じざいや的日常~きものがたり~着物が織りなす素敵な物語  

元町の着物屋・じざいやの紹介と着物で過ごす日々のこと。
犬猫や食べもののことなぞも織り交ぜて。

薄物・単衣を仕舞うとき。

2010-10-03 18:45:58 | 着物のお手入れ

今朝は涼しくて

店に来る途中に 若い子たちがみんな ファーの付いたブーツを履いているを見て

あぁ もうファッションは冬に向かってるんだなぁ・・・と思いまして

つい 塩沢の胴抜きに手を伸ばしてしまいました。

予想最高気温も22度だったし。

ところが~~~・・・ 暑いじゃん!! 気温24度ですって。

まだまだ単衣は手放せませんねぇ。

まだまだ単衣にお世話になるにしても

薄物はさすがにさようならですね。

単衣も白っぽいものなどは そろそろさようら。
 
沢山着て 汗をかいたり 汚れが目立つものは 洗いに出しますが

1,2回しか着てなくて 目立った汚れの無いものは

自分でお手入れしてしまいましょう。

仕舞う前には チェックポイントがあります。

まず 衿、脇、背中のお太鼓で隠れる部分、

目を近づけて じっくり眺めて下さい。

シミになっていませんか?

裾は泥はねなどで汚れが付いていませんか?

大丈夫だったら  お天気の良い、乾燥した日にもう一度風を通して

あれば その着物の残布か 別珍の小布で

全体を軽くぬぐってやると 表面の軽い汚れが落ちます。 

畳んで 風呂敷などに包んで箪笥へ。

以前も メルマガに書きましたが

たとう紙は 湿気を呼ぶ元になりますので
 (除湿たとう紙、なるものも売っているようですし
  1,2年で交換するのでしたら たとう紙を使っても良いでしょう)

出来るだけ 風呂敷などに包んで箪笥へ。

私は 着物の種類別に2,3枚を 一度に風呂敷に包んでしまいます。

来年 頑張ってもう3,4回着たら 

専門店で洗いの相談をいたしましょう。

丸洗い、部分洗い、シミ抜き、洗い張り・・・

状態に応じた洗い方を教えてくれると思います。

じざいやにも 気軽にご相談ください。

 ピンクの細い縞と無地の片身変りの結城縮みに
                 絞りのうさぎさん3匹相談中の帯。
                 なんだか かぶらみたいな後姿が可愛い^^


うさぎ繋がりで。
旦那が京都の出張で買ってきたうさぎの香袋。
じざいやは いつも松栄堂の 堀川、という白檀系のお香をたいています。


思わず着てしまった 塩沢の胴抜き。
分かりづらいですが 
いろんな幾何学模様の絣になってます。
これも地味な一枚。
帯は渡文のコプト柄八寸。

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