ダニー食堂

右往左往の日々。

指紋採取 後編

2008-10-21 | 移民局より入荷しました
20分待ってようやくバスが来た。

さっき来たばかりの道を戻るだけだから、なんてことなくアパートに到着。
お昼ごはんを食べる時間なんてあるわけも無くて。
お手洗い行って、お茶イッキして、パスポートをバッグにしまって、さぁ出発。

だけどバスが来ない・・・・
これならサンドイッチ作れたのに、お腹すいたよと一人悶々とすること30分。
やっと来た!

待ってたわよー、なんせ3時までに戻らないと行けないのよあたし。
遅いじゃない!!っもー。


あら?
減速しないの?
バス停はここよ。
おーい、ここだってばー。

バス通過


これで間に合わなかったら訴えてやる!!って怒りでワナワナしながら現時刻とバスの種類、通りの名前をメモる。そして電話してやるのよバス会社に。

「おたくの運転手ったらアタシの顔みて止まらずに通過よ!英語もろくに分からないどうしょうもない連中ばかりか人種差別主義者も雇ってるわけ?従業員のレベルが低すぎるんじゃないの?」って。
まずは次に来るバスの運転手に苦情を言わないと気が治まらない。

20分後・・・

きたきたきた。
ガツンと言ってやるんだから。

「ハーイ!元気?」
いやん、そんな陽気に挨拶されたら「あんたの同僚は人種差別主義者のお馬鹿っちょね」なんて言えないじゃない。

結局、何も言えずに着席したチキンなあたし。
ちゃんとお礼して下車する始末。

さてさて、目的地まであと半分。
気分を入れ替えて再度バスの乗り換え。
15時まであと40分あるわ、大丈夫!

今度の運転手は黒人のおネエちゃんね。
ちゃんと目的地伝えて降ろしてもらうようお願いして。
「大船に乗ったつもりで」ってこういうことねきっと、あー一安心。


ん?
この通り、この建物って。
あら? 通過ですか?
ここは確か数時間前に見た景色、ひょっとして・・・・
運転手さーん、おーいっ!

運転手:「あ、ごめん。次のバス停でいいかしら」
あたし:「今降りるわ」
運転手:「ダメここじゃ。バス停じゃないから」
あたし:「でも今信号赤じゃない」
運転手:「ダメ。」

「っもー、あなたに頼ってた私も悪いけどさ」ってさっきまで忘れてた別の運転手への怒りを思い出してワナワナしてきた。
更にこの運転手のダメ押しの一言。

運転手:「ここから歩いたってそんなに遠くわないわよ」
あたし:「は?あたし既に約束の時間過ぎてるのよ。なんでかっちゅうと別の運転手が止まってくれなかったから30分余計に待ってたわけ、それにこれでしょ?もう大遅刻よ、フンっ。まぁ、ありがとね」

アメリカ来る前はこんな口の利き方する子じゃなかったのに。
若干自己嫌悪に陥りながらも、15時前に受付済ませて無事終了。

そしてまたバス停へ。。。
もういやっ。









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