近所の山土手に野イチゴが自生しています。
道路の法面の石垣一面に繁茂した野イチゴは、ニガイチゴですが、
名前のように「苦」ということはなく、真っ赤に熟れると甘くて美味しい野イチゴです。
木イチゴやクマイチゴ、カジイチゴ、ナワシロイチゴなど、
種類を知れば食べられる野イチゴはたくさんあります。
子供の頃、「ヘビイチゴは蛇が食べるイチゴで、人が食べると毒」と聞きましたが、
そんなことは無くて、ヘビイチゴはエグ味があるので、生食よりも
ジャムに仕立てると美味しい野イチゴです。
ニガイチゴは熟れると１週間ほどで乾いてヘタから落ちてしまいますから、
熟れ時を探らないと御相伴に預かれません。
市内に“コニカミノルタ・サイエンスドーム”という科学館があって、
プラネタリウムが常設されています。
定期的に天体望遠鏡での観察会が催され、天体好きな人が集います。
館内には望遠鏡や映像を駆使した科学品がたくさん展示されています。
プラネタリウムでは天体以外にも宇宙や科学に関連したアニメが上映されます。
先日、「大恐竜時代」という物語を子供と観てきました。
実は同じ映画を２度目の観覧なのです。
子供にせがまれて行きました。
なぜ恐竜なのか分かりませんが、恐竜すきが高じて、
祖父母に幾体もの恐竜を買ってもらって遊んでいます。
「大きくなったらステゴザウルスになる」と言うので笑えます。
余りの暑さに外に出るのも腰が重くなりますが、家に籠ってばかりでは
子供にも可愛そうなので、ちょっと涼みを兼ねて奥多摩の日原鍾乳洞に
出向いてみました。
我が家から６０ｋｍほどの距離ですが、都心に向かうよりも交通量が
少ないところなので、１時間半ほどを予測して山道を進みました。
進むほどに車も少なく、道も細いですが、すれ違いの避難路もあり、
間もなく目的地という所で渋滞。
現地の交通誘導員の方が行き交う車の整理をしていますが、
渋滞に動きが無いので尋ねました。
「駐車場までどれ位の距離ですか？」
「１００ｍ先が駐車場ですよ。でも２５台しか停められないので、
この渋滞は空き待ちです」
車間が５ｍとして１００ｍですから、２０台が駐車場待ち、
しかも２５台しか停めれないとなれば、観光を終えた人が出るまで待っている
必要があるので、駐車できるまで３時間は必要。
考えた末にＵターンして帰ることにしました。
往復３時間のドライブで子供はぐったり。
とんだ鍾乳洞訪問でした。
近隣を流れる北浅川は護岸が整備されていて、護岸河川ですから
原風景とはいえません。
それでも川の流れを自然に保つように工夫したようで、両脇護岸以外は
川自体には余り手を加えていません。
川には中州もあって、多くはススキに覆われています。
鮎も遡上して来ますし、居つきのウグイやハヤはたくさん棲んでいます。
当地の下水処理施設は随分進んでいて、家庭排水は垂れ流されないので、
川面は随分きれいです。
近隣住宅街を２ｋｍも上流に上がれば、住宅は少ないので水質は良く、
ほど近い場所では養魚場やマス釣り場もあります。
春の人参と違って、この時期に播種する人参は、俗にいう“京人参”です。
今年で３回目の栽培になりますが、なかなか栽培が難しい野菜です。
栽培の期間が３カ月以上要しますし、土壌品質や施肥、害虫対策もあって、
今までの出来栄えは不合格続きです。初年度は播種時期が遅くて、
スティック程度までしか育ちませんでした。
２年目は日照と肥料適正に問題があったせいか、
成長が６割程度で止まってしまいました。
「金時人参」という品種ですが、四国辺りが栽培敵地で関東では
寒気が強すぎるようです。
今年は少し早めに播種しました。
元肥や土壌内異物除去もしっかりやったので、巧く育って欲しいです。
