今シーズン一番の寒さで参道ですれ違う人の顔は寒そうな表情が多かった。
今年は破魔矢ではなく熊手で幸せを引き寄せよう!
JT65は通常メインにJT65-HF HB9HQX Edition(JPN)を使っていて、他には
以上のものを走らせています。 今まではJT65のRigコントロールはDXLabのCI-Ⅴコマンダーを使って、COM5(USB Serial Port)経由IC-756PROⅢといった構成です。この場合COM5がCI-Ⅴコマンダーに占有されて、HamLog,Logger32は周波数・モードなどの情報をRigから得ることはできません。HamLogについてはJT-LinkerがQSO情報を全て受け渡してくれますが、Logger32は周波数を手入力する手間が必要です。(ORG周波数の変更時)
また、JT65-HF(HB9HQX)とWSJT-Xを同時に動かしたい時は、WSJT-Xの設定でRigをNoneにしてORG周波数を手入力としなければならず面倒です。
そこで以前から気になっていたVSPE(Virtual Serial Ports Emulator)を年末年始の休みを使って導入してみました。
私のパソコンはWin10 64ビットなのでVSPEの64ビット版(有償)をダウンロードし、まずはCI-Ⅴコマンダーを使ってCOM5の共有を試してみました。
CI-Ⅴ Commander
この様な順で各ソフトを起動してみましたが、WSJT-Xが Rig Control Error とアラートを出してしまいます。CI-ⅤコマンダーとWSJT-XのHamlibが喧嘩している様です。
これは以前、JT65-HFを起動後に終了しCI-Ⅴコマンダーを終了後にWSJT-Xを起動したとき、あるいはその逆でWSJT-Xを起動後に終了しそのあとCI-Ⅴコマンダー、JT65-HFと起動した時にCATがうまくいかず一度Rigの電源を切ってその後電源ONにして対応していたのと同じ症状なのかも?
そこで、今回 DX Atlas の Omni-Rig を導入してみました。
Omni-Rig
この様な順に各ソフトを起動してみました。今回もWSJT-Xが Rig Control Error とアラートを出しますが、retry をするとRigコントロールがうまくいきます。しかし、すぐに Rig Control Error が出てその繰り返しです。そこで、WSJT-Xの設定で Poll Interval をちょっと長めにするとぶつかり合いが減ってアラートが時々出る程度になりました。今のところOmni-Rigのインターバル1秒、WSJT-Xのインターバル20秒としてます。WSJT-Xのインターバルをグーンと長くしてやるとぶつかり合いの頻度は激減するのでしょうが、ORG周波数をJT65-HF側でやった場合にWSJT-X側が周波数を読み取るのがインターバル時間に応じて遅れるのであまり長くもできないのかな?
このOmni-RigをJT65-HF HB9HQX Editionに使うと、JT65-HFを終了してWSJT-Xを起動するとき、あるいはその逆の時に一度リグの電源をOFF-ONする必要がないので良かったです。 しばらくは、これで様子を見て Poll Interval の適正な値を探してみます。