昨今のICOMを見ていると『おいおい、大丈夫か?』と感じます。IC-905は『作ったけど、思ったほど売れていない・・・。在庫処分で?サブスクするか』と、半ば『叩き売り』状態です。さらに、IC-PW2も初期ロットは『全数回収』。加えて、IC-7760に至っては『IC-7300、IC-9700、IC-7610に搭載されているクーリングファンが「2基」』。このクーリングファンが2つも回れば『あー、うるさいなぁ!』と手元に置くには騒々しい。なので『セパレートにすりゃいいじゃん』的な、安易な設計。中身は40万円程度のRIGが、80万円もするって『ユーザーをなめてんのか?』と思いますねぇ。クーリングファンもパーツ代だけでみたら『1個700円程度』のシロモノ。そりゃあ、株価も下がりますわ。総会で文句言いたくなる気持ち、わかりますかね?。
【写真:体裁だけはご立派ですが】
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◆製品開発と商品開発は『違う』のが、わかっていない。
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マネジメントの本とリーダーシップの本。
どこの書店でも『ビジネス書』のコーナーにいけば、
フツーに並んでいる類の本ですね。
さて、売れているのは、どちらでしょう。
売れているのは『リーダーシップの本』です。
売れればいいという視点では『売れる商品を作ったらいい』と思います。
アマチュア無線機に関しては『確かに売れなくてもフラッグシップ機は必要』なのも、
一定の理解はしています。
・IC-PW2
・IC-905
・IC-7760
どれも売れていませんし、売り方を知らないのか・・・?。
マニアやオタクには売れているとは聞きますが、
これで『ICOMの経営を安定基盤に乗せて維持するには程遠い』といえます。
買っているのは『マウントを取りたい一部の嬉しがり』だけです。
また、肝いりだった『デジタル方式の特許』を持った『デジコミ機』も、
受信感度が不評で、OEMのアルインコ一択になっています。
経営者が身を挺した・・・とは、とても言えない状況に感じます。
社員さんは『技術者としては優秀かも?』とは思いますが、
果たして『商売人』としては『ド素人』に感じます。
そもそも、経営者から見たら『他人』である『社員』に任せた商品が売れるのか?。
近年のICOMは『ドツボ一直線』に見えます。
まぁ、上場会社ですから、そう簡単に潰れることはないでしょう。
とはいえ、法律を変えさせて『第二級まで講習会で資格取得可』にしても、
新規参入者も、再開組も『ほぼ、ピークアウト』です。
1,既存市場に、新商品を投入
2,従来商品を、新規市場に
3,新規市場に、新規商品
ICOMが取っている営業路線は『1』で、一番得意なはずですが、
それでも『苦戦』しています。
ライセンスフリー市場にデジコミ機は『3』といえます。
アルインコが取っている路線は『1』と『2』の複合で、
ユーザーが望む商品供給をしていると感じます。
2の路線は『営業活動に精を出せば結果が出るもの』です。
・IC-905
・IC-PW2
・IC-7760
どれを取っても、ユーザーが得られるインセンティブが見えにくいです。
そのうち『残クレ』で販売しそうな気がします。
極論すれば、IC-7300、AH-730、IC-9700、IC-705、IC-905を一式パッケージ化して、
残価設定クレジットにして『当面、50~60万円の残価設定ローン』を組ませた方が、
一次的な商売は『うまくいくのでは?』と感じます。
ま、そのうちの一部ユーザーが回収不能で『飛ぶ』でしょうけれど。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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