【 075 】
80ccクラスとか90ccクラス使っていると 欲も出て 果たして 100ccとか 120ccって どんなものだろう?となって 機会あれば いつかは!と 思ってはいた。数年前 師匠から 依頼されたのは ハスクバーナー 3120と言う 正式には119ccクラスのチェンソー 火花ない!となり 預かり修理したが なんせガイドバーが はっきり測ってはいないが 1m30cmくらいはあったと思うそんなチェンソーで テストで はっきり点火コイルがだめとわかり 扱い店などに問い合わせしたが 国内には 無いとの事で 本社から取り寄せになると言われ 2か月くらいかかるが?と言われ なければどうしようもないので お願いする形にしたが それにしても 化け物マシンを見て 一層 私も 手に入れたい! そんな感じになっていった。
ヤフオクにて 完全に分解した075 110ccが出ており 見れば ピストンリングが無い そんな程度であったけど どうにか手に入れ 再生していった。ピストンリングなどは 特別 純正でなくても 径がわかり 厚みなどわかれば 探せば結構あり 075もそのやり方で 手に入れる。プラモデルなら 組み立て図などもあり 見て進めればいいが 取説もなければ パーツリストもない状態で 組み立て やはり スチール041 数台手を掛けた経験があったので 役に立った そんな部分もあった。子供帰った気分で夢中になって 組み立てしていった。
幸い ピストン シリンダーに傷もなく リングはネットで手に入れ 少しずつ組んで やがて完成した時 そのごつさに どこか嬉しさもあり 後は上手く 初爆してくれ!となった。プラグ穴から数滴 2ストオイル垂らし 組み立て時も オイル塗ったけど スムーズさを確認するために垂らし しばしリコイルスターター引く。頃合い見て 今度は キャブから混合送り これもまた 数回引く。プラグの火花はOKであり いよいよプラグを装着となり この時が1番 ワクワク感 ドキドキ感もあり 緊張する。
2度3度 引くことで 手応えみたいなもの感じ やがて入れた分だけの爆発起こる。よっしゃ~と 爺も笑顔になる。ただ この075には デコンプらしくものがなく シリンダー脇にボルトのようなものがあり その意味がよく理解できずにいたが 初爆起きたのだから これはこれで いいのか?と思ったり。ガイドバー ソーチェンは付属になっておらず 再生した050から 取り外し 70cmのバー取り付ける。刃は 0.404 59シリーズになる。
なかなか075もヤフオクで出ておらず これを手に入れる前に 050と言う 90ccクラス 動作未確認の物で それには 70cmバーだったので 本体よりもバーほしさに 手に入れたようなもので 私は 割と 60cmクラスはあるけど いい機会に手にいれることが出来た。本体は 見事!というくらい汚れも酷く 灯油で落としたり 泡状のキャブクリーナー 吹きかけ しばし放置などやって汚れを落とし 案の定 プラグの火花はなかったが 見れば 外付けタイプのイグナイター式であり 手持ちの物で 交換してみたら 火花も出て 更に初爆テストにおいて しっかり爆発もしてくれた。当分 この050で玉切り出来るな!と思っていたところに バラバラ状態の075出て ついつい そっちに気持ちが行ってしまった。
原木あるから 好きなだけ持って行け!と連絡あり 行ったら 径は軽く 50cm超えており 35cc前後のチェンソーでは 話にならず その時に 声かけてくれた人が切り始めしたのが 051で 初めて チェンソーの化け物 そんなのあるのか!と驚き 玉切り時間の短いこと! 借りて私も試したが そのパワーに驚きもしたが 感動もした。その辺あたりから チェンソーに どっぷり浸かる感じになっていった。また同時に 目立ての重要性も知っていくことになっていった。かれこれ 15年はいじっており いつの間にか 修理できるか?という話もあるようになって いろいろなメーカーも手掛けた。まさか 移住し チェンソーにのめり込むとは思ってもいなかったが。
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