いつからか、心にゆとりがなくなった。
いつからか、深く考えることがなくなった。
いつからか、深く悩むこともなくなった。
そして気づいたら、味の無い人間になっていた。
心にエネルギーがなくなっている。
人に対する思いやり。
変化を恐れぬ心。
忍耐強さ。
仕事に対する意気込み。
全ての飲み会に参加し最後までいようとした熱さ。
激しく興奮し、激しく感動し、激しく悲しむこと。
そういったものが相当薄くなった。
修学旅行では一番最後まで起きていようとするタイプだった。
それほど無茶をしようとすることが好きだったのに、今は全く無理をしようとしない。
考えてみれば今年で26歳、いつの間にこんなに生きたんだ。
知らぬ間に数字だけ増えている。
高校の時から何も変わっていない気がする。
成長していない。
むしろ、退化したとさえ思える。
高校の頃の方が物事を深く考えていた。
高校の時に人間を嫌うまいと心に決めた。
人間を嫌う人間は心がお粗末な人間だと考えた。
過去の自分を激しく反省した。
今の自分は、その頃に比べて心がお粗末になっているとしか言いようが無い。
年齢は関係ない。
ただ単に、自分がゆとりをうしなって人間的レベルが下がっている。
くだらない大人だけにはなりたくない。
ファミレスで横柄な態度を取るような、ヘボいおやじだけにはなりたくない。
心をもっと磨かなければ。
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