気持ちの良い青空が広がりました。
明後日からは又晴れが続き、真夏の暑さが戻ってきそうですね。
海の中は、5mmワンピースにインナー着用で快適に潜れます。
南方系の幼魚も増えつつあり、本格的な秋のシーズンが楽しみです。
さて今日は、秋の浜とケイカイ・・・ 上級者の方とマンツーで潜ってきました。
1本目は少し深め、グローバルで”おかわり”と呼んでいる場所まで行ってきました。
昨日も登場しましたが、”アサヒハナゴイ”が此処にも沢山居ます。
大・中・小合わせて15匹程確認できました。
そして近くには”サクラダイ♂♀”
伊豆半島では、比較的浅い所から群れていますが
大島で、♂をこの水深で見るのは中々珍しいです。
左梯子の下に3センチ程の”コウワンテグリ”が居ました。
以前から居たようですが、私は今シーズン初見です。それにしても、この複雑な模様・・・色使いが江戸時代に流行った”傾奇者(かぶきもの)”みたいですね。
二本目は久々にケイカイ”ブラザーズロック”に行ってきました。
緩やかな逆潮でしたが、中層をのんびりと泳ぐのは実に気持ちが良いです。
泳いでも泳いでも、視界からイサキの群れが消える事がありません。
時折、大きなヒラマサが現れます。私は気付きませんでしたがトビエイも居たそうです。
大きな根の周辺には、70~80センチありそうなアオブダイが数匹でウロウロしていました。
目的の”ブラザーズロック”何時来ても期待を裏切らない魚影の濃さです。
大きな根を覆う”キンギョハナダイ”の群れ、時間が経つのを忘れてしまいそうです。
根の陰では、1メートル近い”ヒゲダイ”がこちらを見ていました。
それにしても、貫録がありますね。
期待していたウミガメやモロコには出会えませんでしたが、やはり遠出は楽しいです。
まぁ、激流だったらそんな流暢な事は言っていられませんが・・・。
帰り掛けは、以前から気になっていた”ニラミギンポ老成魚?”をジックリ観察してきました。
この魚、数十年前には名前が判らず”海洋公園の益田先生”の所に持ち込んだ事があります。
瞬時に、こんな色合いにも体色を変えるこの魚、色々思い出の詰まった魚です。
ところで、早朝のケイカイではハンマーが群れで登場し、大いに盛り上がっています。
何時も利用してくださっているショップさんも、今朝ハンマー6個体と遭遇したそうです。
日の出前に入った別のグループは、何と!30数匹の群れを見たとの事。
このハンマーフィーバー暫く続きそうですね。