Jesus loves you

イエス・キリストを通して知る神様の愛についてのシェアリング

「あなたを困らせる人とどう付き合うか」3

2018-03-30 11:19:25 | Weblog
KEEPING THE CRAZYMAKERS FROM MAKING YOU CRAZY
by Rick Warren
http://pastorrick.com/listen 2018.3.20-22

「あなたを困らせる人とどう付き合うか」3


他人を困らせる人たちへの対処法 ~続き


(5) I refuge to cave in. 屈服しない。

困らせる人たちの言いなりにならないこと。
他人を困らせる人たちが、あなたの人生を支配しないように、させないようにする。

それは自分を愛することではないし、神様を愛することでもないし、彼らをも愛することではない。

Love is not allowing people to manipulate you.
人を愛することは、その人の言いなりになることを許さないこと。その支配に屈服しないこと。

クリスチャンが陥りやすいこと・・・
他人を困らせる人たちの望むままになることがクリスチャンとして正しい対応の仕方だと思う・・・
喜んで、玄関マット(汚れ拭きマット)になるべきだと思う・・・

人を赦すことと信頼することは別
赦しは恵みにより即座に行うものだが、信頼を得るのには努力と時間を必要とする。

たとえば、家庭内暴力をふるう夫はすぐにでも家から追い出すべき。しかし彼が謝るために来てドアの前に立ち、赦しを願ったのなら、妻は即座に赦すべき。じゃあ、”家の中に入れてくれ”と言われても彼を入れてはいけない。彼が信頼を得るためにはもっと時間が必要だからだ。

Meek is a strength under control. 柔和は抑制できる強さである。
Meek and weak is a two-different thing. 柔和と弱さとは全く別のもの。
調教された馬のことをmeekと呼ぶ。その馬は弱いわけではない。その強さを主人のために用いられるように調教された。
柔和な人は、強い者だが、主人の支配下にいる。

2コリント11:20「実際、あなたがたはだれかに奴隷にされても、食い物にされても、取り上げられても、横柄な態度に出られても、顔を殴りつけられても、我慢しています。」

パウロがガラテヤ信徒への手紙を書いた理由は、他の人からの要請や意見によってプレッシャーを受けたり、支配されたり、操作されたりしないようにと言うため。
ガラテヤの人々は他人の圧力によって玄関マットになっていた。
パウロが去った後、ファリサイ派によって規律を厳しく守るようにされていた。
ガラテヤの人々は律法的になっていた。

あなたたちは、キリストによって死の恐怖から自由になった。
過去の痛み、傷、罪の呵責から自由になった。
そして、人々からの要望や意見からも自由になった。
それなのに他人の思わくに合わせて生きている。

“Do not allow what you consider good to be spoken of as evil.” ROM, 14:16
「ですから、あなたがたにとって良いことがそしりの種にならないようにしなさい。」(ローマ14:16)

“We have freedom now, because Christ made us free. So stand strong. Do not change and go back into the slavery of the law.” GAL. 5:1 (NCV)
「この自由を得させるために、キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです。だから、しっかりしなさい。奴隷の軛に二度とつながれてはなりません。」(ガラテヤ5:1)

“The disciples came to Jesus and asked, ‘Do you realize you offended the Pharisees by what you just said?’ Jesus replied, ‘Every plant not planted by my Father will be rooted up, so ignore them!’” MATT. 15:12-14 (NLT)
「そのとき、弟子たちが近寄って来て、『ファリサイ派の人々がお言葉を聞いて、つまずいたのをご存知ですか』と言った。イエスはお答えになった。『・・・そのままにしておきなさい。』」(マタイ15:12, 14)


(6)Always take the hight ground. いつも高みにいる神様を見る

あなたを困らせる人たちに対応するときは、いつも高いところにいる神様の真理を選び、愛をもって反応しなさい。
彼らがどうであれ、正しいことを選びなさい。

侮辱する ← 優しさをもって応対する
愛のない態度をとる ← 愛深い態度で応対する
不快な態度をとる ← 赦す
意地悪な態度をする ← 良い態度で応対する

彼らがあなたのことをどう思うか、それはあなたが操作できるものではない。
あなたに対して他の人が何を言うのか、何をするのかを支配できない。

しかし、自分がどう反応するかは100%支配できる。自分で選べる。

優しく、親切に愛をもって反応すれば、神様を喜ばすことができる

Ask God to bless those who persecute you—yes, ask him to bless, not to curse.” ROM. 12:14 (TEV)
「あなたがたを迫害する者のために祝福を祈りなさい。祝福を祈るのであって、呪ってはなりません。」(ローマ12:14)

「迫害する者」とは、あなたを困らせる、傷つける、攻撃する、圧力をかける、厳しくする、意地悪をする、裁く、馬鹿にする、すぐに怒る、勇気をくじくというような人たちのこと。
そういう人たちに祝福があるようにと祈るのであって、呪ってはいけません。
これが本当の愛です。

“If someone has done you wrong, do not repay him with a wrong. Try to do what everyone considers to be good. Do everything possible on your part to live in peace with everybody.” ROM. 12:17-18 (TEV)
「だれに対しても悪に悪を返さず、すべての人の前で善を行うように心がけなさい。できれば、せめてあなたがたは、すべての人と平和に暮らしなさい。」(ローマ12:17-18)

“Do not be overcome by evil, but overcome evil with good.” ROM. 12:21
「悪に負けることなく、善をもって悪に勝ちなさい。」(ローマ12:21)

“When a man’s ways are pleasing to the Lord, He makes even his enemies live at peace with him.” PROV. 16:7
「主に喜ばれる道を歩む人を 主は敵と和解させてくださる。」(箴言16:7)

以上



「あなたを困らせる人とどう付き合うか」2

2018-03-29 13:44:25 | Weblog
KEEPING THE CRAZYMAKERS FROM MAKING YOU CRAZY
by Rick Warren
http://pastorrick.com/listen 2018.3.20-22

「あなたを困らせる人とどう付き合うか」2



他人を困らせる人たちへの対処法 ~続き

(2)You don't waite for an apology before you forgive them. 自分から先に赦す。

相手が謝れば赦すのではなく、自分から先に赦す。
自分は神様から赦されたのだから。

他人を困らせる人たちはたいてい、自分の内にある痛みや傷を自覚できていない。
“Jesus said, ‘Father, forgive them, for they do not know what they are doing.’” LUKE 23:34
「そのとき、イエスは言われた『父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。』」(ルカ23:34)

“You must make allowance for each other’s faults and forgive the person who offends you. Remember, the Lord forgave you, so you must forgive others.” COL. 3:13 (NLT)
「互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたも同じようにしなさい。」(コロサイ3:13)

(3)Refuge to gossip about them. 彼らの陰口を言わない。

あなたが彼らの陰口を言い始めてしまったら、彼らが勝ってしまう。
陰口はとても人の気を散らせるもの。教会、家族、仕事、人生、友人を引き裂く。

“Disregarding another person’s faults preserves love; but gossiping about them separates close friends.” PR. 17:9 (NLT) (他の人の欠点を無視する人は愛を守る、しかし人の陰口を言う者は親しい友との友情を引き裂く)
「愛を求める人は罪を覆う。前言を翻す者は友情を裂く。」(新共同訳)(箴言17:9)

“Do not do wrong to repay a wrong, and do not insult to repay an insult. But repay with a blessing, because you yourselves were called to do this so that you might receive a blessing.” 1 PETER 3:9 (NCV)
「悪をもって悪に、侮辱をもって侮辱に報いてはなりません。かえって祝福を祈りなさい。祝福を受け継ぐためにあなたがたは召されたのです。」(1ペトロ3:9)

(4)I refuge to play their games. 彼らに翻弄されないようにする。

他人を困らせる人たちは、論争好き、議論好きである。何故なら、あなたの注意をひきたいから。

こんなことを思ってしまうところに、罠がある。”彼らの態度がいかに困るものなのかを、もし私が論理的にはっきりと説明できるのなら、彼らは分かってくれる。”

しかし、彼らは相手の身になって考えることや、歩み寄ることをしないので、効き目がない。

だから、イエスの態度から学ぶ。

イエスは決して、ファリサイ派の罠にはまらなかった。
“The Pharisees plotted a way to trap him into saying something damaging… Jesus knew they were up to no good. He said, ‘Why are you playing these games with me? Why are you trying to trap me?’” MATT. 22:15,18-19 (MSG)
「それから、ファリサイ派の人々は出て行って、どのようにしてイエスの言葉じりをとらえて、罠にかけようかと相談した。・・・イエスは彼らの悪事に気づいて言われた。『偽善者たち、なぜ、わたしを試そうとするのか。』」(マタイ22:15, 18)

ピラトの質問に何も答えなかった。(マタイ27:11-14)

あなたは悪い人だと信じたいと思う人は、あなたの悪いところを探す。
あなたへの偏見が正当であるという理由を探す。多分に感情的な判断を下す。
だから、そのようなことに対して落ち着いて対処すること。
彼らの罠にはまってはならない。
罠にはまって時間を無駄遣いしないようにすること。

パウロも悪賢くならなかった。
“We reject all shameful and underhanded methods. We do not try to trick anyone, and we do not distort the word of God. We tell the truth before God, and all who are honest know that.” 2 COR. 4:2 (NLT)
「かえって、卑劣な隠れた行いを捨て、悪賢く歩まず、神の言葉を曲げず、真理を明らかにすることにより、神の御前で自分自身をすべての人の良心にゆだねます。」(2コリント4:2)

他人を困らせる人たちは、あなたの注目をあびるために論争をふっかける。

誰もが愛されたいというニーズがある。承認欲求がある。
でも、承認を得られないとなると、注意を引こうとする。そして変わった行動をする。
ネットに書き込みをして、ひっかけようとする。
でも、決して引っかかってはいけない。

だから、論争に入らない、議論しないでそこから立ち去ること。
論争は論争相手がいないと成立しないから。

“Just as charcoal and wood keep a fire going, a quarrelsome person keeps an argument going.” PROV. 26:21 (NCV)
「炎には炭、火には木 争いを燃え上がらせるのはいさかい好きな者。」(箴言26:21)

喧嘩好きな人、周りと協調しない人は、仕事場、企業、会社、ビジネスにおいての生産性を下げてしまう。
あなたが経営者なら、そういう従業員はすぐにでもクビにすべき。
そうでないと、伝染してしまう。

他の従業員のために平和な環境が必要。
「不遜な者を追い出せば、いさかいも去る。争いも嘲笑もやむ。」(箴言22:10)

二度注意しても、教会で問題を起こす人には他の教会へ行くように薦める。
「分裂を引き起こす人には、一、二度訓戒し、従わなければ、かかわりを持たないようにしなさい。」(テトス3:10)

続く






あなたを困らせる人たちとどう付き合うか

2018-03-28 13:45:00 | Weblog
リック・ウォーレン牧師のレッスンを翻訳しました

KEEPING THE CRAZYMAKERS FROM MAKING YOU CRAZY
by Rick Warren
http://pastorrick.com/listen 2018.3.20-22

「あなたを困らせる人とどう付き合うか」

他人を困らせる人たち、6つのタイプ

1.要求が多い人(小専制君主) Demanding crazy maker / little dictators
  厳しい、きつい、注文が多い人

2.批判的な人(小うるさい人) Disapproving crazy maker / knit pickers
  常に否定的、いつも批判する、なんでも反対する、手厳しい
  一方的な判断を下す(jedgemental)
  完璧主義、いつも不満、満足しない
  人の間違いを指摘するのが好き
  何をしても喜ばない、不服

3.大声で話し続ける人(拡声器) Deafending crazy maker / megaphones
  耳をつんざくような大声で話し続けて、相手が参るまでやめない
  論争好き、主張するのが好き

4.破壊的な人(火山) Discontented crazy maker / volcanos
  否定的、破壊的、相手を傷つける
  爆発しそうになったら周りは避難する

5.いつも不満な人(嘆きん坊) Destructive crazy maker / cry babies
  すぐに不機嫌になる
  自分の不幸を嘆いている、毎日が「慰め会」(pitty party)

6.ああ言えばこう言う人(口達者) Demeaning crazy maker / smartmouth, babble busters
  人を馬鹿にする、侮辱する、皮肉る、意地悪
  人の夢をくじく(babble busters)
  
"他人を困らせる人たちへの対処法

(1)Refuse to offended = I don't take it personally
   気にしない(自分に言われていると思わない)

他人を困らせる人たちの態度に対して、気分を害さない、腹を立てない、自分のことと思わないこと

その人が無礼なことを言うのは、あなたに対して言っているのではない
彼ら自身の内にある無礼さ、意地悪さを表現しているだけ
それは、”彼らの問題であって、あなたのことではない”ということを覚えておこう。

私たちはいろいろなことに対して腹ただしく思う。
個人的なことだけではなく、世の中で起こっている嫌なことについても
しかし、人間関係においては、神様は私たちに極力腹をたてないようにと求めている。
そのためには、感情的な成熟と霊的な成長が必要。

あなたに失礼なことをする人や誤解をする人に対して、あなたがどう接するかが大事です。

あなたを傷つけようとする人やあなたを支配しようとする人、不機嫌な人などに対して、
感情的にも霊的にも成熟した反応をすることです。


”やられたら、やり返す”、ではない

神様に願うべきは、「私に優しい心と、分厚い皮膚をください。」

では、ひどい相手に対して、どのようにしたら腹をたてずにすむでしょうか?

彼らは”他人を困らせる人たち”であるのだから、できる限り無視する

箴言12:16、賢い人は軽蔑されても無視できるが、愚かな人はすぐに反応してしまう
“When a fool is annoyed, he quickly lets it be known. Wise people will ignore an insult.” PROV. 12:16 (TEV)
「無知な者は怒ってたちまち知れ渡る。思慮深い人は、軽蔑されても隠している」(箴言12:16)

”他人を困らせる人たち”の態度の裏にあるものを見る
・・・彼らの内にある痛みや傷を見る

傷ついている人は、他人を傷つける

彼らの内には、恐れ、心配、不安、傷ついた過去、痛い経験、プレッシャーやストレスなど
見えないもの(他人には見せないもの)がある

彼らの態度に気を取られるのではなく、私たちには見えない彼らの痛みとその原因について考えてみる

その人の事情や過去を知れば知るほど、神様の恵みを相手に表すことができる
すぐに怒ることがなくなる

箴言19:11 忍耐と赦しをもって、大目に見る
“A man’s wisdom gives him patience; it is to his glory to overlook an offense.” PROV. 19:11
「成功する人は忍耐する人。背きを赦すことは人に輝きをそえる。」(箴言19:11)

本当の愛とは、神様の愛
“Love overlooks the wrongs that others do.” PR. 10:12 (CEV)
「愛はすべての罪を覆う。」(箴言10:12後半)
他人の態度に怒らないのなら、神様の愛が表れていること
成熟した愛の現れ

自分を傷つける人、攻撃する人、意地悪な人、邪魔をする人、態度が悪い人、うるさい人などに対して
すぐに怒ることを拒むことができる人の愛は成熟している。

自分の中に神様の愛がたくさんあればあるほど、相手がどんな態度に出ようとも怒ることが少なくなる



続く