OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。明日の活力にと、スパイスの効いたサプリのような。

●魚をもらっても、食べたら終わり・・・。

2025年01月19日 | アマチュア無線

アマチュア無線は『魚釣り』に、よく例えられます。とはいえ、わかったふりして、本質をわかっていない人が『相当数いる』のを実感します。魚釣りより、スーパーで魚を買ってきて、食べたら終わり・・・。そんなアマチュアが多いように感じます。アマチュア無線機が『スーパーの魚や肉』みたいなもんで、買って食べたら終わり、無線機も買ってから21日間は『何とかモチベーションが保たれるものの、30日も経てば「もう日常」』です。

【写真:AWARDは『魚の捕り方を覚えたら一生食える』のと似ています】
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◆捕り方を教える人が、ほとんどいないです。
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趣味ですから『好きにやればいい』とは思います。

また、無線設備を揃えるには『一定程度の支出は不可欠』でしょう。

大人の趣味ですから、働いたおカネで何を買おうが『その人の勝手』です。

 

目立ち始めると、必ず『叩かれます』。

 

・総額500,000円くらいまでなら、目立たないし必要経費の範囲

・総額500,000円を超えたあたりから、金銭感覚が狂いだし、目立って、叩かれる

 

要は、クレカのショッピング枠内か、キャッシングに手を出すか、みたいな感じ。

 

物欲は『際限がない』ものです。

いくら『そこそこおカネがかかる』とはいえ、

手に入れた道具を『うまく使いこなさないと、次の買い物に目移りする』のです。

 

・無線がしたいのか?

・物欲で自分の価値を誇示したいのか?

・買い物がしたいだけなのか?

 

とかく再開組はブランクを埋めるために『舞台装置』を揃えたがります。

 

そんなことを続けていたら『いつまでも魚の捕り方』はわからないです。

早くに『魚の捕り方を覚えて、一生食べられるのと同様にすべき』でしょう。

 

出力『0W』の『SWL』は『魚の捕り方を知っているから続けられる』のです。

 

▲スコアが伸ばせるAWARDは、長期のゲーム。

 RIGを買い足すばかりでは、カネが尽きたら終わりです。

 無駄にハイパワーを出されるのは、ちょっと近所迷惑なのですがね。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなど、他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※X(旧Twitter)等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
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●そんなヤツとは『お友達』でいると『破産』しまっせ、の話。

2025年01月18日 | アマチュア無線

430MHz帯・FM・メイン周辺の交信で『息をするように「買い物自慢」』の局が少なからずいます。自慢をされる側が『下に見られている』ということです。また『バカにされている』ということを『認識して、交信相手にならないと精神的によくないですよ』です。

【写真:シンニアマは、とかく『200W』『14MHz』を言いたがります】
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◆買い物自慢するようなヤツとは、縁を切れ。
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430MHz帯・FM・メイン周辺に限ったことではありません。

 

動画サイトで『あれ買った、これ買った』と、

開封の儀だの、レビューだのやっている人がたくさんいます。

息をするように『買い物自慢している』ことも多々です。

 

そういう人の動画をみて、焦ってはいけません。

 

<ある人の買い物リスト(実勢価格)>

・IC-705:120,000円

・IC-7300:110,000円

・IC-9700:170,000円

・IC-905:500,000円

・IC-7760:750,000円

★合計=1,650,000円

 

RIGだけで、1,650,000円ですから、

ATUだの、ケーブルだの、電源だのの付帯費用を含めますと、

だいたい『2,000,000円』の買い物が『アマチュアの天井金額』です。

 

私が、いつも書いている『大手企業の退職金10%が天井』と一致します。

 

これって、テキトーに書いているのではなく、

ショップやメーカーの営業が話しているのを見聞きし、

再開組に『ナンボ使わせるか』を予め想定している数字だからです。

 

・4アマで再開・・・まず、IC-705を買います。

・慌てて3アマを取って・・・次に、IC-7300を買います。

・勢いで・・・IC-9700を買って『ラインナップを揃える』のです。

 

1~2年は、3アマでムセンをやります。

 

・HFに出てみると、FT8にハマって、

・公称50W、実際には100W機では『限界』を感じます。

・DXCCを伸ばすには、14MHzを外せないことを身に染みて知り、

・シンニアマを取得します。

 

IC-7300かIC-705をエキサイターにすればいいのですが・・・。

 

外品のリニアも入手難ですし、JARDの保証認定も面倒くさいです。

既製品の200W機なら『技適』で申請すれば『200W免許』が下ろしやすい。

そこでメーカーは『お前ら、これが欲しいんやろ?』と、

IC-7760やFT-101MPなど既製品の『技適の200W機』を買わせようと、

あれこれプロモーションを仕掛けてくるわけです。

 

さらに、IC-905など『誰が使うねん?』という『GHz帯』の無線機も仕掛ける。

 

IC-905を買うと、一気に購入金額が跳ね上がります。

ここで『金銭感覚が狂ってくる』のですね。

嫌味な言い方ですが『超えてはいけない一線』を超えてしまう。

 

・クレジットカードで買うには限度額を超え

・超えてはいけない『消費者金融』で借りるのと同じ状態に陥る

 

買い物が『クセ』程度なら大丈夫ですが・・・。

 

何が怖いかって『買い物は麻薬、病気だ』ということです。

単に『依存症』と漠然とした表現では済みません。

買い物をするときって『脳内にドーパミンがドバっと出る状態』です。

 

パチンカーが、かかったときに『脳汁が出る!』状態と全く同じなのです。

 

そういう『病気の人』と『友達でいたいか?』を自問自答すべきです。

さらに、防護指針の電界強度計算書を『テンプラで作成』し、

書類パスで済む200W免許が『総通で印刷』され『垂れ流し放出状態』です。

 

それを、電波の上で『計算書をあげます、もらいます』の会話・・・。

 

聴いている側を少し意識している様子は伝わってきますが、

実際には、飲酒運用で『ちょっと酩酊』しつつ・・・。

おいおい、大丈夫か、君たち・・・と感じます。

 

息をするような買い物自慢、こういう人とは縁を切らないと破産しますよ。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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●IC-7760って、40~50万円程度が妥当ではないか?。

2025年01月17日 | アマチュア無線

フラッグシップ機だった『IC-7851』に代わって『IC-7760』がフラッグシップ機になっていますね。送信出力が『200Wになっただけ』で、カタログ値をみていると『IC-7300が2台ある方がコスパもよくっていいんじゃないの?』という意見が出ています。私もそう感じます。終段を『LDMOS』にしたのと『セパレートにした』、この2点は評価に値しますが、877,800円(税引価格:798,000円)って、ユーザーをなめた価格設定に思うのは私だけですかね?。

【写真:モノで自分の評価を得たい『見栄張り』向けのRIGだと思います】
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◆同価格帯なら、IC-7851の後継機種を出すべきじゃないか?。
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・IC-7300は、153,780円(税抜139,800円)で買えます。

・これを『2台』買っても、307,560円です。

・電源を『2台』買っても、100,000円ほどです。

・外品の200Wリニアを買っても、145,200円ほどで買えます。

・バラバラで購入したとて、定価ベースで552,760円です。

 

メーカー製で、電源付き200Wのセパレートなら、400,000円台が妥当じゃない?。

 

パネル面も『小さい』と感じます。

IC-7851同等のパネル面にして、

つまみ類も『同数程度』装備していないと、

一発でアクセスできない機能があったり・・・。

 

ま、シンニアマの見栄張り向けで粗利をむさぼるのが目的なのでしょう。

 

IC-7300なんて、10年前にリリースされています。

この『普及機と、大して変わらないスペックで値段が5倍』とは、

ICOMさんも、ユーザーの懐に期待するのも『やり過ぎ』ではないですかね。

 

IC-7300が2台にAC電源付きの200Wにしては『適正価格』を超えています。

 

結局は、ブーム世代の『退職金の10%』を狙っていますね。

退職金の10%、もしくは『年金生活者の年収分』あたりが狙いでしょう。

人によっては、厚生年金に加えて、企業年金もあります。

 

シンニアマを、相当に意識した設計だと感じます。

 

IC-7300の100W機を『たった3dB上げるだけ』で、

IC-7300の5倍の値段も付けるなら、

その『爆上がりした分、RIGにPCを内蔵してFT8がRIG単体でできるようにならんや?』。

 

IC-7760は、ユーザーを『なめている』としか思えないのですがね。

 

ま、わかりやすくメーカーに踊らされて購入し、

周囲から『いいな』『いいね』と浮かれている局もチラホラ出てきました。

そんなん社交辞令で言うてはるだけちゃいますのん(笑)。

そこに気付けよなぁ・・・と思いますけどね、私は・・・。

 

どうあれ『他人の趣味』に『どやこや言うのはお門違い』どすけどねぇ。

 

ホンマ、わかりやすく振り回されて、

散財している人がいるのだな、と思いました。

ま、それでも老後資金は潤沢にあるのでしょうから、

 

どうでもいいんですけど、

IC-7851の後継機を出した方が正解ではないですかな。

IC-7760は、再開組がQRT期間を挽回するための『舞台装置』やと感じますな。

 

メーカーもユーザーも『金銭感覚』は、大丈夫ですか・・・?。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!


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●ジャンクの電線を使って、アマチュアらしい工作を2つ・・・。

2025年01月16日 | アマチュア無線

道端に落ちていた配線用の電線を拾ってきました(けっこう、落ちています(笑))。これを使って、ちょっとした工作をしてみました。

【写真:見るからに、ジャンクを通り越して『ゴミ』状態の配線用電線】
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◆アマチュアらしい?工作を2つ。
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▲ID-31につないでいるスピーカーマイクに『輪っか』を付けました。

 

▲ケーブル止めをマイクハンガーにしています。雑に引っかけても大丈夫です。

 

▲ウラ側は、こんな感じです。

 

▲平行二芯の銅線なので片割れを利用して、430MHz用の1/4λホイップを作ってみましょう。

 

▲業務無線のジャンクにピッタリフィットしました。六角レンチで締めて完成です。

 

▲黒い方の電線をアンテナにしました。全長170mmほどなので『ステルスアンテナ』になるかな(笑)。

 

ハンディ機単体では使い勝手がよくないので、

ハンドマイクとして『スピーカーマイク』を購入される方も多いでしょう。

しかし、シャックやモービルで使う際に、

マイクハンガーに『引っ掛ける』のを考慮されていない品ばかりです。

スピーカーマイクは『襟元に挟む』のを考えているのか、

クリップ状態になっていますね。

 

ここに、輪っかを挟み込んでみました。

 

・平行二芯のジャンク(ゴミ)配線用電線

・ものさしで、430MHzの1/4波長に近い170~180mmほどで切る

・カッターナイフで外側の汚らしい絶縁被覆を剥く

・中の絶縁電線は、単線で少し硬いのでマイク用の輪っかや1/4波長のアンテナにピッタリ

・アンテナは、業務無線用のマグネット基台(M6)に取り付けるだけ(要VSWR調整)

 

VSWRのチェックがめんどくさいなら『遠くのレピーター』にカーチャンクするだけでもいい(笑)。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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●見ている景色を変えて、見ませんか?

2025年01月15日 | アマチュア無線

アマチュア無線って交信するだけではダメなの?・・・ときどき、このような質問を受けます。もちろん、交信は基本のキです。いろんな人がいるのがアマチュア無線という『原点』で書いていますが『電波を出すのがやっとこさ級』の人が『最も多い』のも実情ではないでしょうか。

【写真:SWLでもQSLをCfmできると、AWARDが楽しめます】
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◆AWARDをやると『見える景色が変わる』というものです。
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貯金がない人は『貯金がない人の景色』を見ています。

普通預金残高を貯金と誤解している人も『誤解した景色』を見ています。

貯金が100万円ある人は、100万円の余裕がある景色を見ています。

貯金が300万円ある人は、300万円の余裕がある景色を見ています。

資産が1,000万円以上ある人は、それだけの余裕の景色を見ています。

 

何となく、伝わっていますか・・・?。

 

株などの投資をやっている人は、株式市場の景色を見ています。

パチンコをやっている人は、パチンコ台の景色を見ています。

競馬をやっている人は、馬券や競馬場の景色を見ています。

貯金が好きな人は、定期預金の通帳の景色を見ています。

 

ちょっと、伝わっていますかね・・・?。

 

・4アマの人は、4アマの景色を見ています。

・3アマの人は、3アマの景色を見ています。

・2アマの人は、2アマの景色を見ています。

・1アマの人は、1アマの景色を見ています。

 

3アマや2アマで、1アマの景色は『少し背伸びしないと見えない』ということです。

 

みんな『限られた自分の資源』で、アマチュア無線を楽しんでいます。

1アマの資格があっても、敷地や立地の関係で3アマ同等の運用局もたくさんいます。

また、2アマの200W免許ながら、こっそりハイパワーを出している局もいることでしょう。

 

個人の趣味ですから、自己責任で勝手にやればいいと、私は思っています。

 

動画配信者が『HFをやろうよ』『短波はおもしろいぞ』とか言っています。

それには間違いはないと感じますし、アマチュア無線の醍醐味は、

やはり電離層反射伝搬にあるのを『毎日、実感』しています。

 

そこで『何のためにHFをするのか・・・?』を提起してみましょう。

 

最初は『おぉ!北海道と交信できた!』『沖縄とつながった!』でOKです。

中には『VSWRが落ちなくて、交信にまで至らないよぉ』という方も多いです。

VSWRが落ちないのは『カットアンドトライと自己研鑽』で解消します。

要は『実地で勉強すれば、どうにかなる』というものです。

 

聴こえてくるのに、信号がデコードできるのに、電波が上手く出ない・・・。

 

いきなりHFで電波を出そうとするから『一筋縄ではいかない』のです。

受信さえできれば、しつこいですが私は『SWLをやってごらん』と推奨します。

SWLをやりながら、コツコツとSWL-RPTを送り、QSLをCfmしましょう。

1アマになったつもりで、スコアが伸ばせるAWARDをやってみてはいかがでしょう。

 

今のアマチュアは、都市ノイズの多さにびっくりされるようです。

 

都市ノイズが『Sメーター読みで「9dB以上」』だと、

よほど強力な局の信号でなければ受信すらできませんね。

FT8で使われる『10.136MHz』に周波数を合わせてみてください。

整合が取れていないアンテナで受信すれば、

たぶん、ノイズしか聴こえないと思います。

 

RIG+USBケーブル+PC+wsjt-xやJTDX・・・DXの信号がデコードされています。

 

アマチュア無線が若い人にウケないのは認知不足もありますが、

ネイティブなスマホユーザーである若年層から見たら、

アマチュア無線の運用というものは『初期設定が七面倒臭い』のです。

RIGとスマホをBluetoothでペアリングしたらFT8ができるくらい簡便にならないと、

普及させるには、ちょっとハードルが高いな・・・、私はそう感じています。

 

しかし、七面倒臭いことをクリアするのも、趣味の世界です。

 

自分の『スキルのスキマを埋めていく遊び』がアマチュア無線だと思っています。

要は『テトリスの実物大ゲーム』じゃないかな、と感じます。

HFのスキルがないのに、カウンターポイズとモビホで50Wをいきなり突っ込むから、

なかなかうまくいかないのは『あたりまえ』です。

 

アマチュア無線は多彩とか、漠然とした表現をよく耳にします。

 

その割に、SSBやFMなどのPhoneこそ無線だ!とか思っている局が多いです。

そこが『4アマや3アマの景色だぞ』ということだと思っています。

できれば、CWのスキルを身につければ『また違った景色』が待っています。

CWも、最初はPCで受信、送信はメモリーキーヤーでも『何とかなるもの』です。

 

簡単に表現するならば『群れずに、要領よくやれ』ということです。

 

ハムショップもFT8ができるまでの顧客フォローをすればいいのですが、

せいぜい『店頭展示用のPC設定しかできないショップ』ばかりです。

ハムショップではPCを売っていませんから、販売者として責任が持てないとか言って、

PCの設定を避けているのが現状です。

 

PC設定までショップができれば、DXerが多く輩出できるのですがね。

 

ショップが『やらない(できない)』のですから、

自分でスキルアップするしかありません。

多彩・・・これを言い換えれば『切れるパイが多い』ということです。

 

そのパイを『多く手に入れた人だけが、ムセンを長く続けられる』ということです。

 

SWLであれ、HAMであれ、ほぼ同等にAWARDのプログラムが用意されています。

私が常に言っている『スコアが伸びるAWARDをやれ』というのは、

多彩に散らばっているパイを多く手に入れて、切れるパイを増やせということです。

 

シンニアマを取って、200Wの局免を額に入れて飾って、満足できますか?。

 

200W免許なんて『誰でも手に入れられる、大して価値がないもの』です。

Phoneで14MHzをやっている局なんて『ほんのわずか』です。

そんな運用しかしていなかったら、局免許も5年後は『紙くず』です。

 

身近な例だと『小型二輪より安くカンタン』な資格・免許です。

 

逆に『原付一種』でも『要領よくやれば、カンタンに遊べるもの』です。

50ccで、あちこち出かけているツアラーも、あなたが知らないだけでたくさんいます。

 

50ccで遊べる人は『それなりのノーハウ、捕まらない走り方を知っている』のです。

 

アマチュア無線は、多彩過ぎて『これだぞ』というものを、

業界も『大人の事情』が絡んでいるのか、なかなか教えてくれません。

しかし、専門誌や連盟のNEWSを、くまなく見ていると、

やはりトレンドは、都市ノイズにも強いDigitalモードだ、とわかってきます。

 

・運用してCfmできればいうことなし、だが・・・

・ハチの巣をつついたようなパイルには、なかなか勝てない・・・

・思ったようにVSWRが下がらず、電波が出ない・・・

 

HFは『V・UHF帯のような「ポン付け運用」』にはハードルが高いです。

 

その『高いハードル』は『経験値で少しずつ下げていくしかない』のです。

多くの局、とりわけ『再開組』は『都市ノイズの多さ』にびっくりしています。

かつて、自分が中高生時代に運用していた頃とはレベルが違う都市ノイズに仰天し、

これがHFのハードルを上げてしまって『結局は、やめてしまう人が多い』のです。

 

でも、FT8/FT4などのDigitalモードは『活況』です。

 

・10.136MHzをPhoneで聴いても

・都市ノイズが『S:9dB+』

・PCでデコードしたら、地球の裏側の信号までデコードしている!

 

遊び方が根本的に変わっているのです。

 

YAESUがどうの、ICOMがこうの・・・。

私は『SDRの時代、好みで選べばいい』と思っています。

スーパーヘテロダインがどうしたこうしたの時代なら、

TRIOがいい、いや、YAESUがいい、半導体に強いICOMがいいという議論も成り立ちました。

 

今や、RIGのフェース(顔)なんて、ほとんど見ていません。

 

見ているのは『PCの画面』です。

これが『見ている景色が違う』ということです。

FT8なんてムセンじゃない!という声もよく耳にします。

 

こんなもの、テレックスの変形じゃないか、RTTYの延長じゃないか?。

 

▲FT8の原型ともいえる?、テレックス。

 

Digitalモードは、耳の不自由な方が『こんなすごい遊びやりたい!』といいます。

すべてを健常者の大人の都合で考えていては、

見える景色が、ホンマ、しょぼいところしか見えていないのです。

 

・かつて、電信は鉄道信号線を活用した有線通信の電報手段だった

・非効率な電信に代わって登場したのがテレックスだった

 

こんな視点で見たら、見えてくる景色も多少は違ってくると思うのですがね。

 

いかがでしょうか?。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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