人生エクソダス

なんてことのない日々のこもごもをつらつらと書き連ねたり連ねなかったりする。

鉄拳3から7に至るまでの思い出をつらつらと述べていく 3

2019-10-18 00:37:26 | 格闘ゲーム 鉄拳

鉄拳タッグトーナメント

 鉄拳6を買ったかその前後に2000円くらいで売っていたので購入。交代がぬるっと進行し、出掛かりに攻撃を引っかけられたりして相手浮かせ中とかに変わった方がいい時はあるものの、それも駆け引きの1つでもある。
 KOF11のように1人倒されても残りが出てくるわけではなく、片方がKOされたらそこで勝敗が決まり、こころもちダメージもでかい感じがするので1人で数ラウンド戦うより妙なプレッシャーがある。

 時期的には鉄拳3と4の間なので、吉光のように毎回デザインが違うキャラクターだととてもわかりやすいが、基本的にグラフィックは3のものをアップグレードしたものだ。ただ画質はほぼ4なので、感覚的にはePSXとかでグラボの恩恵を受けてエミュレーターで動かした時のような画質というのが一番近い。なので表情も3のポリゴンの時に比べてはっきり見て取れる。
 キャラクターとしては風間準もいるしアンノウンもいるので表裏タッグみたいにできるかもしれないが、アンノウンは木人(毎試合・毎ラウンドキャラクターデータが変わる)なので全キャラ満遍なく使いこなせなければとてもしんどい。テッカテカのジャックもいるしオーガも居る。
 考えてみれば鉄拳キャラには明らかにゲテモノ枠というか、なんか見た目だけでない胡散臭さのあるキャラがいた気がする。ソウルキャリバーでいう所のヴォルドとか。そういえばヴォルドとギガースって同じ声じゃ?

 思い返してみれば、この頃の鉄拳は無限ステージなのに背景が建物とか、自然物とかそういう楽しみがあったような気がする。というか鉄拳7のステージに無限のもので吹雪とかじゃない普通の自然の光景みたいなものがないのが、なんというか殺風景に感じる。あんなにギミック多いのに。水増しと言われても、10くらいのステージでは飽きる。まあステージ作るのにもどえらい金が掛るらしいので、気楽に作り足すことはできないんだろうけども。


鉄拳7

 当初ザフィーナ、アンナ、レイウーロンなどはリストラだったが、DLCによって復活した。それによって、多分ギガースを出したから代わりにリストラされたであろうマードックも復活した。
 さすがにワンジンレイは年齢的につらたにえんなので引退なんだろうが、クリスティも物語上で必然性がなくなったのかリストラされた。でもエディのストーリーああするくらいならクリスティでも良かったよな。
 5でせっかく復活したブルースアーヴィンも(一八の部下という設定上普通に出てきても良かったはずなのに)リストラされ、ジョシーリゾーという女性キャラになった。
 レイブン♂がレイブンマスター♀となった。それに伴って、お前偽忍者やろと何故か敵対していた吉光との関係はなかった崎になり、レイブンマスターはドラグノフとプチ対立に留まった。
 ドラはアリサ人形で遊ぶネタで引っ張るのを止めたのだ。吉光は海鮮丼になったので、どういうわけかレオとストーリーが組になった。レオも一応親戚がなんかの研究の関係者とかでシリアス路線でしたよね?という感じでコメディ枠に回された。
 いつもコメディのロウとポール時空にスティーブが引き込まれてしまったので、三島家以外割と本筋に絡んでこない。飛鳥とかもリリと遊んでばっかだし。

 平八の妻・一美、祓魔師・クラウディオ、アラブの偉い人?・シャヒーン、露出の多いカタリナ、アイドル・ラッキークロエ、サイボーグ巨人・ギガースが新規参戦。
 といってもギガースはかなりマードックと戦闘スタイルが似ているので言うほど新規感はない。

 一美は当初余り強くないキャラと言われたが、パキスタンのArslan Ash(AshはKOFのアッシュクリムゾンから採ったらしい)が使いEVOを制覇したことから唐突に注目を集めた。他にはUlsan氏とかタケ。氏とか強豪プレーヤーが使うので大会で見る機会は多い。
 クラウディオはmulgold氏のが有名なくらいで、崩しが弱いということから余り利用人口がないらしい。
 シャヒーンはlowhigh氏とか、時の人となった弦氏とか、大会ではかなり見る機会が多い。
 カタリナは押しつけが強いのでおすすめされたりキャラランクの上位に居る割に大会を制覇する場面をあまり見ない。
 ラッキークロエはseason3で謎強化されたらしくキャラランクで下位だった評価が変わるかもしれない。
 ギガースは苦労するらしい。とはいえ用心BΩY氏とか有名プレーヤーが使って制圧する場面も多いので、正直まったく日の目を見ることのないキャラに比べれば勝ち組と言える。

 鉄拳7という正式なナンバリングタイトルにして、三島家ストーリーにがっつり絡むキャラクターとして、まさかの豪鬼が参戦。
 元々エリザというDLCキャラクターがゲージシステムと共に闇払いのような飛び道具キャラとしてほぼ唯一の存在だったが、豪鬼参戦によってがっつり2D格ゲーのシステムを持ったキャラクターが鉄拳に加わることになった。他の3D格ゲーのDOA6もゲージシステムによる切り返し・大技を導入したり、そもそもソウルキャリバーが5の段階で3ゲージ制になったことで、3D格ゲーで純粋に殴り合いのゲームはバーチャファイターくらいになった。
 
豪鬼はかなりテクニカルなキャラで、後に修正されたが気合いタメ後にレイジアーツの瞬獄殺を出すと回避が出来ず絶対当たるとかいう糞仕様があったが、それを踏まえてもゲージを使った技動作のキャンセル、豊富な飛び道具などやりこめば強いのはわかるもののそこまでやりこむプレーヤーは居なかった。
 がフランスのSuper Akouma氏がほぼ10割コンボを大会で決めるなどして優勝をかっさらってから豪鬼は強いと周知されるようになり、さらにパキスタンのAwais Honey氏が百鬼襲やセービングアタックで攻撃をかわしつつ自分の高火力コンボを当てるという立ち回りでEVOを制したことから、豪鬼はやばいという周知に至った。

 後にDLCキャラとしてジュリアちゃんが復帰し、コラボとして餓狼伝説のギースハワードが参戦した。
 ジュリアの運び性能は尋常ではなく中央から壁に高速運送するのはよく見かける光景で、こうき氏が現在メインとして使っており大会でも上位を狙う新世代のエースになりつつある。
 ギースは当て身でレイジアーツも獲るというやばい仕様と思いきや実戦で使うとそこまで能動的に差し込める物ではなく、MAXモード発動で一部の動作キャンセルしてEX必殺技などに繋げて高火力のコンボを狙えるものの、豪鬼のようにいきなりEX必殺技を出せるわけでもなく、KOFのどこキャンとMAXモードは別物なのでそこまで繋いでいけるわけではないので、そこまで圧倒できる能力はない。
 火力も壁の無いステージだと大幅に割を食うのでステージ次第で惨殺される。が相手が焦って特定の技に頼る時こそ当て身の効果は発揮されるので、上段は特に追撃できないが、中段は立ちC→6+A→MAXモード…と繋いで場合によっては壁コンできるし、下段はそもそも45ダメージついているので4割強持って行ける。狙い通りに当て身が出来れば怖いキャラだろう。ペコス氏、チクリン氏という日本勢が使うほか、Arslan Ash氏が決勝までギースを使って他を圧倒していた。

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鉄拳3から7に至るまでの思い出をつらつらと述べていく 2

2019-10-16 01:20:25 | 格闘ゲーム 鉄拳

鉄拳5 DARK RESSURECTION

 金髪ぱっつんのリリとロシア軍人のドラグノフが参戦。リリのスパインシュート(6+BD)を見て、スパイラルアローやんけ!3Dで!と感心し、PS3の購入を決意。T5DRはPS3のDL販売のみだったため、パッケージは無かった。

 鉄拳5のステージをすべてアレンジ版に一新。アーケードモードをクリアする事で、5の頃のステージが復活。なので実質2倍。さらに、なんかすごい風吹いてるステージと、ハートがぽよんぽよんのステージと、兵どもが夢の址ステージと、狼いっぱいいるステージが追加された。キャラクターのキービジュアルもすべて2Pカラー・新ポーズに変更されて、GET READY FOR THE NEXT BATTLEも声が変わった。場合によっては実質新作と言っても良いくらいあちこち変更されている。ディスクの読み込みがないのでロード時間が尋常でなく早く、GET READY FOR THE NEXT BATTLEから1秒くらいで対戦画面に移動する。ほんとに早かった。

 各キャラ1~2個くらい技が増えた。仁八がプレイアブルキャラクターになったのもここから。なので実質3人キャラが増えた。

 リリは1Dの下段回し蹴りがシリーズで一番早い。浮かせ技は割と豊富なものの、素直なジャブが他より遅いので、近距離でスティーブみたいなのに色々自由にやられるとかなりしんどい。ジャンプして相手の頭に乗る8+BDも、後のシリーズと違って追撃がワンツーで、タイミングがすげえシビアなので狙ったコンボにはしづらい。割と生命線になりそうな3+BDも当たればコンボだが相手に見られると無防備な時間が多いので、宙返りモーションとはいえ下段に被せるのも勇気が要る。

 ドラグノフは今はわからないが1+A,C,Aからセパレーター(2+D,A,B)がつながるので、手軽に70くらい持って行けた。ワンツーキックも今のように上段回し蹴りではなく、シュッとした横蹴りだったので、当たってもなんもないが見た目はかっこよかった。勝利ポーズが地味に4種類あり、当時ドラグノフはデビル仁と同じで黒目が銀色だったので、めっちゃ鋭い流し目で見てくるポーズはクールだった。6以降鼻歌歌ったり匍匐前進したり、なんかコミカルな部分が増えたが、当時は氷の男みたいでかっこよかった。

 仁八は後のTTT2にも参戦。別カラーではボスのときのようなトゲのいっぱい生えたバケモンみたいな感じではない、普通のマッチョのじいさんになる。が声がそのままなので化け物感は拭えない。全体的に技ダメージが大きいが、出の遅い技も多くて、冷静に見てれば潰せる技も多い。とはいえ、おもむろに4割持って行く火力はひどい。がジャックと同じくらいの体の大きさのおかげで、逆に相手にガン責めされると厳しい。なおオンライン対戦では仁八は使えない。


鉄拳6(BLOODLINE REBELLION)

 T6からはデビルについてなんか知ってるザフィーナと、三島財閥の攻撃で妹が死んだ復讐の男ミゲルが参戦。T6BRからボブとかいうすごいゴム鞠みたいな昔イケメンと、ラースとかいうまた三島家と、アリサとかいう後に映画に出る首の取れるヒロインが参戦する。郷里大輔さんによる最後の三島平八となった。

 鉄拳5の仁エンディングで三島財閥総帥になり世界中に宣戦布告した仁と、それを叩くG社の一八による世界戦争によって戦火が広がる世界で、三島財閥で特殊部隊の隊長をやってたラースが記憶喪失になり、たまたま居合わせたロボットのアリサと共に世界を旅し、その旅の過程で三島平八と遭遇、ヨーロッパでの私生児だったことが判明し、ラースもまた三島の血を引いていることが判明する。ザフィーナと共に世界災厄の封印された土地に行き、仁と一戦交えつつ封印されていたアザゼルを撃破。しかし普通の攻撃で倒せないので仁が全ての力を使ってアザゼルと相打ちをするという最後を迎える。・・・というストーリーがトレジャー集めモードを各クリアすることで見ることが出来る。 

 鉄拳6からHDに対応、というか一本化したことで、自分が当初プレイしていたブラウン管テレビだと480pで画像解像度が足らず、字がものすごく小さく読みづらい状態となった。見た目のインパクトを加えるためにモーションブラーも搭載されたが、正直相手の技が見えないのでオフにしっぱなしだった。グラフィックは5から全体的に高精細になり、今までよりさらにリアルな感じになったが、ニーナアンナ姉妹の顔のけばさが半端なかったり、ブライアンの声が変わったりした。リリと飛鳥の顔はこの頃に戻してくれ。全体的にマッドな質感になったことでテカリのある服装が全然てからない質感になった。BGMは椎名豪氏の楽曲が結構増え、それまでの楽曲よりなんか壮大な感じのものもあるものの、大体墓場とかなんか薄暗いステージが多いので全体的に暗いイメージがある。

 レイジという、一定以下のライフになったときに赤く光って、攻撃力が1.2倍になる状態が付与されたことで一発逆転要素が出来たため、コンボをわざと切ってレイジの前に落としたりする駆け引きも必要になってきた。バウンドという、浮いた相手に打ち下ろすような攻撃で相手を地面に叩きつけ、ぼよんしている間にコンボをたたき込めるようになったことで、コンボダメージが今までより増え、1コン半分が普通になった。さらに床が割れるギミックもここから追加されたことでさらにダメージが増えた。NANCYとか、アザゼルとか、攻撃にハイパーアーマーがついてるキャラもここから出てきた。といってもボスキャラだけの仕様なので、システムで理不尽をかましてくるという憎しみを募らせる以外なかった。ライフがかなり多いのか防御力設定があるのか、半分も減らないし。

 T5DRからメディアがブルーレイディスクになったことでロード時間がすさまじく増えた。一応ステージなどのデータはHDDに保存できるようになったが、それでも根本的にマッチング画面でのロード時間が長くなった。


鉄拳タッグトーナメント2

 ここから日本語、韓国語以外のキャラの言語が各の母国語になった。つまり散々聞き慣れたmoment to victory,I love it!とかがおフランスになったり、エディとかミゲルがスペイン語になったりした。男キャラの見た目は安定しているものの、飛鳥とリリの鼻柱が次第にだんごっぽくなっていったり、アンナは改造に成功したりした。というかアンナは今まででベストまである。郷里さんが亡くなってしまったことで石塚運昇さんに交代となった平八は、声変わりの理由かのように若返りの薬でヤング平八となったということでフォローされた。

 タッグなので2VS2となり、どちらかがKOされると負けとなるため交代して生きながらえないとあっというまにゲームが終わる。逆に1人で出ることでライフ1.2倍とかレイジ状態の恩恵を受けられるが2人に勝てるわけがないだろという感じで不利を背負うことに変わりはない。キャラクターの組み合わせ次第で、勝利ポーズが特殊な物になる。一番何もないのは男性・女性(ラース・アリサ以外)、男性2人とか女性2人とかだとなんとなく違いが出る。まあデビル仁はまだしもエンシェントオーガとかも今作で復活してるので、見た目の特殊なキャラでタッグを組ませる楽しさもあるのかもしれない。コンボ中に交代するシステムとバウンドによって瞬間火力がだいぶ増えた。

 モーションフローの有無は相変わらず。ただPS3とPS4とで画質が違うのか、自分のPS3版では全体的にもやっとした感じの画面になった。録画したDVDをパソコンで見たら変にちらつく感じの。

 平野美晴 復活ッッ のほかにボブの痩せてた頃のスリムボブが追加された。元のキャラに比べると攻撃後にキャンセルできない動作があって隙が大きかったりする(チョイボンゲの鳳凰脚みたいなもの)。死んだはずのミシェールが謎の覆面レスラーになってアーマーキングとタッグを組んだり、木人がリストラされた代わりに闇堕ち風間準のアンノウンが追加されたりした。

 改めて確認すると謎の覆面レスラー・ジェイシーはジュリアで、ミシェール=チャンが偶々正体を暴くような話だったようで、死んだのはミシェールの父親、ジュリアのじいさんだったようだ。年寄りの思い出話の記憶力なんてこんなものである。

 

7までいかねえ…

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鉄拳3から7に至るまでの思い出をつらつらと述べていく 1

2019-10-15 04:43:18 | 格闘ゲーム 鉄拳

鉄拳3

 生まれて初めて買った3D格闘ゲーム。2DはZERO2だがお手軽コマンドで真空波動拳を出していたのでコマンド入力などできるはずもなく、実際1からコマンドを覚えたのはKOF97から。

 鉄拳3はキャラ選択画面外のキャラがかなり多く、総勢はキャラ選択の倍ぐらいいたと思う。ゲストキャラにいたGON(そういうマンガのキャラクターが居たと言うことを知ったのは結構経ってから)とか、火を噴く真オーガとか格闘ゲームとは…というガワの連中も結構居た。三島一八が居ない代わりに風間仁が、ミシェールがいない代わりにジュリアが出た。ジュリアのまぶしい白パン…それを差し引いても数少ない普通の女性キャラクターだったと思う。いや本当に普通なのはリンシャオユウなんだろうが、彼女のEDムービーはことごとくファンシーで、こんなんでいいんすかと思うこともあるかもしれない。と言っても3のエンディングのアニメ(3Dじゃなくて普通のアニメなんすよ)は殺伐とした鉄拳世界に於いて清涼剤になることだろう。平八がシャオユウランドの代わりに平八ランドをつくる程度だもん。後のラスボスムーブと比べれば全然かわいい。ニーナ・アンナ姉妹も出ていたがアンナは勝ちポーズ以外はニーナのコンパチだったので、差異化を待つには鉄拳5まで待たないといけない。

 真オーガがやっぱりやばかったとわかったのはゲーセンミカドの鉄拳3大会を見てから。

 フォレストロウはこれっきりになった。


鉄拳4

 新機軸も多かったが非難も多かった。空手スタイルに変わった仁の羅刹門・改(46+C,A,3+Cタメ)のえげつなさは風評の通りだが、そもそも高低差のあるフィールドのおかげで浮かせコンボが入ったり入らなかったりするのがいかんかったのかもしれない。見た目的には川のあるジャングルとかビルの屋上とか、DOA6みたいな感じのステージも見た目に新しく、何よりポリゴンが3よりとてもリアルになった。そしてSEも3とちょっと変わった。ラウンドコールがなんかじゅわっとした感じになった他、フォントもシャレ乙な感じになった。見た目はかなり変わったと思う。

 キャラクターで言えば仁が空手スタイルになった代わりに一八が復帰したり、ジュリアがなんかすごく成長しちゃったり、リンシャオユウの別カラーで友達の平野美晴が出たりした。ニーナはなんかピンクのライダースーツとか忍ぶ気がさらさらないコスチュームだったり、ポールは道場を潰してしまったのでトサカがしおれてロン毛になった。フォレストロウが交通事故を起こしたせいで親父のマーシャルロウが復帰することになった。吉光は声が変わって、3の「シーーーキソクゼクゥーーーー」が「色即是空、さらば」になったので宇宙忍者感が薄れた(吉光の職業って宇宙忍者なんすよ)。新キャラのマードックはハゲかロン毛の2択。割と正統派なのはボクサーのスティーブフォックス。ニーナとの関わりがあるらしいが…というのは後のシリーズで順次説明されていく。

 私は美晴がめっちゃかわいいなんこれと思って、それまで大して使えもしなかったのにやたら使いまくってはボスのふんどしの平八にぼこられて生まれ変わって出直してこいと畜生畜生ふんどしじじいめと思いながら使っていた。仁の右回し突きをジャスト入力するとすげえ飛ぶのでそれもまた楽しかった。考えてみれば、ボスが普通の人間型だった最後の鉄拳だったような気がする。TTT2は、あれもまあ…

 ブライアンの勝ちポーズでぼこぼこにマウントとった挙げ句ダァーーーイ!!と叫ぶのがすごい楽しかった。が5で無言になった。

 


鉄拳5

 平八三島イズデッドのレイブンが吉光の忍者ライバルとして参戦。どう見てもウェズリースナイブスです本当にありがとうございました。さらに風間準の親戚の風間飛鳥、その飛鳥の父が経営する道場破りのフェンウェイが参戦。当時ゲーセンで飛鳥の禊ぎ祓い(6+AC)を見て、なんだこのカッコイイ技はと思い購入を決意。

 マードックの声が変わった。そしてスキンヘッドがデフォルトになったので、髪の毛を買わないとロン毛にならなくなった。4で居なかったアンナがホルターネックになって復活した。それに伴って技が結構変わってコンパチではなくなった。ロウは示談金を払うための中華料理店の経営が怪しくなったので賞金目当てに参戦。厳竜復活。4でヴァイオレットとか偽名使ってたリーチャオランが復活、声も置鮎龍太郎になる。ホァイヤ! デビル仁もここから。一八がデビル化しないので、最初からデビルの仁として出場。デビル仁の顔が一番好きだったのは5。6以降は目が変わった。

 三島道場で仁にぼこられた後の平八が一八となんやかんやしてると量産型ジャックに襲われ、一八はデビル化して飛んで逃げたものの、ジャックの自爆によって平八は死亡。と思いきや爆風でめっちゃ飛ばされてたけど生きてたことが判明。このへんはアーケードモードを途中まで進めると中ボスとして三島平八が出てきた時にムービーで解説されるので、その荒唐無稽さは必見。平八を倒すと平八がキャラクターセレクトでアンロックされる。ラスボスは平八の父・三島仁八(CV大塚周夫)。すげえマッチョなターンAガンダム(スペースゴジラ)みたいな見た目。他に説明のしようがない。腹にでかい口がついてるし、そこからガード不能の火球を飛ばす。連打するとキックくらいの間合いで連射して最後に火球を飛ばす技に変わる。真オーガも使えたように仁八もプレイアブルキャラクターだが、CPUすごいねという大振りでなかなか勝てない。(武力ONEのズィルバーみたいな感じ)

 ストーリー的には風間仁闇堕ちがメイン。シャオユウのEDは今回アニメで、ボスコノビッチ博士にタイムマシンをつくってもらったが、結局タイムマシンで平八を轢いて反動で一八を火山火口に落とすという歴史準拠にしかならなかったという色々アレな感じ。飛鳥はストーリーに絡むかと思いきやパイタッチで終わる。ブライアンVS吉光、マードックVSスティーブみたいなキャラクターごとの対立関係みたいなのも色々出てくる。ゲームOPムービーでアンナはニーナにロケラン飛ばすしね。

 BGMにかなり注力してる感じがある。それまでの楽曲も印象に残るものだったが、5の古城と芒野原とMoonlit Wildernessの印象に比べればまあ、という。それでもいざゲームBGMとして思い起こした時北極のやつとか、竜の巣とか、寺とか、教会は単体楽曲としても優秀な気がする。DRで各ステージのアレンジ版になりBGMも一新されたが、アレンジ版は結構変なのが多かった(極楽とか)ように思ったので、やっぱり5のBGMは格別なのかもしれない。教会のAntaresはソウルキャリバー5にもコンバートされたし。

 マードックをアーケード途中までやるとアンナとイベント対戦して、勝ったら文字通りお持ち帰りしてたけどその後どうなったんだろう。

 

 

すごい長くなったので分割します。

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鉄拳7のギース

2019-10-12 01:27:20 | 格闘ゲーム 鉄拳

 

 鉄拳7には餓狼伝説からギース・ハワードが参戦している。

 KOF14がなんだかんだ3年前のゲームなのに、実際それ以上にシェーディングの関係でポリゴン感ががっつり出ているので、鉄拳のギースとKOFのギースを並べると如何にSNKが3Dの開発に水をあけられているかがわかる。実際は男性キャラクターの肩のもっこり具合を抜きにすれば、ポリゴンの陰影とか光の処理をもうちょっと頑張ればモデル自体はそこまでひどくないことがわかるが、まあKOFはKOFの遊び方があって、それはそれとして人気があるので良い。

 で、ギース・ハワードについて。

 KOF14にもギースはいるが、烈風拳(236+AorC)・疾風拳(空214+AorC)・不動拳(214+AorC)・当て身投げ ときてレイジングストーム(2141236+AC)となり、邪影拳とデッドリーレイブがない(雷轟烈風拳と鬼煩悶は触れません)。邪影拳がないのはコマンドがそのままだと下段当て身投げと被る(41236+A)ためだ。かつて共存していたKOF2002UMでは、当て身投げが63214+B(上)/D(中)/A(下)で邪影拳が41236+BorDなので半回転入力が逆だったので共存できた。しかし鉄拳では当て身投げと邪影拳の半回転が同じ63214なので、上段はAB・中段はCD、下段はBCorADという入力になっているので下段当て身がボタン入力の割を喰らってしまっている。

 そして鉄拳は本来ゲージ技なんてものはなかったのでゲージを使ってコンボをつなぐのがアンフェアに思われたらしく、season3のアップデートでゲージのたまり具合が半分になった。さらに始動や牽制に使えそうな技の出掛かりと硬直が長くなったので重りをつけたように鈍くなった。かわりにスクリュー誘発の飛翔日輪斬が増えた他、デッドリーレイブの固定ダメージも10増えた。つまりワンチャン勢に変貌したわけだが、当て身投げの出しにくさとかSNKと微妙に違うデッドリーレイブの入力(SNK→632146+BCD,A,A,B,B,C,C,D,D,214AC/鉄拳→632146+BD,A,C,D,A,D,A,B,C,AC)とか、バッタができないとか細かくいらいらする場面もある。

 長々言ったが、つまりギースを使うと言うことは880円出して苦行する行為に等しい。まして鉄拳ユーザには豪鬼とギースは嫌われているので、無難に戦いたいなら他のキャラを使えと言いたい。ボタンだけで技が出ることの幸せがよく分かるはずだ。

 


  そもそも半回転+Bでの弱邪影とか強日輪斬とか、技入力が早めじゃないといけないので普通に死体蹴りみたいになってしまうのも、死体蹴り撲滅委員会の私としては非常に心苦しく見目悪く感じる。と言っても、KO後にリプレイになって動けなくなった鉄拳タッグトーナメント2はユーザーに評判が悪かったらしいので、鉄拳プレーヤーの底意地の悪さが垣間見える。普通審判が止めた後動いたらペナルティかかるのはどのスポーツでも共通の筈なのだが、鉄拳はその辺上等らしい。鉄拳3の頃から遊んでいる身としては、友達と隣同士で対戦している時にちょっかいかけるのはアリだと思うが、ネット対戦のように顔の見えない相手に盤外戦術か煽りのごとくそれをやられると腹が立つことがはっきりわかったので、ゲームセンターで出くわしたなら灰皿案件だったことだろうと思う。


  ギースはseason3でワンチャン勢になってしまったので近距離のジャブが早いキャラとか消えて亡くなればいいと思うくらい厳しくなってしまったが、今までのスクリュー誘発が4B,Dとか3Cだったのでそれに比べればわかりやすく日輪斬でスクリュー誘発できるのは楽でいい。壁に当てればA,A,2D,6A,烈風拳がチクリン氏とかペコス氏のギースの対戦動画を見ていれば頻繁に目にかかる。まあ実際やるとなると安定しないのでC,6A,邪影拳とかで無難に決めた方がよかったりするのだが。

  

 チクリン氏はもうギースを触ることはないのだろうか。

 といってもギースの前は普通に仁使いとしてかなりの強さだったし、ギースで上手くいかない時に仁で形勢逆転したりした大会も結構あったので、元の鞘に戻ったと言えばそれまでなんだろうけども。

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