繕い屋 月のチーズとお菓子の家 矢崎在美 著 講談社タイガ
物語の主人公は
人の夢を行き交い「心の傷」を
美味しい食事にかえて癒してくれる不思議な料理人・平峰花。
4つのストーリーで構成されています。
それぞれが、抱えている悩みや心の傷が
「悪夢」となってつきまとい日々苦しみ続ける。
そんな悪夢をご馳走にかえて、食べさせてくれるのですが
本人が食べなければ、解決しないというもの。
悪夢を食べて消化させることで救われる、という
ちょっと怖いイメージですが、心あたたまる作品です。
私も子供のころ、何年もの間、毎晩のように
怖い夢を見続けていました。大人になるにつれ間隔は遠のき
今では全く見なるなりましたが、どんな意味があったのでしょうか・・・
それにしても、矢崎さんの作品に出てくるお料理の表現が
ほんっとに美味しそうなんですよ~
ぶたぶたシリーズでも、登場するお料理の実に美味しそうなこと♡
「繕い屋」こちらも、お勧めの小説です。
表紙のイラストにある「ねこ」も登場しますよ~
優しい音色のガムランボールを付けたネコも魅力的です♡
見惚れてしまいました。
悪夢を料理にして本人が食べて解決
凄いですね、本当にそんなことが出来たら
私もストレス貯めないのにと、、
ここ最近スランプ気味で、
なんか、読んでみたくなりました。
たしかに、自分の苦しみが、とっても美味しい料理として食べられて、完食することによって、問題が解決するなんて、羨ましいような気がします。
機会があったら、ぜひ、読んでみてね~♪