十数万。


黙りこくってると言われたの。

「必要だからってすぐに買ったりしないで。こちらで買ってあげられるかもしれないから」って。












お気持ちは大変嬉しいですが・・・





















少なくとも向こう18ヶ月は実現しませんよね。








彼らのサポートは本当に有難いと思ってるのよ。


ただね・・・・


未だ現役軍人扱いの亭主を受け「どうしていつもそんなに時間が掛かるのか」って不思議でならないの。