road to GMAT 〜 Business School Days

米国ビジネススクールへ入学したいというゼロからの挑戦から、ビジネススクールライフの記録。

QS WORLD MBA TOUR 1-2-1 Connect

2010-11-03 12:29:57 | Business School
月曜日は、Hilton HotelでQS WORLD MBA TOUR 1-2-1 CONNECTがありました。

これは通常のMBA FAIRとは違って、事前に予約をし、1対1でPRE INTERVIEW形式で行われます。

私はフルスロットで予約をし、合計7校のAdmissionと話しました。

殆どがヨーロッパの大学ばかりで、アメリカは少なかったですが、情報収集の一環と割り切って
参加しました。

いろんな選択肢がないと、もしMITでコケた時にすぐに次のプランに移らないと、という思いがあります。

インタビューした大学:
Crabfield School of Management (UK)
Manchester Business School (UK)
Hult International Business School (US)
ESMT European School of Management and Technology GMBH (Germany)
Nottingham University Business School (UK)
Vlerick Leuven Gent Management School (Bergium)
Leeds University Business School (UK)

Crabfield School of Management (UK)
あまり印象に残りませんでした・・・英語が苦手なら、英語学習を受ける条件付きで入学できます、
との事でした。applyする人があまりいないのか、"Do apply"と言われました。イギリスの大学は
大学そのものの歴史は100年以上ありますが、Business Schoolは20年ほど前から始まった
大学が殆どで、これから、という印象が残りました。

Manchester Business School (UK)
名門、という意識が強い大学だと思いました。一般的な経営学について学ぶようで、特に授業の
特色はなさそうです。ここで疑問に思ったのは、アメリカのBusiness Schoolでは、専攻を
何にするか、つまり、elective courseで何を選ぶか、という概念が一般的ですが、イギリスは
専攻、という認識がないようで、MBAを取得するのであって、特に何が専攻だという事はない、
と、Alumniに言われました。ここにアメリカとイギリスの違いがあると思いました。

アメリカは実践的で、イギリスはアカデミックだと、以前、何かで読んだ気がします。

そこの部分をつっこむと、先方もアメリカの様子を知らない様で、あまり強くは主張してきませんでした。

しかし、その人自身のキャリアプランはしっかりしていて、その人が働いている業界ではあまり
MBAホルダーがいないようで、現場レベルの人でしたが、一旦会社を退職してMBAを取得し、
同じ業界に帰れば、貴重な人材になる、と考えておられたようです。

実際は恵まれていて、会社は一旦休職扱いで、帰国すると、経営陣に入ったようです。


今は、海外のオフィスとの経営上のやり取りに忙しくされているようです。

その企業は、オランダベースなので、ヨーロッパで一番強いイギリスでMBA取得するのが得策と
考えられ様です。

そういう道もあるんだな~と、関心しました。

私の業界では、MBAホルダーなんて、山ほどいるので、大学で差別化しないと、生き残れないです。

Hult International Business School (US)
ここは、ドバイにキャンパスがあるので、以前から興味ありますが、ドバイで勉強して、それがどれくらい
就職や卒業後のキャリアに役立つかは、不明です。。。しかし、ドバイ生活は気になります。。。

大学自体の歴史も浅く、Undergraduateがないので、MBAだけの大学で、小さいです。
卒業生の話では、ボストンの郊外にあるそうです。

留学するなら、やはりボストンかと思いますが、有名大学がひしめく中で、耐えられるか、心配です。

1年制留学で、以前の説明では、最初数カ月はボストンで、その後、世界各国?にあるキャンパスを
選べるそうです。


しかし、今回の説明では、ドバイで1年間過ごす事も可能で、卒業後半年はドバイに滞在できるそうです。


その間に就職活動をするという事でしょう。

確かに、将来は中東ビジネスに携わりたいと思っているので、憧れますが、トップスクールを卒業すれば、
opportunityはたくさんあると思います。

Admissionも、私の話を聞いているのかどうか、怪しいし、失礼ですが、あほっぽいので、却下したいです。
Business Schoolの話をしに来てるのに、Grad Schoolはどうですか?と聞いてみたり。。。

しかも最初に、自己紹介で、私は社会人になって10年経ちますと言っているのに、Business Schoolは
実務経験が2-3年以上ないと、駄目です。。と言われ、また、自己紹介をするはめに。。。

すると、若く見えたからGrad Schoolを紹介した、と言われ、こいつ大丈夫?と思いました。

電話がかかってくる事もあり、その時も要領を得ないので、再度、同じ発言をしなければいけなくて、
話をする度に、いらつきます。

いつも最後には、声を荒げて、納得してもらう、みたいな。

いつにも増してAdmissionに不安を感じるので、却下です。。

ESMT European School of Management and Technology GMBH (Germany)
ドイツのテクノロジー系の大学です。Sustainable energyについて得られるものが
あるのでは、と期待していました。

Admissionの方は、一般的なマネジメントを勉強する事だけで、特に専門分野に
ついて深く習得できるような事は言っておられなかったです。

MITの場合は、やはりエネルギー関連の勉強は充実していますので、同じテクノロジー系でも
違いがあって、期待していいのかどうか、いまいちわかりません。

よさそうな大学ですが、他の大学同様、この大学にapplyするメリットはあるかと聞いても、
適当な返事しか返ってこないので、この大学と他の大学も含めて、自分のやりたい事について
目標がぶれる可能性があると思いました。

もしこれらの大学を選ぶ時は、GMATのスコアやFinal deadlineという、テクニカルな判断になる
かと思います。

英語がうまくない私に、もっと改善した後でないと、無理、と私にあまり興味ないようでした。
確かに、ドイツで暮らせば、ドイツ語も必要になるし、それ以上に英語ができないと、苦労するのは
目に見えています。

でも、以外に翌日メールをもらい、英語ができなくてもapplyできるように大学に聞いてくれるそうで、
他の担当者から連絡させるという内容でした。

今、不景気であまり出願する人もいないので、一人でも多く呼び込みたいという事も多分にあるのでは、
と思います。いずれにしても、フォローして頂けそうなので、良かったと思います。

ちょっと道が開けた感じ。

Nottingham University Business School (UK)
この大学も歴史は古いですが、Business Schoolとしての歴史は浅く、20年ほど前からです。
特にこれといった特徴はないですが、少人数で50人/年で、先生や学生同士で皆面識があって
アットホームな雰囲気だそうです。

この担当者は非常に親切で、他の大学の事も教えて頂きました。今回のセッションの中では、
Manchesterが大きいようで、他はそれほどでもないようです。

Vlerick Leuven Gent Management School (Bergium)
この大学は、入学すると必ず2週間は中国へ行ってケーススタディをするようです。
これは必須で、選択肢はないようです。

専攻科目はなく、決められた科目をひたすら履修するようです。この部分がネックです。
アメリカは選択科目があって、自分の目指す道に沿った勉強ができるのに。。。

今日、レジュメを送ってほしいという連絡があったので、送りましたが、予約した段階で提出
しているのに、ちょっと不思議でした。

議論すると時間がかかるので、何も聞かずに送りましたが、私と一緒にインタビューを受けた
スイス人女性と間違ってるんじゃないかな・・・?

彼女は事前にレジュメを提出していなかったので、当日ハードコピーを手渡していて、後日
メールで送るようにと言われていました。

でも、レジュメを見たらわかると思うし、何で送ってほしかったのかは、永遠に不明です。。

でも、ベルギーという場所に憧れますね。。フランス語も理解できる私としては、捨てがたい
国です・笑


Leeds University Business School (UK)
日本人スタッフ付だったので、込み入った内容は日本語で話せて良かったです。

エネルギー関係の授業もあるようで、悪くないと思いました。

大学の特徴としてはあまり印象がなかったです。

イギリスの郊外に住む事自体にちょっと抵抗があります。普通の暮らしなら素敵ですが、
勉強やビジネスが絡むと、実用的な現代生活が必要です。

これらの大学は、殆ど1年制で忙しく、バタバタと時間が過ぎて行くと思います。
マンチェスターは18カ月とちょっと長めです。

1年制の場合は、最後にインターンが無い代わりに、実際に企業で働き、問題解決の様な
勉強をしてレポートを提出して、単位をもらうようです。

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実務経験が10年もあれば、インターンなんていらない、と、ある大学で言われましたが、
ここもアメリカと大きく違うところで、インターンは必要だと思いました。

最終締め切りが来年の5月、6月なので、最悪の場合は申し込むと思います。

逃げ道を作っておいた方が良いかと思いました。

しかし、早期に結果は出したいです。




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