オーナー代行の娘がベンチ入りと幻の落合監督 ロッテ恒例お家騒動の全内幕 現場とフロントの2トップ〝粛清〟首脳の逆鱗に触れた球団の私物化 【夕刊フジ】
今季パ・リーグでBクラス5位に沈んだロッテ。井口資仁監督(47)が結果を出せず、河合克美オーナー代行兼球団社長(70)は人数に限りがあるベンチ入りスタッフに自分の娘を押し込むなどしたことから現場とフロントの両トップが〝粛清〟されるかたちとなった。水面下で招聘に動いたレジェンドOB、落合博満氏(68)の監督就任も幻に終わった、恒例のお家騒動の内幕を明かす。 (山戸英州)
1974年を最後に半世紀近くも勝率1位での優勝がないロッテ。その歴史は時の権力者が球団を私物化して試合そっちのけの内紛が起きては、オーナー一族が粛清人事を断行するお家騒動の繰り返しといえる。2018年から続いた河合―井口体制も同じ末路をたどり、「25年に常勝軍団」のビジョンを掲げた元年に瓦解を迎えた。
「河合オーナー代行と井口監督、2人を一気に飛ばしたのは重光(昭夫)オーナーしかできない力技だ。今回は河合さんの球団私物化が首脳の逆鱗に触れたといわれている。井口監督も後ろ盾の河合さんのお願いとはいえ、真剣勝負の場に私情抜きで対応できなかったのは問題だ」。球団OBはそう糾弾し、実は今季の試合中に「河合さんの娘がベンチに入っていた」と明かす。
試合中にベンチ入りできるスタッフの人数は監督・コーチ計9人を始め厳密に定められているが、1人のみの「マネジャー」枠に交流戦頃から「ROMI・K」名義でときおり、登録されていたのが問題の女性。「河合さんが『娘が入りたいと言ってるんだ』と井口監督に頼み込んだ」(球界関係者)。ヨガインストラクターやメンタルトレーナーなどの実績があったというが、仕事が多岐にわたるプロ野球のマネジャーの実務経験もないのに、球団が契約する正規のマネジャーを差し置いて、選手たちの生活が懸かった仕事場に出入りしていたのだ。
当然ながら好奇の視線を浴び、取材の申し込みもあったが球団側は全面NG。球団OBは「河合さんに取り入ろうと、娘にゴマをすりまくる選手もいた」とあきれる。他球団からも物笑いの種となれば、創業一族で絶対権力者の重光オーナーの耳に入るのも時間の問題だ。常勝軍団への4カ年計画の1年目で、河合オーナー代行は「任期満了」の名目で失脚。一蓮托生の井口監督も火の粉は避けられなかった。
就任5年目もV逸が濃厚となった現体制にメスを入れるべく、井口監督のワンマン采配を支えるダイエーや青学大の出身者で固めた〝井口派〟首脳陣の一掃に舵が切られた。まだ契約が残る指揮官には続投の条件として、球団側が選んだコーチ陣で来季は戦うよう要求。「そうなれば井口監督も『やってられない』とサジを投げるのでは…という打算もあった」と球団OBは明かす。
指揮官交代も想定して後任人事の準備も進め、①ほかの仕事の調整があまりなく、今すぐ時間が取れる人②選手か指導者でロッテに在籍経験者―の条件に合う複数の候補に接触した。その1人がロッテ史上最強打者で、選手でも監督でも優勝請負人として名をはせた落合氏。中日を4度目のリーグ優勝に導いた11年を最後に現場を離れているが、古巣ロッテに指揮官で帰還という夢プランが構想されていたのだ。
しかし、条件面で隔たりは大きかった。中日時代も自ら選んだコーチ陣を高額年俸で雇うよう要求したオレ流監督は、球団が望む生え抜き若手OB入閣に難色を示したうえ、希望する年俸額も1ケタの開きがあったという。球界関係者は「とにかく球団側は『駆け引きしている暇はない』という姿勢で、まとまらなかったみたい。お互い、もったいないけどね」と話す。
想定に反し、井口監督は球団主導の組閣を受け入れて続投するかに思われたが、今季最終戦の直前にまさかの辞任申し入れ。昨季限りで1軍投手コーチを退任し、今季は「ピッチングコーディネーター」の肩書で球団に在籍した吉井理人氏(57)を内部昇格させ、来季監督に据える急転人事に至った。兼任する野球日本代表投手コーチとして来春ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加するため、新監督が開幕前の1カ月以上もチームを離れかねない苦肉の策だ。「2025年の常勝軍団」への第一歩、来季49年ぶりVを目指す必勝態勢としては、心許ないと言わざるを得ない。[了]
こういう、どろどろした裏事情とかお家騒動とか、かもめ~ずは多いよね…(;・∀・)
ある意味、球団のカラーとでも言うんですかね(;゚Д゚)
しかし、まぁ…
いつも通りといえば、いつも通りですが…
ぐっだぐだですね( ̄▽ ̄;)
ちなみに、落合キャントクに球団がいったいいくらの年俸を提示したのか。
気になりますね(≧▽≦)
ケタひとつ違うとかww
今季パ・リーグでBクラス5位に沈んだロッテ。井口資仁監督(47)が結果を出せず、河合克美オーナー代行兼球団社長(70)は人数に限りがあるベンチ入りスタッフに自分の娘を押し込むなどしたことから現場とフロントの両トップが〝粛清〟されるかたちとなった。水面下で招聘に動いたレジェンドOB、落合博満氏(68)の監督就任も幻に終わった、恒例のお家騒動の内幕を明かす。 (山戸英州)
1974年を最後に半世紀近くも勝率1位での優勝がないロッテ。その歴史は時の権力者が球団を私物化して試合そっちのけの内紛が起きては、オーナー一族が粛清人事を断行するお家騒動の繰り返しといえる。2018年から続いた河合―井口体制も同じ末路をたどり、「25年に常勝軍団」のビジョンを掲げた元年に瓦解を迎えた。
「河合オーナー代行と井口監督、2人を一気に飛ばしたのは重光(昭夫)オーナーしかできない力技だ。今回は河合さんの球団私物化が首脳の逆鱗に触れたといわれている。井口監督も後ろ盾の河合さんのお願いとはいえ、真剣勝負の場に私情抜きで対応できなかったのは問題だ」。球団OBはそう糾弾し、実は今季の試合中に「河合さんの娘がベンチに入っていた」と明かす。
試合中にベンチ入りできるスタッフの人数は監督・コーチ計9人を始め厳密に定められているが、1人のみの「マネジャー」枠に交流戦頃から「ROMI・K」名義でときおり、登録されていたのが問題の女性。「河合さんが『娘が入りたいと言ってるんだ』と井口監督に頼み込んだ」(球界関係者)。ヨガインストラクターやメンタルトレーナーなどの実績があったというが、仕事が多岐にわたるプロ野球のマネジャーの実務経験もないのに、球団が契約する正規のマネジャーを差し置いて、選手たちの生活が懸かった仕事場に出入りしていたのだ。
当然ながら好奇の視線を浴び、取材の申し込みもあったが球団側は全面NG。球団OBは「河合さんに取り入ろうと、娘にゴマをすりまくる選手もいた」とあきれる。他球団からも物笑いの種となれば、創業一族で絶対権力者の重光オーナーの耳に入るのも時間の問題だ。常勝軍団への4カ年計画の1年目で、河合オーナー代行は「任期満了」の名目で失脚。一蓮托生の井口監督も火の粉は避けられなかった。
就任5年目もV逸が濃厚となった現体制にメスを入れるべく、井口監督のワンマン采配を支えるダイエーや青学大の出身者で固めた〝井口派〟首脳陣の一掃に舵が切られた。まだ契約が残る指揮官には続投の条件として、球団側が選んだコーチ陣で来季は戦うよう要求。「そうなれば井口監督も『やってられない』とサジを投げるのでは…という打算もあった」と球団OBは明かす。
指揮官交代も想定して後任人事の準備も進め、①ほかの仕事の調整があまりなく、今すぐ時間が取れる人②選手か指導者でロッテに在籍経験者―の条件に合う複数の候補に接触した。その1人がロッテ史上最強打者で、選手でも監督でも優勝請負人として名をはせた落合氏。中日を4度目のリーグ優勝に導いた11年を最後に現場を離れているが、古巣ロッテに指揮官で帰還という夢プランが構想されていたのだ。
しかし、条件面で隔たりは大きかった。中日時代も自ら選んだコーチ陣を高額年俸で雇うよう要求したオレ流監督は、球団が望む生え抜き若手OB入閣に難色を示したうえ、希望する年俸額も1ケタの開きがあったという。球界関係者は「とにかく球団側は『駆け引きしている暇はない』という姿勢で、まとまらなかったみたい。お互い、もったいないけどね」と話す。
想定に反し、井口監督は球団主導の組閣を受け入れて続投するかに思われたが、今季最終戦の直前にまさかの辞任申し入れ。昨季限りで1軍投手コーチを退任し、今季は「ピッチングコーディネーター」の肩書で球団に在籍した吉井理人氏(57)を内部昇格させ、来季監督に据える急転人事に至った。兼任する野球日本代表投手コーチとして来春ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加するため、新監督が開幕前の1カ月以上もチームを離れかねない苦肉の策だ。「2025年の常勝軍団」への第一歩、来季49年ぶりVを目指す必勝態勢としては、心許ないと言わざるを得ない。[了]
こういう、どろどろした裏事情とかお家騒動とか、かもめ~ずは多いよね…(;・∀・)
ある意味、球団のカラーとでも言うんですかね(;゚Д゚)
しかし、まぁ…
いつも通りといえば、いつも通りですが…
ぐっだぐだですね( ̄▽ ̄;)
ちなみに、落合キャントクに球団がいったいいくらの年俸を提示したのか。
気になりますね(≧▽≦)
ケタひとつ違うとかww