時計草 |
俳画 今日の花「トケイソウ」。花言葉「信心」
題字 「一刻値千金」
題字 「一刻値千金」
トケイソウ科。常緑つる性低木。
原産地は、ペルーやブラジルなど中南米です。
日本への渡来は意外と古く、
「秀吉時代」とも、享保5(1720)年ごろとも言われています。
1800年代には、植物画集に多数登場しており、
観察欲をそそられるインパクトの強さだったことがうかがえます。
つるの長さは、6メートル前後。
花期は、5~9月にかけて。
直径10センチくらいの花は、
まさに「時計の文字盤」です。
花色は、赤、紫、白など。
園芸種も含めると、数百にものぼる種類があり、
本物の時計なみにバラエティ豊か。
しかも狂うことはありません(当たり前じゃ^^;)。
英名は「パッション・フラワー」
「情熱」ではなくて、「受難」の方です。
南アメリカを訪問したヨーロッパの宣教師が、
この花を初めて見たとき受けた印象が、
「キリストがはりつけられた十字架」であり、
「イバラの冠」だったのですね。
雄しべ・雌しべ・萼や花びらや、つるまでを、
それぞれ「十字架」やら「釘」やら「ムチ」やら、
はたまた「10人の使徒」やら(=5枚の花びら+5枚の萼)、
キリスト受難に関する各種アイテムに見立てた、
とんでもなく宗教的な意味合いを託された花、であります。
宣教師たちが目にしたのは16世紀ごろなので、
中世の宗教画などには登場しませんが、
「この花が咲いている地の住民は、
キリスト教への改宗を待ち望んでいるのだっ!」と信じ、
宣教活動に励んだといわれています。
(有難迷○?・・・いえいえそんな)
人間の思惑はさておき、
エキセントリックな形状の花は、
昆虫を誘うために発達したと考えられています。
「南国のフルーツ」として
少しずつポピュラーになりつつある「パッションフルーツ」は、
「果物トケイソウ」の実です。
クーミンは小笠原・父島で食べました。
甘酸っぱくて、とっても美味しい!
「受難」どころか、健康効果ばっちりの果物です。
そこそこ高価ですが、お取り寄せチャンネルも
増えているようですので、
話の種に、召し上がってみては?
残念ながら黒星スタートのジーコJapanですが^^;
「次は勝ってくれる」という「信心」をもって、
奮起に期待しましょう!
(・・・て、ちょっと強引なシメ?)
「文章協力:中村クーミン メールマガジン
話の種に、召し上がってみては?
残念ながら黒星スタートのジーコJapanですが^^;
「次は勝ってくれる」という「信心」をもって、
奮起に期待しましょう!
(・・・て、ちょっと強引なシメ?)
「文章協力:中村クーミン メールマガジン
『今日はこの花っ!花ことば366日の世界』
http://www.mag2.com/m/0000170500.html」
http://www.mag2.com/m/0000170500.html」