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タイム

2006-06-02 07:22:12 | Weblog
 
タイム
 俳画 今日の花「タイム」。花言葉「勇気
 題字 「勇」  人よく人たるは 腹に詩書あるに寄る。韓愈
 

 シソ科。
 常緑低木。

原産地は、南ヨーロッパや小アジアなど地中海沿岸とされます。

日本への渡来は、明治時代です。

・・・といっても・・・
当時の日本人には、なじみにくい香りだったでしょうね。

「どのように使うのか?」と、
結構お悩みになったのではないのかしら。


高さは、10~50センチほど。

100種をこえる種類があるとされ、高さも種類に
よってさまざまです。


花期は、5~7月にかけて。
一輪は、直径数ミリ程度の小さなものです。

花色は白、ピンク、淡い紫など。


香りが、肉や魚介の臭みを消すのに適しているうえに、
強い消臭・殺菌作用をもつので、
生鮮食品にとっては「ベストパートナー」って感じでしょうか。

もちろん、人間にとっても同じことでありまして・・・、
「ミイラ」の防腐に使われた、ということでございます。

良い香りにもなって、
ツタンカーメン王はじめ、ミイラにされた方は果報者!?

「現在も、生物標本の保存・防腐に一役かっています。

そのほか、呼吸器の炎症を鎮めたり、
筋肉痛をやわらげたり、
はては髪の毛の育成にもいいなど、薬効は多岐に
わたるようですね。



さて「花言葉そのものスバリ」とは・・・、


何のことはない、名前、です。

タイムという名前は、
ギリシャ語の「勇気」をあらわす言葉からきているとされ、

人間の能力を向上させる効果がある植物と考えられていました。

ギリシャでは、かな~り、セレブな植物だったようですな。


タイムの香りを嗅いだり、ハーブティーを飲んだりすることで、
リラックスしつつも気分が高揚し、

物事に真正面から取り組める、真の「勇気」を得られそうですね。
 「文章協力:中村クーミン
 メールマガジン『今日はこの花っ!花ことば366日の世界』
 http://www.mag2.com/m/0000170500.html」

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