ダニー食堂

右往左往の日々。

今週の不平不満

2015-09-13 | 本日のおススメ
5月に車を購入していたダニー。
予算は結構前からできていたのだけど、条件に見合う中古車が出てくるのを待っていたのね。

最終的にダニーはピックアップトラックにオフロード車椅子やら、手漕ぎ自転車等を積んで更に車椅子対応のキャンパーを引っ張って季節に合わせて放浪する生活をしたいとのこと(あたしはそんなジプシーみたいな生活は向こう10年はお断り)。

そのために、パワーが強く屋根+荷台が大きい車種を探していたんですって。

それで数ヶ月前のある日、正に探していたタイプの車が市場に出たからここから4時間弱の街にある中古車専門店に連れて行ってくれと頼まれたのよ。

でも、まだまだ精神的に不安定なこともあるし、自暴自棄な面もあるし飲酒発覚事件もあったしで実はダニーが車を運転することに反対だったあたしは断ったわ。

賛成できないことに協力は出来ないと。

するとダニー。
簡易の手動コントロールをレンタカーに取り付けて一人で行くからいいと。

で、乗って行ったレンタカーはその街の最寄の事業所で乗り捨てて買った車を乗って帰って来るっていうプランを立てたと。

そうかいそうかい。
まぁ好きにやってくれとあたしは放置していたんだけど~。

その4時間離れた街は山道をクネクネ行き、交通量の多い大きな街。

1度だけそれも僅か20分程度、インストラクターを隣に乗せてハンドコントロールが装着された車を運転しただけの人が、丸3年のブランクを感じず運転できるのだろうか。

そもそも簡易のその道具はダニーが一人でレンタカーに設置できるものか。

車椅子を分解して後部座席に乗せている状態で事故か何かが起こった際、ダニー一人で対処出来るのか。

直ちに車外へ出なければいけない状況の際は完全アウトじゃないか。

などなどと、放って置けばいいのについつい先を考えてしまうあたしは仕方がないと不本意ながら4時間掛けて連れて行ったのよ。

まぁ今後、ダニーの運転により何が起こったとしてもあの時のバイク事故の時と同じであたしがどんなに頑張ったところで防ぎようがないじゃない?

あたしも一生ダニーの運転手で生きるつもりはサラサラ無いしさ。


それで車屋に行っておったまげたわ。

だってその車たるや身長180cmのあたしでさえ「よーーーーっこらしょっ」って頑張って足を上げないと乗り込めない高さなんだもの。

普通の乗用車ならやっとこさ自力で乗り込めるレベルのあなたがあの車に一体どうやって乗り込む気でいたわけ?
アタマ大丈夫?
再々検査してもらってよ。
って、営業マンの隣でチクチクやってたわけ。

それにも気に留めずニヤニヤしながらも購入手続きを進めるダニー。
そもそもこの案に反対のあたしは隣に座りながらも関与せずのスタンスをとるべく携帯でゲームやったりしてさ。

ゲームしながらも、営業マンとダニーの会話が耳に入ってくるわけよ。
それでとうとう我慢できなくなって口を挟んだの。

ねぇ、

試乗もせずに買う気じゃないでしょうね。

まさか新車と中古車の違いも理解できないの?




そして営業マンにも


っていうか、あなたさ、

よく試乗もさせずエンジンすら掛けずこんな高いモノ売りますね

こういうビジネスのやり方は信用なりませんね






じゃ、ちーちゃん試乗してきてよ。ぼく乗れないもんというダニーに「あなたアレを運転して帰るんでしょ?あたしはあんな馬鹿デカイ車なんか怖くて運転できなわ」と突き放し、営業マンもおろおろ。

結局あたしがマット君に「ダニーがバカ過ぎてお手上げだ」とヘルプを頼み、後日3人でまた片道4時間掛けてその街へ出向き車を購入。

その車をマット君が運転して帰って来るという無駄なことをしたっていう経緯があってね。

あー、思い出すだけで腹がたつわ。


この度、ようやく運転席に昇降リフトを設置する準備が整ったので業者へ持って行きました。
ええ、いつもの3人で。
2台で行って、帰りは3人で帰って来るプランね。

日中はこの日しかマット君が空いていなかったので、それを優先すべく午後のあたしの予定はキャンセル。

そのマット君も宿題が盛りだくさんで夕飯まで我々といる時間もないとのことで、食事をお持ち帰りさせるべくその日は早朝から夕食の仕込み。

あたしにだって学校と宿題とその他諸々があるわけで、一番呑気且つ浮かれ気味のダニーが腹立たしいったらないわ。


あー、もう一度シルビアん家に行こうかな。
今度は一人で。