アマチュア無線家の多くは『きわめて常識的な人』が多いと感じます。昨今の『上級資格思考』がもたらす『資格カースト』や『経験値ヒエラルキー』について、ちょっと考えてみます。ま、自責か他責か・・・だけなのですがね。
【写真:学歴偏重、社会的地位、資格・・・舞台装置が満載】
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◆周りにいる『声の大きい人』に惑わされないのが大事。
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資格や経験値のカーストやヒエラルキーは『ただの舞台装置』です。
特に『第一級』資格者は『それだけですごい』とか言われます。
実は『第一級がすごい』のではなく、
『第一級の運用をしているからすごい』というのなら理解できます。
私は『3アマ的運用を推進しているから偉くないばかりか、なめられる』のです。
・学歴:〇〇大学の理工学部卒
・職歴:〇〇会社のOB
ま、こんな『社会的地位』などが『舞台装置』や『衣装』『照明装置』になり、
ますます、惑わされがちになるということは、よくあります。
例えば『官僚』は『官僚だから偉い』のではなく、
官僚の仕事をやって、国民生活が円滑に進むような仕事をしているから偉いのです。
東大卒の官僚が作った政策でも『国民が苦しむ』という結果を招くと、
その官僚の仕事は『評価もされない駄作』であるのは、誰もが知っています。
駄作どころか、間違った政策であるということです。
官僚であるから・・・という理由だけで、
私たちが官僚の言動を肯定する理由にはなりません。
早い話が『その政策で結果を出してナンボ』です。
これが『あたりまえの、市民感覚』です。
会社の社長が偉いのではなく『社長の業務をするから偉い』のですね。
逆に言えば、その社長が社長としての仕事を失敗したからといって、
その人の人格否定まですることは間違っています。
社会・・・これは『個人の集合体』でしかありません。
アマチュア無線界も『ひとつの社会』と見れば、
構成員である『個人が変わらなければ、社会は変わらない』のです。
JARL批判があちこちから聞こえてきますが、
会員である私たちは『一般社団法人の構成員』に過ぎず、
この組織も『ただの個人の集合体』なので、
その社会が悪いというのなら、その構成員である自分も悪い。
そこに気づかないと永遠に『他責的』である、ということだと私は思います。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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