文科省前次官前川喜平氏の講演をめぐり官僚と政治家の古い体質が問われている。
官僚を召使扱いだ。
かつて予算獲得をめぐりxx族が幅をきかせた時代があった。
予め予算を別枠で横において大臣折衝で地元への利益誘導を平然と行っていた。
今も本質的に変わらんだろう。
自民党議員は地元への利益還元によって成り立っている。
それが当然のごとく成されそのために官僚を使う。
或いは政権に阿るために官僚に無理難題を押し付ける。
今回の文科省における教育への介入と言っていい事態はその典型だ。
文科省の会見も実にお粗末だ。
自虐的に三流官僚と言っているようだがさもありなん、だ。
自分たちが講演を知ったかのように答えながら自民党文科部会の幹部の意向があったと事実上認めている。
財務省の決裁文書改ざんに国交省も関与。
厚労省は年金問題で業務遂行能力もない企業に委託。
それが再委託で中国の企業に。
データ入力が必要な500万あまりの9割方を再委託。
エリート中のエリートといわれる財務官僚。
三流という文科省。
厚労省は消えた年金で社会保険庁を看板の書き換えで済ませた。
だから今回のようなことが起きる。
もちろん国民のために働く人が断然多いと思いたい。
しかし、政治家の顔色を窺ったり保身のための人間がトップ或いは重要ポストにいるようでは
いつまでたっても改善はされないだろう。
何と言っても行政のトップがお友達のために行政を歪めているのだから。