トランプ大統領のメラニア夫人は『スロベニアの出自』をご存じでしょうか。現天皇皇后両陛下即位式に、一期目だった当時のトランプ大統領夫妻が来日されました。メラニア夫人の母語はスロベニア語で、英語は堪能ではありません。米国内でも『英語が苦手なメラニア夫人は何かと批判の対象にされた』というエピソードもあります。そんな夫人の出自を皇后陛下は、最初は英語でコミュニケーションを取っておられましたが、メラニア夫人の英語が堅く『母国語以外で話しやすい言語はありますか?』と尋ねられました。メラニア夫人は『ドイツ語なら話しやすいです』と答えられ、雅子さまは『わかりました、ではドイツ語で』と、臨機応変にドイツ語に切り替えられメラニア夫人にも笑顔が溢れ『子育て』などの話題で盛り上がったという逸話があります。スロベニアも、今ではアマチュア無線でも『比較的交信しやすいエンティティ』ですが、紛争などで母国を追われた方も、たくさんいらっしゃいます。アマチュア無線は『新規エンティティだけをやる』という狭い視点も結構ですが『とにかく、既存エンティティでも1st局なら、どんどん交信したり受信レポートを出すのが「小さな国際交流じゃないか?」』と、私は思っています。
【写真:内戦から独立し、今の治安は普通レベルに安定したスロベニア】
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◆能天気にアマチュア無線が楽しめるのは、ハッピーなこと。
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狭い視野の局は『B(中国局)ばかりで、つまらないコンディションだ』とか、
そんなことを、430MHz帯・FM・メイン周辺で『自慢たらしく話している』のを聞くと、
アマチュア無線の真骨頂が『まるで、わかっていないな』と感じます。
中国が好きか嫌いか、それは個人の自由です。
いいですか、電波は国境を越えていきますね。
そもそも、国境なんて『人間の都合で線引きしただけ』です。
政治も大事ですが『私らアマチュア無線の特権は、政治や外交に関係なく、
自由に交信でコミュニケーションが取れる』ということです。
民間レベルの、草の根交流、小さな外交官・・・。
私は『各局が、そういった意識をもって、
HFや50MHzを楽しんでほしいな』と思っています。
したり顔で、国際的な話をする気はありませんがね。
同じ道楽で遊ぶ仲間は、世界中にいるのをお忘れなく。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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