共同通電子版が伝えた。
「カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を巡り、政府が中央省庁や立地自治体でIR関連業務に携わる職員を対象に、カジノでのギャンブル行為を禁じる方針を固めたことが19日、分かった。カジノ規制などに関与する公務員と事業者の癒着防止が目的で、27日に国会へ提出予定のIR整備法案で定める。
中央省庁の職員は国内の全カジノで客としての入場を禁止とし、首相や全閣僚も対象とする。自治体職員は地元のカジノにのみ適用。異動で関連業務から離れたケースなど具体的な基準は今後詰める。」
「IR関連業務に携わる職員」をどうやって「識別」するのか。身分証明書の提示を求めるのか?それで「・・・携わる職員」と証明できるのか?
自・公の間で入場料をいくらにするかで協議した。
お互いに根拠があるとも思えない数字を提示して妥協点を探った。
結果、足して二で割るような数字になった。
これほどわかりやすく国民を欺く方法はないだろう。
パチンコを主としてギャンブル依存症が社会問題となっている。
そんな中で「統合型」と偽って本命であるカジノを忍び込ませる姑息なやり方。
よく言われる「木を隠すなら森に隠せ」じゃあるまいし。
当、北海道でも知事が先頭に立って「IR誘致」に狂奔している。
地域の活性化とはいえギャンブルに頼る姿勢。
まさに「ギャンブル依存症」と言って過言ではあるまい。