昼間になって風は強いが少し暖かく、富士山も姿を現した
木の甘夏の実を収穫した(今年は全部で25個の実をつけてくれた)
そして、この先日収穫して熟成させていた実9個を使って
「甘夏のマーマレード」を作ることにした
皮と果肉を取り分けるのに時間がかかるので
猫の手も借りたいが、Lauraはなんの役にもたたない
そんなLauraの監督の下で、Mihoちゃんの指示が飛ぶ
「包丁研いで」
「皮を綺麗に剥いて、千切りしたいから、チマチマむかないでよ」
「果肉を綺麗に分けて、タネはとろみに使うから分けて」
「無農薬だけど、皮は湯通しして」
「それをザルにあけて」
「詰める瓶を煮沸消毒して」
「それを圧力鍋に入れて」
そして、シェフの仕上げとなる
「お砂糖は少なめにしておくね(貧乏だからお砂糖が買えないか 笑)」
部屋中に柑橘類のいい香りが充満する
「味見してみて」「オォ、美味いぞ・・・こりゃいい」
「ビン詰して煮沸消毒するから、こうすれば長持ちするのよ」
「これで完成」
「そうだ、明日、お世話になっているお姉さん(お嬢様と言わないと・・・)のお土産にするよ」
「そうね。初物だから・・・」
一段落して、遅めの三時のお茶は、Mihoちゃんお手製のイチゴパイ
「ラウラ、やっと手を出したか」
「終わったの」
「お前は食べれないよ」
「じゃ、おやつちょうだい」
・・・・立春のひと時を楽しんだ