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美女撫子

2006-06-11 07:42:28 | Weblog
  俳画 今日の花「ヒゲナデシコ」。花言葉「伊達男」
 題字 「子ガラスの 餌ふふむ 声や 梅雨曇

 ナデシコ科。耐寒性1~2年草。

ヨーロッパ東南部が原産地。
日本には、明治の中頃に渡来したとされます。


草丈は、40~80センチくらい。
20センチ前後の「矮小種(小型)」もあります。

花期は、5~6月にかけて。

直径1,5センチくらいの花を
数輪ずつ固めて咲かせる姿は、簪(かんざし)のようにも見えますね。

「ヒゲ」に見えるのは、
総苞」という、葉が変化した器官。


花色は、赤、白、ピンク、紫など。
覆輪(わっか状の模様)の入ったものや、複色もあって、
バリエーション豊かです。


日本産のナデシコに比べて、
色合いは鮮やか、
茎もしっかり、がっしりしています。

自分をはっきりとアピールする、「現代女性」っぽい印象、かな?

丈夫な性質で、花壇はもちろん、
鉢物も多く出回っています。


この花の英名は「Sweet William」というもの。
「スイート・ウィリアム(甘いウィリアム?)」です。

クーミンは「ウィリアム」から、男性の名前を連想したのですが、
(英国の王子のお名前。ヒゲもあることですし^^;)

「甘いマスクのイケメンウィリアム」なんてね。


果たして真相は?
引き続きの研究課題といたします。



あと一週間で「父の日」ですが、
「ダンディな伊達男」になって欲しいという願いと感謝を込めて、

お父様にこの花を贈ってみては、いかかでしょう?

  「文章協力:中村クーミン
 メールマガジン『今日はこの花っ!花ことば366日の世界』
 http://www.mag2.com/m/0000170500.html
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