消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

東京・上野の広告塔

2023年03月23日 16時43分19秒 | こりゃ、なんじゃい!

  上野のこんな塔、見たことある?

  

 時は1956年、昭和31年ごろ、場所は東京・上野広小路近辺だというのです。画面奥の高い塔はいったいなんなんでしょ? おらは見た記憶がない! このブログを読んでくださる方々の中では、うーん、そうですねー、forget-mari-not-2 さんとか、4456hs さんとか、いやいや最年長の fool19347253 さんあたりでないとおわかりにならないかも知れません。ひょっとして、東京育ちの松田さんは見ているかも。

 で、結論はもったいぶって後回しにしてですね、前触れなんですが、古い映画を見ていると、おらがよく知っている街の「知らない顔」に出会うことがあって、へぇーと感心することがあるんですね。これもそのひとつの例です。

 ラグビーに打ち込んだ日もあったのに、プロ、アマ問わず野球もサッカーも五輪さえもとんと興味がなくなって、スポーツのテレビ観戦というやつをまったくしなくなり、テレビはほとんど置いてあるにすぎなくなりました。それで、暇つぶしになるものは限られてきて、手っ取り早くAmazonのただ映画ということになるのですが、先日、偶然に『若いお巡りさん』(1956 日活)という警官ものを見ました。けっこう歌い継がれた流行歌のようで、おらもうろ覚えで知っている「もーし、もーし、ベンチでささやくおーふたりさん」つう曽根史郎さんという歌い手のヒット曲をタイトルにした、まあ安直娯楽ものといえばそういうものなんですが・・・。

 その映画の初めのほうに上の場面が出てくるのですが、こんな広告塔はまったく見たことがないので、えーっ、なんじゃいこれは、つうことになりました。浅草の何階建てとかいう高いものがあったことは聞いていますが、写真に残るそれとはだいぶ姿格好が違うし、だいいち近すぎる。

 なにかモヤモヤする気分のまま筋を追っていくと、だいぶ経ってから、別の構図で同じ塔が出てきました。今度は夜の場面で塔にネオンが点いているので、書いてある文字がなんとか判読できました。

「キャラメル」ははっきり読めますが、上は・・・、うーん「森永」だろうなー。

     

 どうというお話でもないので、映画はとりあえずヤメにして、ネットで検索してみると、銀座のビルの屋上に1983年、昭和58年まで設置されていた、おらの記憶にも残る地球儀型の森永広告塔がウィキに出てきました。しかし、上野の塔は出てこない。

 だが、待てよ! 読み進んでいくうちに、各地の森永広告塔の記載が出てきました。

「銀座のほか、大阪駅前には天気予報を搭載した縦型の広告塔があり、頂部には地球儀を模した球体が取り付けられていた。東京の上野広小路の広告塔の頂部には、地球儀ではなくエンゼルマークが掲げられていた[3]1965年に名古屋駅前に竣工した大名古屋ビルヂングには、当初より森永製菓の球体広告塔が設けられていた[14]が、のちに広告主が日本コカ・コーラに代わり、2007年に撤去。建物自体も2012年に解体され、建て替えられた。」

     

 なーるほど、これで一件落着、ということで、これからストーリーの続きを見ることにします。