9600bps をあきらめてTNC(KAM)によるAPRS 1200bps I-Gateをテスト運用していましたが、ムズムズと虫が騒ぎ再チャレンジしてみました。
"AGWPE"と"HS-SoundModem"。前回、デコード率は"HS-SoundModem"の方が良かったのでHS-SoundModemで実験開始した。
インターフェース内部の音声データのところをシールド線に替え、無線機のデータ端子とを繋ぐケーブルを作成した。以前は八重洲無線のオプションCT-39Aを使っていたケーブル。これは、その後に無線機-KAM用にしたので新たに作った。
インターフェース基板と無線機のデータ端子(ミニDIN6PIN)を結ぶ簡単なものだが、小さなピンに半田付けするのがエライ時間がかかった。1個は時間かけ過ぎで、ピン周りの樹脂が溶けてNGとなり悪戦苦闘の末にやっと出来上がった。
無線機とインターフェース回路、PCを繋いで"HS-SoundModem" "UI-View32"と順に起動。
まずはFT1Dで9600のビーコンを出して受信確認はオッケー。PCのマイク入力レベルを可変してみたが、デコード率はあまり変化せず大雑把で良い?
次にI-Gateからビーコンを出してFT1Dで受信するとオッケー。PCのヘッドホン出力レベルを可変してもデコード率が変わることも無い。
前回はレベル調整に長い時間をかけていたのが嘘みたいだ。調子が良いので、この状態でしばしランニング。Sが弱い信号はデコードしないが、そこそこのレベルの信号はデコードしているようです。
前回はデコードの悪さともう一つの問題の連続して送信(無変調)があった。これは原因が不明で、TOTタイマーで対処できず、発生したら皆さんに迷惑かけてしまうので怖いところもある。
受信監視をしながら長時間動かしてみているが、今のところ連続送信は起こっていない。監視ができる時のみ動かす事にして、しばらく様子見しよう。
そんな事をやっていたら、TNC機能を内蔵したDR-620をお借りできる事になった。TNCでのG3RUH 9600bpsとPCのサウンドカードによるG3RUH 9600bpc。この2つの受信デコード率の比較をやってみようとしたが、DR-620とPCをUSBシリアル変換ケーブルで繋ごうとしたら
D-Sub9pinオスーメスなのに繋げません。USBシリアル変換のD-Sub9ピンは機器側との考えでメスねじ(ナット)になっているのが殆どで、手持ちのもう一つも同じ構造だった。ネットで探すとオスねじのUSBシリアル変換もあるようだが、ここはお安い延長ケーブルを注文した。物が届いたら比較してみようと思う。