アマチュア無線の楽しみ方の一つに『CW(電信)』があります。私は『CWは、他のモードとは別格』だと思っています。ほぼ『まる3年、CWをまともに運用していなかった』のを反省し、再度CWでも遊ぼうと『1か月で再デビュー』しようと画策しています。
【写真:電鍵を『楽器』と思えば、楽しいです】
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◆厄介な『受信』に、みんな怖がっているのが『実情』では?。
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Digital Sound CWというソフトをPCにインストールしてみましょう。
電信符号を解析できるフリーソフトがあります。
いきなり受信なんて、誰もできませんね。
自転車を乗り始めたときの『補助輪』みたいなものです。
綺麗な『1:3』の符号を出す局で、
なおかつ、信号強度が『一定(RST:519以上)』あれば、
このソフトウエアの解析率は『まぁまぁ及第点』だと思います。
・まず、受信は『PCソフト』の解析にやってもらう
・とにかく、送信さえできるようにしておく
・最初は、5NN BK、5NN TU・・・なんでもいい
大事なこと、ひとつ教えます。
それは、コールバックの際に『自局だな』とわかる程度に耳を慣らす。
これだけでも、けっこう『自信がつくもの』です。
コールバックは『1分間100文字の速度』でも受信できるようにします。
これだけは『ちょっと気合を入れて、特訓』します。
1分間60文字でも構わないですが、欧文の実態は20WPMくらいです。
最初から、20WPMくらいの速度に慣れるために速い符号に慣れましょう。
さてさて。
・5NN BK、5NN TU式であれば『RIGのメモリーキーヤー』に送信させる
・相手局をあらかじめ把握できたら、メモリーキーヤーに入力しておく
→→→→『JL3YIQ DE JF3TBM』といった具合に・・・。
M1:(相手局) DE JF3TBM
M2:JF3TBM
M3:5NN 5NN BK
M4:73 TU E E
これだけを、あらかじめメモリーキーヤーに入力しておきます。
いちおう、パドルもRIGにつないでおきましょう。
ヨタヨタしながらも、急場しのぎに使えます。
あるいは、ホムセンで安価に買える『ピンポンスイッチ』を1個買ってきて、
こいつを『タテブレ電鍵』にしてしまう方法も、意外と使えます。
1,送信のほとんどは、メモリーキーヤーに入力にしたものを送出
2,受信は、PC任せで始める
あなたがやることは『メモリーキーヤーに入力と、その送出』。
PCの画面を見て、ログに記載し、
交信後、ハムログなどにロギングすればいい。
大事なことは『やったぜ、電信でも交信できたぞ』という成功体験です。
いつまでも『まだ練習中なんです』と、
なかなかオンエアに踏み切れない局も多いです。
しかし『こんなの、趣味じゃないか』と割り切ることです。
楽器を最初から、上手に弾けたり演奏できる人は、いません。
かといって、素振りばかりやっていても、
成功体験は積めません。
音楽、楽器・・・それは『発表会に出る』『ライブにセッションでいいから出る』。
大事なこと、それは『成功体験』を積むことに尽きます。
和文CWにしても『送信原稿』を作っておき、
原稿には『符号』も書いておきます。
その符号を指でなぞりながら、ゆっくり打てばいい。
相手が『パラパラ』と打ってきて、わからなくなっても、
打ち逃げできるだけの最低限の原稿を作っておけば、いちおうは恰好がつく。
1,メモリーキーヤーに入力
2,受信はPC任せ(慣れたら、PCなんか見なくてもだいたいわかるようになる)
3,慣れるまで、打ち逃げ用の原稿を作ってなぞりながら打つ
趣味なのですから、テキトーにやればいいのです。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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