430MHz帯・FM・呼出周波数周辺の交信を聴いていて『~局長さん』というフレーズを、しょっちゅう耳にします。ものすごく違和感がある敬称です。局長さんとは、本来『局』と呼ばれる『組織』の『長』です。確かに、アマチュア局と表現しますが、組織になっているのは『社団局』です。社団局の長は『理事長』あるいは『会長』で『局長』と呼ばれることは、ありません。『イヤキチ』を言うならば『局長がおるんやったら、局員はおるんやろうな』です。個人局には部下も局員もいませんね。慇懃無礼で『おかしな表現』は、そろそろやめにしませんかね。
【写真:テドロス事務局長は『局』の『長』だから『局長さん』でOK】
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◆必要以上にリスペクトするなら『〇〇さん』で十分です。
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私は、会社の役職同様、コールサインだけでも『敬称扱い』しています。
念のために、電波法令集抄録に目を通しましたが、
関連法の中に『局長』という表現は、
管轄の総合通信局長、くらいのものです。
・『ある局長さんが言うてはったんですが』(交信内容を漏らしている疑い)
・『お聞きの局長さん、いらっしゃいましたら応答願います』
→お聞きじゃない局長さんが、どうやって応答するのか教えて頂きたい。
これは『一例』ですが『あほやなー』と思います。
ニューカマー局が言っているなら、
まだしも『40年やっている人』が『局長さん、局長さん』というのですから、
始末に負えないと感じますわ。
重箱の隅をつつくつもりではありませんが。
おかしなムセン用語を勝手に作って、
毎日毎日、同じようなことばかり垂れ流す交信をしているから、
何もわからないニューカマー局が真似します。
他のエリアはどうなのかわかりませんが、3エリアに限って言えば『そう』です。
・お聞きの局長さん、ワッチ局、入感局ありましたら応答願います。
→お聞きやなかったら、どないして応答すんねん?
→ワッチしてなかったら、どないして応答すんねん?
→入感局やなかったら、どないして応答すんねん?
いらんこと言うてんと『受信します』あるいは『どうぞ』でよろしい。
EMEやサテライトでDXやってるなら『別』ですが、
見通し距離の国内局相手に『CQフォーサーティ』だの、
『コーリングCQぅ、アーンド、スタンディングバイ』もいらないです。
おかしな局は、呼び出し周波数で『CQ<略>コーリングCQアンドスタンディングバイ』の後に、
『次回、サンポイントマルニでコールします』とかいうのです。
ならば『スタンディングバイ』は何だったのか?、あほなのか?。
呼び出し周波数周辺は『いろんなヤツが聞いていて、ぶつぶつ言うヤツもおる』のだから、
そろそろ『まともな言い回し』に直さないと『あほ』扱いされることに、
気づくべきだと、私は思います。
なかなか人を変えるというのは難しいですからね。
いろいろ書いていますが『スパイスのようなサプリ』と思って頂ければ幸い。
▼参考までに『局長』の解説をリンクしておきます。
アマチュア無線で『局長さん』という表現が、
いかに『おかしくて、間違っているか』を、
知っていただければ嬉しいです。
また、余談ですが『フォネティックコード』の『F』。
フォックス・トロット(fox-trot)で、4/4拍子のテンポが速いダンスの意です。
fox-trotの言語は『馬の速歩(はやあし)』です。
フォクスロットと表現される方もいらっしゃるようですが、
そのような単語はありません。
間違った『っぽいフォネティックコード』の使用は恥をかきます。
いっそのこと『フォックス』や『フロリダ』あるいは『フランス』の方が、
まだ、聴きやすいと感じます。
また『こちらのコールは・・・』『ジュリエイト・・・』、
430MHz帯・FMは『おもしろい勝手用語』がはびこっています。
さらに余談ですが『アマチュア無線家の減少』について。
局長さんを連呼する局が『よく話題にする』のが『ハム人口の減少』。
会社で言えば『うちも人手不足でねぇ』と似たようなものです。
会社の人手不足は社員の責任ではなく『社長の責任』です。
社員が心配することでも、責任を負うこともありません。
アマチュア無線界に限って言えば・・・。
無線人口の減少は『JARL、JARDはじめ「ムセンギョウカイ」の責任』です。
何も手を打ってこなかった『無線業界』がいけないのです。
いまさら、慌ててJARL-NEWSで『ニューカマーに優しく』とは、
新しいJARL会長も『まあ、他力本願で呑気な人・・・』と、
半ば呆れています。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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