消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

どくだみの花が咲いたよ! どくだみ茶づくりで暇をつぶす

2017年06月02日 16時27分06秒 | 手づくりあれこれ
 「どくだみ」の語感からは想像が難しい、
  小さな十文字の可憐な花が咲きます。


  いま、クンちゃん山荘の庭では、どくだみの花が咲いたよ、白い白い花ーが咲いたよ、のどくだみの花が梅雨を前に真っ盛りに咲いています。可憐な花です。
 
 しかし、ものすごい生命力を持った植物で、破竹の勢いで占領地を拡大していきますので、正直言って「庭の困り者」なのであります。

    
   放っておくと、狭い庭全体がどくだみの巣窟となってしまうのです。

  どくだみの始末を兼ねて、どくだみ茶づくりをしました。

 そこで、どくだみの刈り込みを兼ねて、どくだみ茶をつくることにしました。
 といっても、面倒なだけで、いとも簡単な製法です。

 まず、どくだみの生えているというより茂っているあたりを草刈りガマでいい加減にざくざくと刈り込みます。
 刈り取ったどくだみプラス雑多な雑草は、同じ向きに並べて積み上げておきます。そうすると、あとの選別の際に始末がいいです。
 いろんな雑草が混じっていますから、一本一本選り分けて、どくだみだけにします。

   
   こんだけ刈り取って選り分けるのに3、40分かかりました。あとでざっと勘定するとおよそ300本でした。

   
    選り分けたどくだみを、水を替えて何回もきれいに洗って、15本程度の束にします。
    束ねたどくだみは涼しいところで陰干しします。この度は、洗濯物干しにぶら下げました。


 梅雨前の晴天が続けば、干し始めから数日でよく乾燥するはずです。乾いたら、適宜、ざくざくとはさみでカットし、湿気を避けるためビンや缶に入れて保存します。
 
 腹がたったときなどに取り出して、急須などに入れて熱湯を注ぎますと、たちまち解毒の王様どくだみ茶の出来上がりです。
 飲めばただちに腹立ちが収まり、身体全体から発散されていた毒気は雲散霧消します、とか。
 ホントか出まかせかは、各自お試しあらんことを!

 追記
  mariさんブログに八重咲きのどくだみが載っていました。こちらからどうぞ!

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4 コメント

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ご紹介ありがとうございます (mari)
2017-06-02 21:07:14
八重のドクダミ、綺麗でしょ!
もう1種類、ドクダミカメレオンと言うのもあります。
花は普通の花ですが、葉が赤や黄色になっています。
ネット検索で見てください。
私のカメレオンも花が咲いたらアップします。
ありがとうございました。
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カメレオンが楽しみ! (izukun)
2017-06-03 10:50:04
mariさん

コメント、ありがとうございました。

八重咲きのも珍しいですが、カメレオンなんていうのがあるんですね。
検索しないで、mariさんとこにアップされるのを待つことにします。
楽しみはとっておく、ってことで!
どうぞ、お元気でお過ごしください。
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臭いが苦手なのですが (松田まゆみ)
2017-06-04 11:30:40
かつて東京の実家の北側にドクダミが茂っており、あの独特の臭気が嫌でドクダミの草取りが憂鬱だったことを思い出します。なのでドクダミにはあまりいい印象がないのですが、たしかに花は可愛らしいですね。

あの臭いを連想すると「お茶」というのがなかなかピンとこないのですが、乾燥させると臭いはなくなるのでしょうか? 私は「どくだみ化粧水」なるものを使っているのですが、こちらはドクダミの嫌な臭いは全くしません。
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においは‥残りますなあ (izukun)
2017-06-04 22:32:18
松田まゆみさま

あの独特のにおいがいい、という人もいるから世の中よくしたもので、どくだみ茶も商売が成り立っているわけです。安価とはいえない値段です。

乾燥させても、かなり薄まるもののあのにおいは残っていると思います。下記のように煎じてしまうと、むしろあのにおいはどっかへ行ってしまいます。

オラは、他のハブ茶(ケツメイシ)やゲンノウショウコなどと一緒に煎じたものを飲むことがありますが、味は良い、というわけではありません。うちの家族は、敗戦後に上海から引き揚げてきたので、こういう漢方みたいなものが生活の中に生き残っているわけです。

では、また。コメント、ありがとうございました。
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