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ブログです。

「マルドゥック・スクランブル」

2006年06月06日 | 

マルドゥック・スクランブル
冲方 丁(うぶかた とう)著
3部作で Ⅰ.圧縮 Ⅱ.燃焼 Ⅲ.排気 となります。
こちらは、第24回日本SF大賞受賞のフィクションです。

舞台は、科学技術が発達したがゆえに、堕落してしまった
人間世界を描いています。
この物語に登場するキャラクターがまた個性的なのです。
爆発する車に置き去りされ、全身に重度のやけどを負いながらも
最先端の科学技術と人工皮膚で復活した少女「バロット」
ネズミでありながら、万能兵器の「ウフコック」
共に不正を暴くために戦うことになるのですが・・・

すごく、面白いです!!
もう、どんどん先を読みたくなってしまう作品でした。
最初は、「圧縮」を1冊だけ買って読んだのですが
あまりの面白さに、即!後の2冊も注文したくらいです(^_^)v

ネズミが銃に変身したり、バロットのスーツに変身したり、と
もう奇想天外!ハラハラドキドキものでした。
しかも、ちょっとキザなネズミだったりするし~(*^_^*)
ネズミといえども、もちろん、人間との会話もできますよ。
といっても
頭の中に意思が伝わってくると、いった感じですが。

SFものは、好きで色々読みましたが
私のお気に入りの「サイボーグ・ブルース」平井和正著
の次に好きになりましたね~(^_-)-☆
「サイボーグ・ブルース」については
そのうち、紹介いたします。



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