ActiveTuningAntennaSystem -120A
切断、折り曲げ箇所を油性ペンで書く
切断はカッターナイフで簡単だが、切れ込み部分はクリッパーで切った
万力で挟んで曲げる
折り曲げの順番を考えておかないと苦労する。(加工精度は極めて低い)
UPの時の電流は0.28Aほど
DOWNの時の電流は0.26Aほど
↑上限
↑下限
ATAS-120A を八重洲無線の対応機種以外でも使える様に手動式のコントローラーを制作した。
アンテナの制御信号はDC11V, 8Vでアップ・ダウンができる様で、3端子レギュレーターの7812と7808を使った。7812は12Vですが出力側にダイオードを入れるので11.5V位になるので大丈夫でしょう。
部品は殆どが手持ちのもので済ませた。購入したのはプッシュスイッチ、LED、3端子レギュレーター7812。
できるだけ出費を抑えるためにケースは手持ちのアルミ板で作ることにした。
回路図
ネットで見たものを参考にして
ケース作り
1mm厚のアルミ板から作った
切断、折り曲げ箇所を油性ペンで書く
切断はカッターナイフで簡単だが、切れ込み部分はクリッパーで切った
万力で挟んで曲げる
折り曲げの順番を考えておかないと苦労する。(加工精度は極めて低い)
アクリル板のカバーを被せるつもりですが、その固定用のビス穴にタップを切る事が出来るのか? 厚み1㎜ではネジ切出来ないので、小さめの穴にポンチを強めに叩いてクレーター状にした。これでタッピングビスが引っかかるハズ。
カバーを作ろうとしてアクリル板を曲げようとしたらパチンと音がして割れて失敗😔
出来上がり
制御用の電圧は UP 11.75V, DOWN 7.76V が出てます。
ATAS-120Aを駆動
実際にアンテナを駆動してみた。
コントローラーに加える電圧を12.3V以下にするとDOWNは問題無しだが、UPでは意に反して下がりました。
(12.3V以上では問題なく動作する)
(注)3端子レギュレーターは入力電圧が出力電圧より高くないといけない。+2.0〜2.5Vが推奨?だと入力電圧は14V以上となるが、12Vチョイの電圧で動作するので気にしないことにする。
所有している小さなポータブルバッテリーは12Vしか出ないので昇圧器を使わないといけない様です。
駆動中の電流は…
UPの時の電流は0.28Aほど
DOWNの時の電流は0.26Aほど
モータードライブの上限/下限の検知は電流値で判断する。
上限/下限では電流値が大きくなるで電流計が必至。コントローラーに電流計を内蔵すれば良かった🙁
↑上限
↑下限
上限/下限で0.6A位の電流値
コントローラーの使い方
①パワーを落としてCWモードなどで送信し、トランシーバー内蔵のSWRメーターを見ながらUP/DOWNして調整する。
②TRX(トランシーバー)側にアンテナアナライザーを接続してSWRが最小になる様にUP/DOWNで調整する。
②はトランシーバーとアンテナアナライザーを繋ぎ換えが必要だが、不要な電波を出さないのでこちらが -_-b かな。
ATAS-120A対応のトランシーバーはFT-857DMを所有してるが、このコントローラーを使えば他のトランシーバーとATAS-120Aの組み合わせで使えるので使用できる場面が広がった。
以上